34 ステータス確認キマシッ!
キマシタワー建造費はいくらぐらいだろう?
お城に帰還したので、ステータスを確認しましょう。
キャラクターネーム:ミリオ
クラス:獣の巫女
レベル18
STR 14
CON 13
DEX 18
AGI 17
INT 20
PER 25
SYM 39
HP 44
MP 114(+30)
スキル
《使役術(神獣)》 3 UP!
《魔術(無)》 2 UP!
《魔力精密操作》 2 UP!
《杖術》 12 UP!
《薬学》 10
《採集術》 2 UP!
《魔法(神域)》) 8 UP!
《魔法(付与)》 7 UP!
《魔法(回復)》 8 UP!
まず、使役術は前に言った通り進化しました。 後は魔法(無)が魔術(無)に、魔力操作が魔力精密操作に、採集が採集術になり採集の際に手に入る数が2~3個ほど増えた感じです。
15から3つレベルが上がっているのにHPの上がりが少ないのは巫女が魔法系だからですかね。
能力値について紅蓮に聞くと、レベル30からなる二次転職時に能力値をいじれる呪印システムというのが解放されるようです。
呪印は街や一部の拠点にある呪印刻印ショップで刻印する物だそうです。
当然紅蓮も入れているそうで、聞いてみた所、STR+8 INT-2 SYM-3 という物でした。
これはかなりのレアなアイテムだったらしく、集めるのに苦労したと言われました。
なんでもこういった最上級呪印は大規模レイドなどでしか入手出来ず、ドロップしてもレイド後にオークションにかけられそこで入手しなければいけないそうです。
基本的にレイドはそうやって参加者全員に利益が出るようにするんだとか。
二次転したら刻印した方がいいのか聞くと、3次までやる必要はないと言われました。
「育成途中で魔法から近接よりにしたいってなったら入れる方がいいかもだけどな」
とも言われました。
「まあ買うとなったら高級で5Mくらいは飛ぶしねぇ」
とはリナリーの言。
ちなみにMはメガの意味でラグナでは主にお金に使用されます。
1,000で1k 1,000,000で1Mですね。 メガじゃなくミリオンと言う場合もあります。
1,000,000,000ですと1Gになります。
紅蓮たちの総資産は10G以上だとか…… わたしは現在200kほど。 くすん。
さて! 次はトウカのステータスですよ。
テイムモンスターネーム:トウカ
種族:神獣(幼体) レベル:14
STR 24
CON 18
DEX 23
AGI 34
INT 18
PER 26
SYM 18
HP 76
MP 52
スキル
《爪牙撃》 2 UP!
《聖火魔術》 11 UP!
《強結界陣》3 UP!
《主人を庇う》 8 UP!
《アテンション》 14 UP!
爪術が爪牙術に、結界陣が強結界陣に進化しました。 かわいらしさは何時も通りです。
次はクリシュナですね。
テイムモンスターネーム:クリシュナ
種族:神獣(幼体) レベル:13
STR 17
CON 13
DEX 27
AGI 43
INT 15
PER 30
SYM 17
HP 73
MP 62
スキル
《爪撃》 13 UP!
《聖樹魔法》 10 UP!
《加速術》 9 UP!
《奇襲》 12 UP!
《緊急回避》 8 UP!
流石に進化したスキルはありませんがかなり強くなったはずですね。
テイムモンスターはレベル20で進化するらしいので、頑張ってみましょうか。
ステータス画面をずっと見ていたわたしが相手してくれないと暇になったのか、トウカとクリシュナがお互いに鼻で胴体を突っつきあって遊んでいますね。
かわいいですね!
シャナは…… 寝ていました。
さて、確認も終わったので取りあえず、神獣の情報を掲示板に上げると言う事になったのですが。
「掲示板に上げるなら紅蓮以外よね。 ハインドに頼む?」
「ん…… まあその方が問題が少ないだろ」
紅蓮が何となくイヤそうな雰囲気になって口ごもりました。
なにかあるんでしょうか?
「ああ、いやなんでもな…… 知っててもらった方がいいかな?」
紅蓮の話によると、情報板はその情報の信ぴょう性の為キャラクターネームを出して発言する事が多いらしいのですが、前に紅蓮の名で掲示板を利用した時、粘着行為を受けたそうです。
「またいやらしいのが規制が掛かるギリギリでやってきたって所よっ!」
リナリーもその事を知っているらしく、今でも思いだすだけで怒りがこみ上げてくるようです。
「このゲームの掲示板は、ゲームアカウントがないと使用できないからそいつもゲーム内にいるはずなんだが、生憎オレはソイツと会った事もない」
面と向かって言われたらそれなりの対応が出来るんだけどな。 と憎々し気に言われました。
紅蓮の怒りはもっと詳しく聞く限り、自分よりも親しい仲間を罵倒された事が原因のようですね。
「後だしになったけど、もしかするとこのクランにいるとイヤな目にあうかもしれない。 なんだったら……」
そう言い掛けた紅蓮の口を人差し指でふさぎます。
「今、わたしは楽しいんですよ?」
「は?」
紅蓮は何言ってんの? といった顔をしています。
「こんなに楽しんでるのに、紅蓮や他の皆と居る事が楽しいのにその紅蓮が邪魔するんですか?」
しばしめを丸くしていた紅蓮は、次の瞬間には噴き出していました。
「ぶっ! ぶはははははは!! ったく知らないぞ?」
そう言ってわたしの頭にポンッと手を置きました。
「責任は取ってくださいね?」
「はいよ!」
そう言って顔を見合わせ笑い合いました。
そして、リナリーは……
「キマシッ! これがキマシタワー!?」
なんの事なんでしょうか?
呪印:下級呪印 高級呪印 最上級呪印 の種類がある。
高級までは街の店売りでも入手可能(ただし変換率はおさっし)
物理系能力+ 魔法系能力- もしくはその逆が主に店売りしている。
変換数値は同数値
ドロップ品は変換される能力値はランダム。 数値もランダム よってゴミの可能性あり
最上級呪印 STR+4 CON-3 INT-2 みたいなアイテムを呪印刻印ショップでキャラクターに刻印する。
なおアイテムは10個で一回刻印。 当然、同じ能力値変換数値以外は同アイテムと認識されない苦行。
呪印は別数値の物を3つまで刻印可能。




