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はなかご  作者: 和音
第二章 みんなと一緒なら
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ピクニック1

「おーい咲、はやく起きて。今日はひまりと3人で遊ぶんだから早く準備しようよ。」

私がぐっすり眠っていると耳元で突然大きな声が聞こえる。

「うーんちょっと待って。もう少しだけ眠らせて。」

私はまだ眠たくて仕方なかった。私は蜜柑を無視して眠る。

「ねー起きて。私もう待ちきれないよー。」

蜜柑は私のほっぺをツンツンしてくる。しょうがなく私は起きることにする。

私はベットから降りると蜜柑の方を見た。

「もーやっと起きた。咲遅いよー。」

咲はそう言うが私が時計を見るといつも私が起きてる時間より早く、ひまりとの待ち合わせ時間までかなり時間がある。

「まだまだ先じゃん。こんな早く起きる必要なくない?」

「だって楽しみすぎて待てないんだもん!咲とひまりの3人でのお出かけだよ?そりゃあこうなるよ。」

蜜柑はとても楽しみなのかとてもテンションが高い。

「そりゃあ私も楽しみだけどそれにしても早くない?普段私が起こしても全然起きないくせに。」

「まあまあ、そんな顔しないで朝ごはん食べて、今日の支度をしようよ。」

私がムッとした顔で蜜柑を睨みつけると蜜柑は慌てて話を逸らした。

話をさられ少しモヤモヤするがとりあえず私達は朝ごはんの準備をすることにした。それにしてもまだ少し眠たくて私は大きな欠伸をした。

とりあえず私はいつものように朝ごはんを作り蜜柑と一緒に食べる。

「うーん。今日もいつも通りおいしいね。朝ごはんを食べたら早く準備をしようね。」

「うん、そうだね。昼ごはんのお弁当も作らないとだね。」

今日の蜜柑はいつになくテンションが高い。というのも今日はひまりと三人でお出かけするからだ。





少し前に遡る。

私はいつものように部活を終え蜜柑と寮に帰る。

「咲ー早く帰ろうよー。」

蜜柑はいつものように私に抱きつく。 

「おやおや。今日も二人は仲良しだねえ。」

私に抱きつく蜜柑を見て、楓先輩はニヤニヤしている。

「先輩は帰らないんですか?」

楓先輩はいつも私達を見つめてる気がするけどなんでなんだろう。

「だって二人がいちゃついてるのを見ると目が離せなくなっちゃて。」

私はそう言われると恥ずかしくなり蜜柑の手を引っ張って部室を出た。

「あっはっは、やっぱり咲ちゃんは可愛いね。それじゃあ気をつけて。」

私は蜜柑と手を繋ぎいつものように帰ることにした。

「あっ、そうだ。この後ちょっとお出かけしたいんだけどいい?」

蜜柑はそう言うと私の手を引っ張る。

部活が終わり、もう6時になっていたが今から外に出るなんて珍しい。

「別にいいけど、どうしたの?もう遅いよ?」

「えっとね。私この休日に行きたいところがあってね。」

蜜柑はそう言うとスマホを見せてくる。私が蜜柑のスマホを見るとそこにはとても綺麗な公園があった。

「わあ、すごい綺麗だね。」

蜜柑の見せてくれた公園は確かにとても綺麗だった。

「でしょー。この公園アジサイとかがいっぱいでこの季節とっても綺麗なんだ。だから今週の休みに行ってピクニックしたいなって。」

「確かに。それは私も行きたい。」

蜜柑が見せてくれた公園はアジサイがとても綺麗で私も気になる。それに蜜柑とのピクニックはとても楽しそうだった。

「咲ならそう言ってくれると思ったよ。だから今日のうちピクニックの道具買いたくてさ。レジャーシートだったりランチボックスだったり。」

「うん。それなら今すぐ行こっか。」

私と蜜柑は急いでお店に向かうことにした。

お店の中に入るといろんなアウトドア用のグッズなどがあった。

「うわーいっぱいあるよ。何買おうかな。」

私達はとりあえずレジャーシートと大きめのランチボックスを買うことにした。

私達は買い物を終えて外に出た。六月とはいえ外はすでに真っ暗になっていた。

私は今日の夜ご飯とピクニックのご飯を買うためにスーパーへと向かった。

「ねえ、咲ピクニックのご飯どうする?」

「うーん二人で食べるならサンドイッチとかじゃない?」

「うーん唐揚げとかも食べたいけどなあ。」

私達はどうするかかなり悩んだ末どっちも作ることにした。

食材も買い終えて後は帰るだけだったが何やら外が騒がしかった。

私達がなんだろうと外に出て見ると男の人たちが話しかけくる。

「なあ、そこの嬢ちゃん達南雲ひまりを見なかったか?」

「見てませんけどどうされたんですか?」

この人がひまりとどんな関係か分からないがとりあえず見てないと答えることにした。

「さっき南雲ひまりをチラッと見てな、声をかけようとしたら逃げられたんだよ。」

「女の子相手に追いかけるのはアウトでは?」

蜜柑がそう言うとみんな蜜柑が指を差した方向に向かって言った。

「ひまりもう出てきていいよ。」

周りに人がいないのを確認すると蜜柑がひまりの名前を読んだ。すると柱の後ろからひまりがひょこっと出てきた。

「二人とも助かったよ。まさかこんなところで会うとは思わなかったから。」

どうやらひまりはご飯を買って帰ろうとした時にファンの人達に遭遇して逃げてたらしい。

とりあえず私達は三人で寮まで帰ることにした。

「いやーそれにしてもこの前といい二人には助けられてばかりだね。それとその袋は?」

ひまりは私がアウトドアショップで買った袋を見つめる。

「これは今週、蜜柑と公園でピクニックするために買ったんだ。そのための食材も今日買ったんだよ。」

私がそう言うとひまりは目を輝かせた。

「いいなーピクニック楽しそうだなー。」

「ひまりも来る?」

私がそう言うとひまりは大きな声で叫ぶ。

「ピクニック行きたい!絶対行きたい!」

「ひまりが来てもいいよね?」

蜜柑にも一応聞いて見ると少し不服そうな顔をしていたが認めてくれた。

こうして私と蜜柑とひまりの三人でピクニックに行くことになった。また、柳さんと椿も誘ったが二人とも用事があるらしくて、断られてしまった。その時柳さんがとても悔しそうな顔をしてるのは覚えている。

とりあえず私はピクニックが楽しみで仕方なかった。








そして今に戻る。

私は昼ごはんの準備に取り掛かっていた。

今日は天気もいいし、最高のお出かけ日和だった。私が蜜柑に手伝ってもらいながら朝ごはんの準備をしていると玄関からチャイムの音がする。

蜜柑が玄関を開けるとそこにはひまりの姿があった。

今日のひまりはおしゃれにとても気合が入っており、いつも可愛いのに今日は特段可愛かった。

「あれ?予定の時間より早いね。」

「うん。ちょっと楽しみすぎて待てなかったから早く来ちゃった。何か手伝えることとかないかな?」

ひまりが暇そうだったのでひまりにも料理を手伝ってもらうことにした。

「それにしてもひまりのその服可愛いね。」

「えへへ、そうかな。変じゃない?」

「ううん。とっても可愛いよ。」

私がそう言うとひまりはとても嬉しそうな顔をする,

「ねえ、私の服はどう?」

そして対抗してなのか蜜柑も聞いてくる。私が蜜柑も可愛いよと答えると蜜柑はとてもはしゃいでいた。

私達はおしゃべりをしながらもなんとか三人分の料理を作ることができた。少し多い気もするけど。

「よーしできたー。それじゃあ早速出発しよう!」

蜜柑はとてもはしゃいでいた。

私達はそれぞれ準備を終え、外に出た。

外はとても眩しくとても気持ちよかった。ここから私達のピクニックが始まるのだった。

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