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初詣
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鈴の色は 同じがごとく 聞こゆれど
願いの色は みなそれぞれに
解説
前回と同じく初詣での詩です。この詩に込めた意味は『十人十色』です。もちろん鈴が同じなので、鳴る鈴の音は大きいか小さいかなど細かい違いしかなく、同じようにしか聞こえないはずですけど、みんなが祈ったことと願いの強さは基本的にみんな違うものなので、鈴が生み出す音と色はそれぞれ違うものだと思ってこのように詠みました。
ちなみに思いついたのは神社の中で祈っている人たちを観察していたときです。




