52 湖でピクニックとオコジョ
さて現在のわたし達のステータスです。
キャラクターネーム:ミリオ
クラス:神獣の巫女
レベル 34
STR 18
CON 16
DEX 22
AGI 22
INT 27
PER 32
SYM 46
HP 60 (二次転から30-現在のレベル分を加算)
MP 200(+91) (二次転から30-現在のレベル分を加算)
ステータスポイント 4
スキル
《使役術(神獣)》 14 UP!
《中級魔術(無)》 1 UP! NEW!
《魔力精密操作》 13 UP!
《短杖術》 4 UP!
《中級薬学》 1
《採集術》 13 UP!
《魔術(神域)》 3 UP! NEW!
《魔術(付与)》 2 UP! NEW!
《魔術(神聖)》 4 UP!
《中級料理》 1
使役術がもうすぐで進化しますね。 《魔術(無)》が《中級魔術(無)》に、《魔法(神域)》が《魔術(神域)》に、(付与)と(神聖)も同じくですね。
生産スキルは使ってないので上がってません。
ステータスポイントは助言通りまだ使ってません。
次はトウカのステータスを見ましょう。
テイムモンスターネーム:トウカ
種族:神獣 千狐(幼体2) レベル:26
STR 40
CON 36
DEX 30
AGI 42
INT 27
PER 37
SYM 24
HP 118
MP 88
スキル
《爪牙撃》 14 UP!
《聖炎魔術》 8 UP! NEW!
《強結界陣Ⅱ》 2 UP! NEW!
《主人への忠誠》 13 UP! NEW!
《アピールⅡ》 12 UP!
《千術》 5 UP!
レベル18から20までの上がり難さは何処へやら、テイムモンスターもレベル40から成体になって、能力値はポイントで伸ばすらしいので頑張っていきましょう。
次はクリシュナです。
テイムモンスターネーム:クリシュナ
種族:神獣 黒天虎(幼体) レベル:26
STR 28
CON 17
DEX 36
AGI 60
INT 22
PER 43
SYM 24
HP 105
MP 89
スキル
《爪牙撃》 11 UP!
《聖樹魔術》 5 UP!
《超加速術》 8 UP!
《強襲》 10 UP!
《緊急回避Ⅱ》 3 UP! NEW!
《空歩》 7 UP!
クリシュナもトウカとレベルが並びました。 といっても経験値ゲージを見るとトウカはもう直ぐ上がりそうで、クリシュナはまだまだなので差自体はあるみたいですね。
さて、そろそろ新しいテイムモンスターを入手したほうがいいと言われてるのですが……
情報がないんですよね。
あ、ハインドさんは無事に神獣を仲間に出来たようでよかったです。
青い炎の様な氷を纏っている狼さんです。
移動すると下半身が薄っすらと透けて、空中を駆け回れるすごい子でした。
名前はレイサ君です。
ハインドさんは今、”テイムスキルブック”で【隠密】をこのレイサ君に与えて育成中です。
しかしどうしましょう。
ダメ元でシャナに聞いてみますか。
『う~ん、そうだねぇ、遺跡にこだわりすぎない。 後は初心に帰ってみよう、かな?』
あ、教えてくれるんですね。 こういうの禁止になってるのかと思ってました。
『ヒントならセ~フかな』
なるほど。
となると、初心ですか。 わたしの初心。
……ふむ。
「よし、シャナ、トウカ、クリシュナ! ピクニックいきますよ!」
「きゅーーん!」 「にゃう!」 『お~!』
そうと決まれば紅蓮も誘いましょうかね。 なんかやる事なくて暇だって言ってましたし。
はい、最初の森の中にある湖にきました。
「しっかしなんでまたピクニック?」
そういう紅蓮はしかし、楽しそうですね。
「それはですね。 シャナから言われた初心を考えてみたんですが、わたしの初心って可愛いテイムモンスターとこういう綺麗な景色の中でまったり過ごすってものだったんですよ」
「うん、多分シャナの言った事はそうじゃないと思うけど、結果的に場所は合ってる気がするな」
と紅蓮はボソボソ言ってますが…… ああ! そういう事ですか。
「大丈夫ですよ。 今回クリスタさんと沢山料理作ってきましたからね! お弁当もありますよ」
『やった~!』 「きゅーーーーん!」 「……にゃう!」
「ワーイヤッタア」
さて、しばらくは湖のほとりで水遊びをしたり、トウカ達が追いかけっこするのを見守ったり、本当にまったりとした時間を過ごします。
「はー、なんか久々にのんびりした気がするなぁ」
わたしの隣に座った紅蓮がそう漏らします。
紅蓮は、今度の占領戦の助っ人の準備で忙しそうでしたからね。 今日はポッカリと予定が空いていたようですが。
「よし、そろそろお昼にしましょうか」
丁度、太陽が真上あたりにきた所で皆に呼びかけます。
すかさず寄ってくるトウカ達。
わたしはマット(ゲームアイテムにちゃんとありました)を敷いて、その上にクリスタさんと一緒に作ったお弁当を並べます。
「おーうまそうだ!」
早速紅蓮はお弁当を手にします。
もちろんまだ、口にはしません。
トウカ達も自分の好きな物の前に並んでわたしを見てます。
わたしもお弁当を手にし。
「では、いただきます」
『「いただきます!」』 「きゅーーん」 「にゃう」
一心不乱に食べだす皆を見て、たまにはこんな時間もいいなと思いました。
シャナは、カットしたフルーツを美味しそうに頬張り幸せそう。
トウカとクリシュナとオコジョっぽい子は仲良くお肉を分け合って食べてます。
ふふっ、仲良しさんでいいですね……
おや?
わたしは何時の間にかいるオコジョっぽい子に注視する。
金色を思わせる柔らかな毛並み、胴長で後ろ足は前足よりもやや長く顔はやや丸顔で耳も丸い。
やはりオコジョっぽいですね。
トウカ達が警戒してないのなら悪い子ではないのでしょう。
仲良さそうですし、可愛いですからね!
わたしがそうやってトウカ達を見ていると、紅蓮が呆れたような声を出します。
「なあミリオ、ソイツの眼を見てみ?」
うん? 言われてよく見て見ます。
……そのオコジョさんの眼は金色でした。
「紅蓮大変ですっ! この子、神獣ですよっ!」
そう言ったわたしに紅蓮は盛大にため息を吐くのでした。
???の出現条件
テイムモンスターとの隠しステータスである友好度が80%以上で湖近辺で戦闘行為を行わず一定時間共に過ごす。
テイム条件
???




