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49 わたしの新しい装備

19話での移動速度の表記を5%から+5に変更しました。

「よくぞ戻って来た! 夕刊なる、勇敢なる? You can do it! さあさ、さあさ、入り給え、寄ってたもれ、見るならタダ! 只々進むのみ! さあさ、それで? どれだ? だれだっけ?」


……のっけから濃い対応でドザルタさんのいる部屋に招かれましたが、わたし達を見て首を傾げてるのは何なんでしょうか?


「依頼の品を持って来たのじゃ」


レーヴェさんは気にも留めずに淡々と依頼の報告をします。


「……んお!? そうだそうだ! ああ、ありがとう! 感謝、感謝、かんしゃかんげき! 見てビックリ! それでは出してくれたまえ! 渡してくれたまえ! 回してくれたまえっ! グルグルと! そうグルグルとっ!!」


……回すんですか?

レーヴェさんは普通に手渡しましたし、ドザルタさんも普通に受け取りました。

こう、何というか付いていけない感がですね、すごいですね。


「ではしばし待っていてくれたまえ」


そう静かに言うと気付いたら部屋の外にいました。


「……しかし、あんなキャラだったのか」


紅蓮が呆れたように言います。


「……裁縫スキル持ちの間では有名じゃぞ? 超級スキル獲得時にお世話になるからのう」


「ご愁傷様で……」


うん、あれですね。 裁縫スキルは取らなくていいですね。

そんな事を考えていると中から「入り給え」と声が掛けられました。


入っていくと、そこには彼女の作品であろう巫女服のような物を手に持ったドザルタさんが立っていました。


「さあ受け取り給え、わたしの最高傑作を!」


そう言ってなぜかわたしに手渡してきました。


「え? わたしにですか?」


「いいのじゃ、これは多分そういうクエなのじゃ」


うーん、いいんでしょうか。 とはいえドザルタさんも手を引っ込める気はなさそうですし。


「では、着てみてくれたまえ!」


わたしが受け取るとそんな事を言い出しました。

催促されるままにシステムから装備すると。


「ほほー」 「似合うじゃん」 『お~、いいね!』 「きゅーん!」 「にゃう!」


皆からお褒めの言葉を頂いた装備ですが。


巫女服/白衣はくえ(上半身、腕装備)


防御力 82


MP増加 30


セット効果あり


神獣と心を通わせる巫女が着る神聖な服、その複製品。 上半身、腕装備。

複製品であるが、本物と同じ素材を使用しているためにその効果は本物に引けを取らないだろう。

神秘的な布にオリハルコンを糸状にしたもので模様を描いている。

本物であれば首元に伊達襟だてえりが付いている。


製作者:ドザルタ


巫女服/緋袴ひばかま(下半身装備)


防御力 50


MP増加 26


セット効果あり


神獣と心を通わせる巫女が着る神聖な服、その複製品。 下半身装備。

複製品であるが、本物と同じ素材を使用しているためにその効果は本物に引けを取らないだろう。

行灯袴あんどうばかまで、製作者のこだわりか本物より裾が短く防御力もやや下がっているが足捌きにはなんの問題も無くなっている。

神秘的な布を二重に使い、オリハルコンを極々薄くし、布に織り込むことで強度を増している。

この技術はいまだドザルタのみの技であろう。


製作者:ドザルタ


巫女服/水引みずひき(頭装備)


防御力 20


セット効果あり


神獣と心を通わせる巫女が着る神聖な服、その複製品。 頭装備。

複製品であるが、本物と同じ素材を使用しているためにその効果は本物に引けを取らないだろう。

巫女は長い髪も装束の一部とみなされてその維持が求められてきた。

貴重な和紙をドザルタの手持ちから使用し、ナイトメアスパイダーの糸をより合わせ水引として縛って髪留めとしている。


製作者:ドザルタ


巫女服/白木しらきの編み上げサンダル(足装備)


防御力 30


セット効果あり


神獣と心を通わせる巫女が着る神聖な服、その複製品。 足装備

複製品であるが、本物と同じ素材を使用しているためにその効果は本物に引けを取らないだろう。

白木をサンダル部分に、編み上げの紐部分をシャイニングビーストの皮を使用している。


製作者:ドザルタ


巫女服セット効果:INT+1 STR-1 

         MP増加+20

         呪文詠唱速度増加+15%

         MP自然回復速度増加+8%

         移動速度+7

         呪いに掛かる確率-50%


基本巫女服なんですが、所々ファンタジー要素を入れたいのか草履じゃなく編み上げのサンダルだったりしますね。

後、白衣の袖などに模様が描いてあります。

袴が膝上で短く、恥ずかしいのですが、これ見えたりしませんよね?


「それならシステムで保護できるぞ?」


と紅蓮に言われたのでシステムを調べてみました。

すると、セクシャルチェックという項目があって現在は、謎の光(中)となっていました。


『最初にあたしが設定しといたよ~。 あれだったら黒塗りとかにも変更できるよ~』


とシャナが教えてくれました。 ……黒塗り表現にしときましょう。


「ふーむ、それにしても装備の能力は兎も角、セット効果は破格じゃな」


「だなあ、セット効果は三次職の装備に近い性能だな」


あ、そうだ!


「レーヴェさん、さっき1M払ってますよね? お返ししないと……」


「ふむん? いやいいぞ。 これはそういうクエじゃしな」


「そうそう、これは巫女に装備を渡すクエだったんだよ」


二人が言うには、これは裁縫師にはレシピを、そして巫女には二次転後の装備を手に入れさせるためのクエだったという事です。


「これで新しいレシピが1M程度で手に入って我はラッキー、お主も装備が手に入ってラッキーじゃろ?」


そう言ってレーヴェさんはウインクをしました。 それは両目を瞑ってしまう下手な物でしたが……


「ありがとう、ございました!」


わたしは優しい仲間に恵まれていてこれが本当に一番ラッキーな事ですよね。


「さすがわたし! さすがにわたし! 綿菓子おいしいっ! これでわたしの名声はさらに高まるだろう! わーはっはっはっのわーはっはっ! あそれ! わーはっはっはっのわーはっはっ!」


……最後で台無しです。




本来二次転後の装備セット効果は3つか多くて4つくらいです。


戦士系重装備

フルプレートアーマーセット効果

STR+1 HP増加+50 シールド防御率+5.24%


という感じになります。

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