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詩、あるいは詞

大好きなんだ

作者: 志賀飛介

俺は好きだ!大好きなんだ!


胸を揺さぶるようなロックミュージックが


俺は好きだ!


どこまでも広がるような物語が


それから・・・


空の青さが


風の音が


俺は好きだ!


喋る猫が


屋上の少女が


魔法使いが


もう一人の俺が


全部、全部この世界だ


古い歌が時空を越えて、俺の鼓膜を振るわせてる


それは間違いなく、俺の好きなロックミュージックだった


俺は好きだ!大好きなんだ!


暗い歌が


明るい歌が


言葉の一つ一つが


駆け抜けるようなメロディーが


青春に吹いた風は青なんかじゃなくて、気だるい夏の風だったと分かるのはずっと先のこと


それから・・・俺は大好きなんだ


全てが


そして全てが嫌いだった


くだらないスキャンダルが


小難しい政治が


流れる時間が


数字が


自分が


俺は嫌いだった


でも俺は好きなんだ


物理学も生物学も地質学も数学も言語学も社会学も経済学も医学も哲学も心理学も全部全部全部同じ世界にあって


本当に全部、全部が同じ世界であって


ついでに駆けるみんなの妄想も混ぜ込んだ


そんな世界が俺は好きなんだ!


大好きなんだ


気持ちのまま、書きました(笑)


推敲したり書き換えたりしようかとも思ったんですが、このまま投稿することにしました。


僕自身、わりと色んな事に興味が持てるタイプで頭がグルグルしたりするんで、そのグルグルをギュッとしてシュッと投げ飛ばしたような詩を書きたくて。特にロックと物語は好きですね~。小説はわけあって最近読めてないけど。


小説書くときは色々考えながら書くけど、こういう風に、あまり考えずに書くのもいいですね。


○○が~って本当はもっとたくさん羅列したかったけど、最低限のバランスを考慮してこういう形になりました。




みなさんはどんなものが好きかな!

では!

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― 新着の感想 ―
[良い点] 勢いがあって良いと思う! [一言] 好きなこと、思ったままに表現できるのだって 才能です。言葉に出来なくて モヤモヤすることだってある位だからさ。
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