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プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
世界最強になるために
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世界最強になるために 第32話



 『世界一の剣士になる』



 子供の頃、短冊にそう書いた記憶がある。


 その頃の夢は今も色褪せてない。


 今はもう少し具体的というか、将来は「警察官」になりたいと思ってるんだ。


 ジッちゃんみたいな立派な警察になって、いずれジッちゃんを越えるほどの剣豪になりたい。


 そう想い続けてきた。


 昔も、——これからも。



 「強さ」とは何かを考え続けてきたって言った方がいいのか?


 …なんつーんだろ。


 強いってのはどういうことなのか、「最強」がどこにあるのか、その答えを探し求めてきた。


 とにかくずっとモヤモヤしてたんだ。


 強くなったってライオンには勝てない。


 人間が生身で勝てるのはせいぜい限られた界隈で、下手すりゃ猫にだって負ける。


 それなら強くなったってしょうがないんじゃないのか?って思うこともあった。


 だってそうじゃね?


 いくら強くなっても、それは限られた世界の中でしかない。


 いっそもっと現実的な価値観に目を向けて、まともな生き方をした方がいいのかなって思った。


 その方が、金も稼げるだろうし。


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