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短歌集 わたしのキャンバス  作者: 桜海冬月


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大人に

今の日は まみえることなき 大きな背

 追い越すれども 終わりは見えぬよ


明日朝日 拝む頃には 大人とな


未だ実は 出来ぬが近く 花は咲く

 熟れて行かんと 牛歩が如く


解説

明日の誕生日で18歳になります。その不安と期待と決意を詠んだ短歌二首と俳句です。

ひとつ目の短歌は目標としていた人物の年齢は越えることになるけど、その大きな背中の頼もしさには至っていないという歌で、いつの日か追い越せたらという期待を込めました。

俳句は大人とな、と不安定な終わり方をすることで大人という未知の存在になることへの不安感を詠みました。

二つ目の短歌は果実、つまり人としての内面はまだ成熟していないけど、その切っ掛けとなるかもしれない成人という花は咲いた。牛の歩みのように遅々たる成長速度でも少しずつ成熟していこうという決意を詠みました。



17歳にさよなら!

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