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【第1話】雷矢→ライヤ

1話ってこんなもんです

おぉーー!!連れ去られた姫が勇者ライヤによって救われたぞー!!うおーー!!これならあの魔王だって倒してくれるかもしれねぇー!!


俺、雷矢はいわゆる社畜だ。いやだった。だが目がさめると全く知らない世界にいた。日本ではどこにでもいるサラリーマンだったがこの世界では最強の勇者らしい。ならいっちょ、世界救っちゃいますか!


「はぁ〜あ、…?…!!?」

寝る前はいつものベットだったはずが朝起きたら一面知らない草原だった。俺は家や金や飯よりも先にまず会社にどうやって行くかを考えてしまうのは社畜の性だろう。でも、無理じゃね?


「どこだここー!!!!!」


叫んでも変わらないのは分かっているが叫ばせてくれ。叫び疲れて草原に背をつけると空はどこまでも青く、いや遠い山奥の空は真っ赤だった。んー、とりあえず日本じゃないことは分かってきたかもしれない。そんな空を見ていたら大きな鳥が俺の頭上を飛んで行った。その鳥の影とは別の丸いものがどんどん大きくなっている。あれ?これ俺に向かって落ちてきてない?うわ、これよけらんなデッ……ト??そう思いながら目をつぶってしまったがいつまでたってもその丸いものが落ちてきた様子はない。目を開けたらそこにはまるで狩りでもしてるような格好の女の子が立っていた。

「ガルーのやつ、またわざと落っことしてー!!あやうく怪我するところだったじゃない!」

???空から女の子???

「うわ、こんなところに人間!あっぶな〜。あなたそんな格好でこんなところにいて何してんの?」

「あ、えっ、ん??」

1つ言わしてくれ、これは俺がコミュ障だからではない。空から降ってきた女の子が無傷で他人の心配をしてることからくる動揺で声が出ないだけだ。女の子の頭には?マークが出てるのがわかる、これはもしかして…魔法?

「もしもーし、言葉わかりますー?ハロー?」

「わかるわ!」

「おぉ、なんだ。ならさっきの質問に答えてくれる?」



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