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何も考えずに投稿してたせいでかなり短くなってしまいました。
すみません。
「は……?」
何か言おうとしたが声になりきれない吐息だけが喉からせり上がっていった。
「どうされますか?監視の方を選ぶのであれば今まで通り生活して構いません。ただ、神擬体についての一切の情報について誰にも漏らさないように貴方の生活の全てを監視します」
現実離れした話が勝手に進んでいく。心だけが置き去りのまま。
「それと、ご友人の春川さんは公的書類上では既に死亡扱いになってますから二度と会うことは出来ません」
「ど……どうして……」
あれだけ、暴れ回ってた怒りは萎むように力を失い、驚くほど弱々しい声が漏れた。
部活ばっかりやってたから高校からは親よりもずっと長い時間、一緒にいた。もう、会えないなんて考えられなかった。
「立場が違う者達が交わっても利が無いからです。二人で逃避行されても手間です」
「そ、そんなことしません。もう2度と会いません。だから……湊を見捨てないでください。おれのせいで、こんな目に遭ってるっ……償いたいんです」
視線が、空気が重い。
彼女が話すたびに威圧される。
「そもそも、彼が回復してもしなくてもどちらでもいいのです。死体にも価値があるので」
ナイフのような鋭い言葉だった。
会わないことを選んだら湊は死体になった後、切り刻まれて何かに使われるのだろう。そう直感が告げた。
死体に価値なんてない。
生きて、喋って、小突き合える時間に意味があるのに。
「お願いします、お願いします……。俺ができることならなんでもします……湊を助けてください。」
150センチにも満たなそうな一見、弱々しい見た目の女性の前で這い蹲り頭を下げてる姿は側から見ればさぞかし滑稽なんだろう。
霊安室の薄暗い光に照らされた埃と腐肉の香りが混ざり合い鼻を刺す。惨めだった。でもどれだけ見下されようとも、嘲笑われようと諦めるわけにはいかなかった。
ーーあの不可思議な雨の夜、湊は巻き込まれただけだったから。こんな冷たくて寂しい箱に仕舞われることはなかったんだから。




