怖い夢見た
「って、言う。怖い夢を見た」
俺は目の前に座っている友達にそう、話かけた。反応はなかった。
外は車と少しだけの家の明かり以外は真っ暗だった。そんな日に悪夢を見てしまった。
これ以上は眠れないと思い、友達に電話をして今に至っている。
「まぁ、そういうことで今夜は二人で呑んで楽しもうぜ」
「・・・・・・」
友達は何の反応もなかった。
「おい、何か言えよ」
っと言いながら俺は友達の肩に手を置いた。
その瞬間!
友達の首が下にドサッと音を出して落ちてしまっていた。
「う、うわぁぁぁぁぁ!」
俺は驚いてすぐに友達の家を勢いよく飛び出した。飛び出した勢いのまますぐ近くの空き地へと行ってしまった。そこにはさっきとは違う友達がいた。その友達はこちらを見つけると近ついて
「おい、何してんだ?」
「あ、あぁっお前を殺しにきたんだよ」
とっ言いなから斧を振り下ろしてきた。それをきりぎりかわすことができた。
「お、お前、何してるか分かっているのか」
自分の声が震えているのかよく分かった。
「うるせぇー」
また、斧を振りおろしてきた。今度は避けられず、斬られた。
そこで目が覚めた。
「って、言う。怖い夢を見た」
友達は何の反応もなかった。
無限ループになる感じにしたかったです。きちんとそう読めたでしょうか。