143 テスト打ち上げ
さて、今日は軽くINするだけにして、後は勉強して終わろうかと思います。
INをして、トウカ達やナイン達クラメンににテスト中はIN出来ない事を告げ、1時間ほど遊んだら落ちます。
トウカ達はとてもさみしそうにしてましたが、そのぶんモフモフを何時もより多めにしておきました。
……時間があればちょっとINしたほうがいいですかね。 だめですかね。
まあ今日は落ちますよ。
その後は、明日の数学と日本史と国語の勉強をして寝ます。
明日は頑張りましょう。
寝る前に乙女と清美にメッセを送っておやすみなさい。
次の日、テスト開始です。
そして終了しました。
苦手科目ではないので多分問題ないと思います。
自己採点も70点以上は取れてるはずです。
清美も手ごたえあったようでニコニコしてますね。
乙女は何時ものように余裕ですか。
さて、テストは後三日ですが、ちょっと飛ばして最終日です。
つまり土曜日ですね。
なんというか、特に書くことがないというか。
まあ、テストは後は結果が出ないとどうにもなりませんし、自己採点だといい感じではありますが、延々とテストの話をされてもあれでしょうし。
そんなこんなでテスト最終日、打ち上げをしようと清美が言うのでわたし、乙女、清美で今カラオケに来ています。
打ち上げならカラオケでしょ、というのが清美の談です。
カラオケは清美に誘われて何度か来たことがありますが、乙女もあるそうです。
何というか、カラオケという文化は150年以上の歴史があるらしいですね。
好きな人が、自宅にそういう設備を揃える場合もありますが、費用対効果を考えると専門店に行って歌ったほうがやはり安上がりになるんですかね。
受付を済ませ、4人が入れるくらいのサイズの部屋に通されます。
清美がスイッチを入れると、部屋の奥にスクリーンが浮かび上り、映像を映し出します。
その後、清美は何度か操作すると、ホロ映像で魚が空中を泳ぎだします。
「ふふふ。 スカイフィッシュの最新版だよ!」
どうも清美のCOMに入れている映像を映し出したらしいですね。
「清美さん後でわたくしにもそのデータ頂けるかしら?」
乙女もこの魚に興味を持った様子ですね。
わたしも貰いましょう。
ふむふむ、VRギアなんかにも接続させて投影させれるんですね。
そうやって説明を見ていると、最初の曲が掛かりました。
これは…… ラグナのオープニング曲ですね。
「あら? たしか、”ラストダンス・ミッション”だったかしら?」
「そうだよー。 気に入ったから覚えた!」
そういって清美が歌い出します。
アップテンポのカッコイイ曲ですね。
歌詞の中にラグナの固有名詞なんかが入ってて、ラグナが好きな人はたまらないかもしれません。
続いては乙女の入れた、これはCMなんかで最近よく流れるガールズバンドの歌ですね。
清美もですが、乙女もうまいですね。
次はわたしですが、プレッシャーがかかります。
わたしが入れたのはちょっとマイナーな曲です。
ボサノヴァ風な曲なんですが、途中変調があってちょっと難しい曲でもあります。
歌い終わると二人共拍手してくれました。
「おー、上手いじゃん!」
「初めて聞く曲ですわね?」
「えーと、”リオ・ブランコへ捧ぐ”って曲ですね」
「ほうほう」
その後も皆好きに曲を入れ2時間くらい歌いました。
その後は解散し、それぞれ帰宅の流れに。
さあ、帰って久しぶりのラグナでもしましょうか。




