初めての集会
「蜜柑早く起きて。もう集会始まるよ。」
「うーんあと5分だけだから。」
「ダメだってば。蜜柑昨日すごく楽しみにしてたじゃん!早く行くよ。」
そう言いながら私は無理やり布団を剥がして起こした。本当に蜜柑は朝に弱い。どんなに頑張って起こそうとしても一切動かない。これがずっと続くと思うと、地獄だ。そんなことに悩んでいる内に、時間はどんどん進むのだった。
「もー。蜜柑、早く起きてってばあ!」
「はあ、なんとか間に合った。」
朝からどっと疲れた気がする。これからも、ずっと蜜柑を起こし続けないといけないと考えると、かなりつかれる。
「咲、本当にゴメン!咲がいないと私終わってたよー。咲大好きだよー。」
「はいはい。次からちゃんと起きてね。」
「それは無理だよ。これからもよろしく。」
「絶対反省してないでしょこれからは起こさないかもよ。」
そんな会話してる内にたくさんの人が集まって来た。
その内の1人がこちらに向かって来た。
「よお、久しぶりだな蜜柑。中学以来だな。」
話しかけて来たのは黒髪ショートのボーイッシュな感じの少女だった。
「わあー久しぶり!まっちゃんも寮生活だったんだね!まっちゃんもいるなんて絶対楽しいよ。わあ学校が楽しみだよ。」
「ふっ。1人で盛り上がってるとこ申し訳ねえがそっちの子も紹介してくれよ。蜜柑の友達なんだろ?」
そう言って、私の方を見てくる。
「そうだった忘れてた!この子は咲。私のルームメイトで親友だよ!」
「私は、日野咲です。よろしくお願いします。」
「おお堅苦しいねえ。タメでいいよ同い年だし。俺は向井麻莉。みんなからはまっちゃんって呼ばれてる。
だから咲もまっちゃんって呼んでくれよ。」
「わかった。よろしくねまっちゃん。」
「おう!」
「まっちゃんと蜜柑はどう言う関係なの?」
「うーんそうだな。中学が一緒で同じバスケ部に入ってたくらいだな。
「そうなんだよ!あっ、そうだまっちゃんはバスケがすっごいうまいんだ。今度みんなでバスケやろうよ。」
「おおいいね。それは楽しみだ。咲はバスケをしたことはあるのかい?」
「いやほとんどなくて。この前ゲームセンターでミニバスケをやったくらいで本物のバスケはないかな。」
「なるほどな。それなら今度俺と蜜柑で教えながらやるか。」
「いいねー。それ咲は伸び代があるからちょっと教えたらすぐできると思うよ。」
「そいつは楽しみだねえ。」
まっちゃんはすごい男らしい感じだけど、面白くてこれからも仲良くなれそうだった。
「あっそんな話ししてたら、もう9時だ!周回始まるねー。」
「おっ。ちょうど先生が来たな。」
9時になった直後、ドアから先生が二人入ってきた。霞先生と黒髪ロングの美人な先生の2人が来た。最初な声を出したのは霞先生だった。
「皆さん初めまして。僕は寮の管理係をしてる垣根霞と申します。好きなものはトマト。嫌いなものはきのこ。趣味は家庭菜園人間観察これからよろしくね。この中にはこの学園に入ったばかりの子も居るだろうから困ったことがあれば何でも聞いてね。」
霞先生はそう言って胡散臭そうな顔している。やっぱり、この先生は何を考えているかわからなくて少し怖いと思う。
「それじゃ僕の自己紹介を終わり次は彼女に自己紹介をしてもらおうかな。」
「皆さん初めまして、私は石森桔梗と申します。女子の寮を担当してます。私は今年からこの学園で初めて先生をすることになりたした。なのでわからないことも多いと思いますが皆さんと一緒にいろんなことを学びたいと思っています。」
桔梗先生は真面目で優しそうな先生だった。年も結構近そうだし仲良くしたいな。
「よし!これで先生達の自己紹介はおしまい。じゃあ次は一年生のみんなに自己紹介をしてもらおっか。」