表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
悪魔との契約
16/100

第16話


 あからさまに困っている。


 どうやら、さっきの出来事は彼女にとっては「問題」らしい。


 ずっと「秘密」にしてきたことだと、慌てながらに説明していた。



 「…子供の頃から?」


 「…うん」


 「でも、今までそんなことなかったけど」


 「だって隠してたもん」


 「…まじ?」


 「まじ」



 ひどくバツの悪そうな顔をしてこっちを見てくる。


 仮にそれが事実だったとして、俺はそれをどう受け取ればいいんだろうか。


 頭の中がパニックだった。


 さっきよりは、だいぶ落ち着いてはきていたが



 「…えーーっと、つまり、なんだ…、悪魔と契約した…ってこと??」


 「簡単に言うと…だけど」


 「なるほど…」



 いやいやいや、「なるほど」じゃない!


 冷静になれ、俺。


 なにがどうなってそうなるんだ??


 っていうか悪魔なんて存在するのか!?


 確かにさっきのアレは「人間」って感じはしなかった。


 奇妙な生き物もいたし、銃だって突きつけられて…



 いや、だとしてもだ…


 そんなことフツーあり得ないし、大体「悪魔」だぞ!?


 100歩譲ってそういう存在がいたとしよう。


 幽霊や宇宙人がいるみたいに考えればいいだけだ。


 …問題は、それがさくらの中に「憑依」してるって話だ。



 憑依ってなんだ…?


 どういう状況なんだ??



 …あーやばい、ますますわからん



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ