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プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
悪魔との契約
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第22話



 『元凶』



 それは”外”の世界からやってきたそうだった。


 俺たちが住んでいる星の外、星海の深淵から。



 「大魔導士ゼロムス。彼女は“彼”をそう呼んでるの」


 「…なに…それ…」


 「人間界を支配し、魔界との境界線を壊そうとしてるって」


 「…ハハ」



 俺は当然、彼女の話を信じなかったわけじゃない。


 少なくとも、信じようとはした。


 それ以外になかったからだ。


 さっきの出来事を頭の中で整理するには。


 だけど…



 朝が来るまで、耳を傾けてた。


 耳の中に入ってくる意味不明な言葉たちは、どれも現実のものとは思えなかった。


 

 …なんだよ、“プリンセス”って


 魔導士ゼロムス?


 人間界の危機…?


 どれも正気の沙汰とは思えない。


 信じる信じないの問題じゃなくて、まず、理解ができなかった。


 順を追って整理しようとした。


 でも、…ダメだった。


 考えば考えるほどどうにもならなかった。


 一旦この話はやめようってことで、俺たちはそれぞれ床に就いた。


 外はもうじき、明るくなり始めようとしていた。


 

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