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短歌集 わたしのキャンバス  作者: 桜海冬月


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ひなたのかげに




ひなたかげ ひかげの春に 抱かるを

 雲隠れにし きみぞ恋しき







お久しぶりです。まだ早いかもしれないけれど冬がやってきつつあるみたいですね。冬はやっぱり寒いけれど、ひなたにでると思いのほか暖かかったり(それこそ、春と見紛うほどに)

今日はそんな気持ちを重ねて詠んでみた和歌です。


「ひなたかげ」はこの和歌の枕詞、言葉の通り、温かいひなた、と寒い影を指しています。

ひかげは日影、古語では日の光のこと。春と見間違えるほどの日光に抱きしめられるようでとても心地が良くて、とっても幸せな気分でした。

だけど、雲間に隠れてしまって光が届かなくなってしまえばあっという間に寒い冬に逆戻り。厳しい寒さは春の陽気と真反対で、ほんのちょっとの間でも長く感じてしまうもの。手の届かない日の光がとても離れがたく、そして早くも懐かしく感じてしまう。そんな気持ちを込めています。


まふゆの余談


ひなたかげ、日向影

こと冬においては真反対の、けれども近しくて表裏一体に存在するもの。苦しいときも楽しいときも一緒なのかなと思います。行きていることさえ辛くて逃げたくなるときもあるけれど、きっと同じくらい楽しくて幸せなときもあるはず。ひなたに逃げるのも悪いことじゃないけれど、影を避け続けることはできなくて、逃げ続けるといつの間にかひなたは見向きもしてくれなくなってしまう。私自身いまは生活しているだけで精一杯で、体調不良続きのいま、色々と不都合も出て苦しい時期ではありますががんばらなきゃね、和歌を詠みながらそんな事を考えていました。

お久しぶりです

なかなか大変な時期を過ごしていて、小説を読むことさえ一苦労の状況のまふゆです。辞めると言った手前どうなのかな、なんて思いましたが恥を忍んでもう一度原点に立ち返ろうと思い、再開することにしました

頻度はあまり多くないかもしれないけど、またよろしくお願いします

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