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166 レイドボス情報収集

毎日は無理でも出来るだけ書いていきます。


爆炎剣が紅蓮剣になっていたのを修正いたしました;

 さて、今回のレイド戦ですが…… レイドボスの名前は『彷徨(さまよ)える上巨人(かみきょじん)の王 ガラ・フェンド・アゼラ』といいます。

パ・パドヴァの近くにある山に入り口を封鎖された洞窟があり、その洞窟は迷宮ということではないのですが入ってしばらくするととても広い空間に出ます。

その広場は一見円形に見えるそうですが、実はhectgon(ヘクトゴン)、百角形なのだそうです。

百角形というのは176.40°、おおよそ180°に近しい鈍角の集合です。

これは洞窟の入り口に”ヘクトゴン”と書かれていた事から調べた結果だそうです。


そして、その洞窟には真っすぐ進む道と上に登っていく坂があるそうです。

真っすぐ進む道はそのまま洞窟を出て谷間のような所へと出ます。

坂の方は谷の中腹に出る道とその谷の上側に出る道に分かれるそうです。

そうして全員がその谷に集まってしばらくすると、アナウンスが流れその後ガラ・フェント・アゼラが登場するという流れになっています。

アゼラは、あ、名前が長いのでアゼラと略すそうですよ? 全長は6mほどの機械が所々見える巨人で頭部が半分ほど欠けている見た目をしています。

これは前に戦った人がSSを公開しているのでわたしも見ています。

闘いの流れとしては、下のPTが敵の敵意を取り、中腹と屋上のPTが攻撃をするのが基本となりそうです。

とはいえ、3回ほど挑戦してまだ一度も討伐成功したPTはいないそうなので今回変えるかもしれませんけど。

まあ前回は火力不足だったという説があるので、今回は火力を多めにして挑むとのこと。

レイド戦は一週間後に予定されているので、それまではその準備ですかね。

わたしは、トウカ達をモフモフしながら攻略掲示板を見つつそう考えていました。


あ! 新しくアゼラ戦の情報が書き込まれましたね。

なになに…… ああ、失敗ですか。

途中タゲが飛んで中腹のPTが腕で薙ぎ払われたと……

うーむ、ただ火力を増やせばいいという訳でもないんですね。

まあそんな事はエリザベータやナイトテールさんならわかっていますよね。

まあ、今回はデータ取りの面が強いらしいので成功は二の次だそうです。

なにせ今だHPを半分までしか減らせていないそうなので。

まだ見ていない攻撃方法もありそうです。 

現在分かっている攻撃方法は踏みつけ、両手でのうえからの叩きつけ、指先からのレーザー? ビーム? による攻撃、そして今回分かった中腹への薙ぎ払いですね。

知恵がないという設定なので攻撃方法は単純な物が多いそうです。


”紅蓮:こんー”


お? 紅蓮がINしてきましたね。

慣れたとうにうちの部屋に入ってきた紅蓮に、喜びながらトウカ達が飛びついていきましたね。


「うおっ!? 元気だなあトウカ達は」


「こんです紅蓮」


「ミリオこんー ん? 掲示板見てるのか。 なんかあった?」


紅蓮がトウカ達を装備したままこっちに来ながら聞いてきたので、今回のレイド戦の結果を教えました。


「ほーん…… 失敗か。 やっぱ新しいレイドは簡単には倒せんなあ」


こういった1000人規模のレイドはやはり昔から討伐が安定するまで時間がかかるそうです。

まあだからこそ面白いのだと紅蓮は言います。

たしかにそうですね。 そうじゃないとなんのためにゲームをしているのか分からなくなりますからね。


「しかし、こうなると爆炎剣以上の武器がいるかもなあ」


紅蓮はそういって持っていた爆炎剣を見ます。

最近火力が物足りなくなってきたようで、昨日も言ってましたよね?


「強化か、新しい剣を探すべきか? しかしこいつには愛着があるしなあ」


なかなか難しい所ですね二つ名の元になった剣でもありますしねぇ。


「……そこでちょっとした情報がある」


声のほうを見てみると、いつの間にかINしていたナインがドヤ顔でなんか変なポーズを取って入り口にもたれ掛かっていました。


……なにやってるんです?



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