117 生産スキル上げ
今日はこれで終わりです。
何事もなければ明日退院になります。
その関係で、明日は夜に一回投稿出来ればなんとか。 という感じになります。
はい、次の日です。
今日の朝食は、目玉焼きにソーセージ。 ポテトサラダに、お父さんとお母さんはご飯、わたしは食パンです。
あとはコーンスープと、まあ簡単な物ですがおいしくいただきました。
今日の片付けはわたしがやるとして、その後は勉強をやってからゲームにINですかね。
お父さんは仕事があるとかで出掛けていきました。 ご苦労様です。
INすると、ナインはすでにわたしの部屋でゆったりしていました。
なんで簡単に入れるのかって? それは、拠点の部屋は基本許可がないと入れない仕組みになっていて、これは同じクラン員でもそうですが、それとは逆に常時入室の許可を与えていれば部屋の主がいなくても入れる仕様になっている為です。
「……今日はどうする?」
膝の上に上がってきたイヅナをモフりながら、ナインが聞いてきます。
んー、そうですね。 今日も金策というのもあれですね。
今、わたしはレベルが上がらない状態なのでレベルアップの狩りをするのも無駄なんですよね。
「んー、あれだったらナイン一人で狩りしてもいいですよ?」
わたしがそう言うと、ナインは首を横に振り。
「……ミリオに合わせる。 レベル一緒」
えーとつまりわたしと同じ、というか近いレベルでいたいから狩りは止めておくと?
ナインはやさしいですね。 思わず頭を撫でてしまいました。
しばらくそうやっていると、シャナが突然提案してきました。
『そうだ、料理すればいいよ!』
「きゅーん!」「にゃう!」「チチッチ!」「クワ!」
シャナのその提案にトウカ達が同意します。
皆はただ食べたいだけでしょうに。
でもまあ確かに、料理スキルと調薬スキルはまったく成長してませんし、いいかもしれませんね。
「……私も賛成」
ふむ、ではさっそく食堂にいきましょうか。
食堂でクリスタさん指導の元、色々教わりました。
そうそう、昨日作った蛋餅もクリスタさんから教わりました。
といっても、ゲームだと簡略化されているため作り方自体は直接習った訳ではないんですけどね。
作ってはトウカ達が食べ、作ってはトウカ達が食べ、延々と繰り返すこと2時間。
そこそこ《調理》レベルも上がり、お昼の時間になったので一旦落ちることにします。
「……お昼食べなくていいかも」
「ダメですよ」
こっち(ゲーム)で食べても現実でお腹が膨れる訳ではないですからね。
お昼ご飯は海鮮チャーハンでした。
海老がプリプリしていて美味しかったです。
お母さんに感謝ですね。
片付けをしたら再びゲームです。
ゲームはまた調理スキル上げに料理を作り続けます。
というかトウカ達は底無しなんでしょうか?
まあプレイヤーも食べようと思えば延々と食べれるらしいですが、普通はそこまで食べれないと聞いたことがあります。
テイムモンスターだと違うんでしょうか?
『ん~? そうだねぇ。 そこら辺は個体差はあるね』
気になって尋ねた所、シャナはフルーツ盛りに埋もれながらそう言います。
んー、影響はないんでしょうが、ちょっと料理は止めで。
次は《調薬》を上げましょう。
満足してるのか、トウカ達も文句も言わずついてきます。
まあうちの子達はそんな文句とか言ってきた事はないんですけどね。
「きゅんきゅーん♪」 「♪」「♪♪」「~♪」
トウカ達が楽しそうにわたしの後を付いて来ます。
モフモフ大行進をしながら調薬室に向かいながら、ナインに尋ねます。
「そういえば、ナインは生産スキルなにか取っているんですか?」
「……なにも取ってない」
あれ、そうなんですか。
「なにか取る気はあるんですか?」
と聞くと。
「……んー、別に」
どうやら魔法以外興味ない様子。
まあ、人それぞれですしいいのかな?
紅蓮も取ってないと言ってましたし、別におかしな事でもないのでしょう。
スキル枠も有限ですしね。
課金で5枠まで増やせるんでしたっけ?
課金は調べてないからよくわかりませんね。
そんなこんなで調薬室に到着。
ポーションを量産していきましょう。
メインは、MP回復ポーションを作っていきましょう。
ポーションはHPが緑、MPが青の色をしています。
等級が上がるたびに瓶が豪華になっていく様になっています。
調薬も簡略化されており、スキルさえあれば誰でも簡単に作れます。
まあリアルでも作れるような仕様なら、毒とか作れてしまいますからね。
昔、それでサービス終了になったゲームのお話はしましたっけ?
まあなんでもリアルであれば良いわけではないという事ですね。
んー、ほどよい時間になったので一旦落ちましょう。
夕御飯の支度を手伝わないといけませんからね。
では落ちますよ。
 




