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プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
殺し屋稼業
66/100

第66話


 大通りを走る車の列が、かなり遠くに見える。


 眼前に広がる渋谷区の街並み。


 建ち並ぶビル群。



 ——トッ



 …え?


 空から誰かが舞い降りてきた。


 羽だ。


 黒い羽が、フワッと空気を動かす。



 「お姉様ッ!!」



 その声の主が「誰」かが、わからないわけじゃなかった。


 聞き慣れている声だった。


 身近な、——日常的な声だ。


 ただ、だからこそ耳を疑った。


 まさかと思って見上げたんだ。


 そこには、“あの妹”の姿が。



 「陽菜!?」


 「何?あなたには声をかけていないわ。汚らわしい人間め」



 …な、…え??


 陽菜…だよな?


 そうだよな?


 何が起こってるのかがわからなすぎてヤバい。


 何で背中からそんなもんが…!?


 それに、その「ツノ」は??



 「レナ。お前というやつは…。ルールというものを弁えないのか?」


 「だってこうでもしないと、この男を倒せないんですもの」


 「だからといって“魔族”を刺客として起用する奴がいるか?一歩間違えれば死んでいるぞ?」


 「人間の1人や2人死んだところで、誰も困りはしませんわ」


 「はぁ…(溜息)」



 

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