31話 GW【前半】③
小説のキーワードで何かつけた方がいいのとかありますかねぇ……。
とりあえず無難?そうなのはつけていますが、それ以外がまるで思いつかない。誰か教えて……(・ω・`)
まぁ、物語とは関係ないですね。
それでは、続きをどうぞ
【追記】指摘のあったところを修正しました。
「うわぁ……」
優花ちゃんの家にたどり着いた僕は思わずそんな声を上げてしまったんだよね。
「やっぱり、この家を見たらそんな声が出ちゃうわよねぇ」
そんな僕の声に真琴もうんうんと頷いていたんだけど、優花ちゃんは
「普通の家だと思うんですが……」
驚かれるのが納得いかないみたいで、抗議の声が聞こえたんだ。でも、
「いやいやいや、これが普通だったら他の家とか家じゃなくなるから」
5階建てで、しかも想像していた以上に大きい庭があったら誰でもそんな反応しちゃうと思うんだけどなぁ。
「そ、そんなことよりもほらっ、早く入りましょう」
この家が如何に普通じゃないかをもっと言おうと思ったんだけど、優花ちゃんに話を打ち切られてしまったんだよね。実は普通じゃないって薄々思ってるんじゃないかなぁ。まぁ、もちろん確証はないけどね……。
それよりも優花ちゃんの部屋ってどんな感じなのかな?やっぱり趣味全開って感じなのかな?それともやっぱり女の子の部屋なのかな?って、女の子の部屋に入るんだよね……。僕はそんな感じに期待と不安を内に秘めながら優花ちゃんに背中を押される形で優花ちゃんの家に入っていったのであった。
…………
……
「いらっしゃ~い。真琴ちゃんに……、あなたが京ちゃんね。何もないところだけどゆっくりしていってね~」
玄関の扉をくぐると優花ちゃんによく似た人が出迎えてくれたんだけど
「お邪魔します。えっと……、優花ちゃんのお姉さん……ですか?」
すごく若く見えたから、そう尋ねると
「あらあら?こんなおばさんにお姉さんって言ってもらえると嬉しいわ」
うふふと頬に手を当てながら笑ったんだよね。えっ!?って思って優花ちゃんの方を見ると、優花ちゃんは呆れた顔をして
「えぇ、残念ながら、この人が私の母です。いつもこうやって若作りして初めてきた人を驚かせているんですよ」
って説明してくれた。でも、実際すごく若く見えるもんね。改めて優花ちゃんのお母さんの方を見ると、急にキメ顔をし始めてこう言ってきたんだよね。
「いつから姉だと勘違いしていた」
あっ、間違いなく優花ちゃんのお母さんだ。まぁ、顔がすごく似てたから疑ってたわけじゃないけど、それ以外も色々な意味でソックリな気がしてきたよ……。それと今のはやっぱりあのセリフで返した方がよかったのかな?いや、要らないかな?う~ん……
「あれ?もう今の話し方は止めたんですか?」
「そうじゃないわよ~?さすがに今のセリフはゆっくり言ったらおかしいでしょ~?」
結局どんな反応を返したらいいかわからずに戸惑っていたら、優花ちゃんがそう言って、優花ちゃんのお母さんがまたうふふと笑いながらそう返していたんだよね。
「え?優花ちゃん『今の』ってどういうこと?」
「あぁ、それはですね……」
優花ちゃんの『今の』という言葉が気になって聞いてみたら教えてくれたんだけど、優花ちゃんのお母さんは1ヶ月周期で色んな性格になりきっているらしいんだよね。今はおっとり系になろうとしているらしく、その前の月はなんとツンデレだったらしいんだ。優花ちゃん曰く、すごく面倒くさかったらしいんだけど、見てみたかったような、今の姿を見た後ではあんまり見たくないような……。
っと、やっぱり気になるけど、それよりも
「えっと、改めて今日はお世話になります。それと、つまらないものですが……」
そう言って僕は昨日お母さんが買ってきたものを優花ちゃんのお母さんに手渡した。中身については聞いても教えてくれなかったから僕もわかんないんだけど、まぁお母さんが選んだんだし、大丈夫でしょ。
「あらあら、わざわざありがとうね~。でも、今度からは手ぶらで来てちょうだいね~。その方がおばさんも気楽でいいしね~」
「それじゃあごゆっくり~」って言って、優花ちゃんのお母さんは階段を登っていったんだ。すごいマイペースな人だったなぁ。それにしても……
「真琴がここまでずっと黙っているって珍しいよね?今日は体調悪かったの?」
ここまで来るまでは元気だったのに、優花ちゃんのお母さんが登場した辺りから急に静かになったんだよね。
「いや、そんなことはないんだけど……」
今もこんな感じで言いよどんじゃってるし……。どうしたんだろ?って思っていると
「真琴は私の母が苦手なんですよ」
優花ちゃんが教えてくれたんだ。だけど、えっ!?
「真琴って苦手な人とかいたんだ……」
てっきり全員がカモだとか思っているもんだと……。そう思っていたのもあって、思わず口にそう出ちゃうと
「あたしは完璧超人か何かかっ!?苦手な人くらいいるわっ!!」
きっちり突っ込まれちゃったんだよね。でも、やっぱり今までのことから、ここまでハッキリと苦手って言える相手がいるってことにビックリしちゃうよね。僕がそう思っているのがわかったのかどうかはわからないけど
「以前に真琴が家に来たときにですね。私の母を弄ったことがあったのですが、見ての通り完全マイペースな人間ですので、真琴が返り討ちにあってしまったんですよ。そのときのことが余程ショックだったのか、それ以降母に対して苦手意識を持ってしまったみたで……」
「へぇ~、そんなことがあったんだ。そのときの話を詳しく聞きた「教えると思っているのかしら?」……イエ、ナンデモナイデス」
ちょっと詳しく聞いて、真琴の反論ネタにって思ったんだけど、表情は笑っている真琴に止められてしまったんだよね。まさか表情だけ笑ってて、眼が笑ってないのがこんなに怖かったとは……。健吾とかお母さんがイタズラを止めてくれるからって理由だけで使ってたけど、今度からは少し自重しようかな、うん。
「ま、まぁ、そろそろ移動しようよ?優花ちゃんのお部屋がどんな感じなのか気になるしね」
「…………そうね、ここで言い争っていても不毛だものね。それじゃあ行きましょうか」
「……ここは私の家なのですが……。まぁいいでしょう。それでは向かいましょうか」
そう言って、優花ちゃんの後に着いていったんだけど、何と家の中にエレベーターがあったんだ。自家用エレベーターってかなりすごいよね!?前に聞いたことがあるんだけど、エレベーターってメンテナンスとか色々しないといけないことがあって、年間費用が結構かかるらしいんだ。それなのに自家用のエレベーターがあるってことはやっぱり、優花ちゃんの家ってかなりお金持ちみたいだね。まぁ、5階建てで大きい庭がある時点でお察しだったけど……。
それで、少しの間エレベーターの中に入っていると3階でエレベーターが止まったんだ。
それで、ちょとだけ歩くと目的の部屋に辿りついたみたいで、優花ちゃんがドアを開けてくれたんだ。
どんな部屋なのかという期待半分、女の子の部屋に入るという不安半分の気持ちのまま、思い切って中を覗くとそこには
机と椅子だけがあるだけが部屋の中にあったんだよね
「ふぇっ?」
予想外すぎる光景に思わずそんな声をあげながら優花ちゃんの方に振り向くと
「いつから私の部屋に行くと「それはもういいから!!」……残念です」
今度は優花ちゃんがあのセリフを言おうとしていたから止めたんだけど、そしたら少し残念そうにってよりも残念って口で言ってから
「まぁ、冗談はさておき。私は一度も私の部屋に向かうとは言っていませんよ?」
そう言ってきたんだよね。少し記憶を遡ってみたら確かに優花ちゃんは向かうとしか言ってなかったんだけど……。
でも、それでもこの机と椅子くらいしか無い部屋に来た意味がわからないんだよね……。
ほんとなんで?
今回はいつもより見直しが雑なところがありますので、何か誤字脱字報告・意見等々ありましたら、コメント欄に残していっていただけたなら幸いです。




