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プリンセスは殺し屋  作者: じゃがマヨ
悪魔との契約
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悪魔との契約 第15話



 「ほんっっとーにごめんなさい!!!!!!」



 さくらは両手を合わせながら、全力で頭を下げてくる。


 なんで謝ってきてるのかと言うと、「さっきのこと」で。


 俺はどんな反応をすればいいのかがわからなくなっていた。


 完全に思考が停止していた。


 あのあと「悪魔」と名乗るアイツは姿を消し、さくらは元の姿へと戻った。


 彼女は、自分の身に何が起こったのかがわかっていたようだった。



 「えっと…」


 「ビックリした…よね?」



 ビックリしたというか、…なにが起こったんだ


 …まじで



 冷静に振り返ってみる。


 さくらの体から突然翼が生えてきて、目は紅くなって、おまけに“口調”まで変わって…


 “アレ”がさくらじゃないにしても、じゃあなんだって話になる。



 悪魔…??



 いやいやいやいや




 「あの人は…、私の…友達」


 「友達!!?」


 「…いや、うーーん。他に適切な言葉が無いかもしれない…。例えば、もう一つの人格、とか?」


 「えぇ…」



 「彼女」は、ブーニベルゼと言っていた。


 さくらとは、“旧知”の仲だって


 でも、その意味がよくわからなかった。


 『契約』。


 確かそんなことも言ってた気がする。


 はっきりとは聞き取れなかったけど



 「ごめんごめん!ちょっと違うかもしれない。友達とか人格とか、…今、変なこと言ってるよね?私」


 「…多分」


 「あぁぁ、どうしよう…」



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