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プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
初体験…?
8/100

第8話



 「わ、悪かったって…!」


 「「私」が出てこなければ、どこまで進んでいたんだろうな?」



 言ってる意味がわからない。


 何もかも謝るって…!


 行き過ぎてたと俺も思う。


 今思えば、キスをしたのだって半ば強引だった。


 …いや、「強引」って言うと語弊があるな


 なんとなくというか、そういう「雰囲気」だったからさ…



 スッ



 さくらは鞄からある「物」を取り出していた。


 それは俺もよく知っている物だった。


 “知って”はいる。


 けど、「それ」は、日常的というにはあまりにもかけ離れた物だった。



 「…それ…」


 「これは“魔弾”と呼ばれる特殊な弾丸が込められている「銃」でな。下級魔族なら頭で撃ち抜くだけで事が済む。もちろん、「人間」にもな」



 …は?


 ま、まだん…??



 俺が目を疑ったのは、それが明らかに「銃」の形状をしていたということ。


 彼女が言うように、それが「銃」であることは間違いなかった。


 …でも、なんで…?



 「エアガンか、それ…」


 「レプリカに見えるか?貴様で試してやってもいいんだぞ?」



 額に突きつけられる。


 銃口がおでこの皮膚の上に接触する。



 …さっきから目のやり場に困ってしょうがなかった。


 さくらとはもうなんでも言い合える仲だ。


 海で一緒に泳いだりもした。


 …だけど、下着姿で至近距離に近づいて来られると、どうしても…


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