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カンヅメならぬハコヅメ

 

 ミカン箱で原稿に向かう。

 マンガ家ではない。

 過去の文豪の様にカンヅメにされているのだ。

 長年来の相棒である万年筆はデビュー時に妻から贈られたもの。

 最近はPCで書く事が多いがやはり手書きはイイ。

 カレーを掻き込み、サラサラ流れるせせらぎを合いの手に、此処から出たいとただひたすら紙面を埋める。

 上がった原稿を担当に渡し、達成感を胸に最前までの仕事場を見た。

 運河に浮かぶ箱型の船。

 カンヅメならぬハコヅメであった。

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