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109 レイド戦の準備


「そうなのよ、特殊レイド。 最低120人ってことは200人は集めないとって事になるかしら」


お城に戻り、エリザベータがINしていたので転クエの事を話すと、各所に連絡を取りだしました。

うーん凄いですね。 

平行して数人とチャットで話をしてるのを見てわたしが驚いていると、紅蓮が分かるとばかりに頷きます。


「こいつ、こういう変な特技があるんだよ。 変態だな」


「こらっ! 誰が変態よ! ……それでね?」


鋭く紅蓮の言葉にツッコミを入れ、すぐに他の人と話出すエリザベータ。

それを見てからわたしにウインクする紅蓮。


「さて、大まかな所は纏まったわ」


まず、わたしがクエ内容を調べた事から話しますと。

レイドは、わたしが最上階に行くと特殊フィールドへ行くための扉が開く。

一度開いたら、再度開くために一週間の間が空く。

これは失敗した場合で、成功すると同じ人物、今回はわたし。がPTや連合に入ると扉が現れなくなる。


レイドの名前は 闇に捕らわれたザルフェ と言い、単体ボスの模様。

後、もう少しクエを進める必要があります。 と言っても本を読み進めるだけのようですが。


次にレイドPTで決まった事ですが。

今回は同盟のみで行う事。 

これは色々考えがあるのですが、巫女の特性としてクランや同盟に有利な舞バフの事も考えて、クエ自体がそういうクラン同盟単位で進行する物ではないか?と言う考えからです。


紅蓮が言っていた《ハーヴェスタ》ですが、今回は別のレイド主催が重なっているという事と同盟でやるという事で見送りに。

後は、紅蓮の都合もありますが、人の集まりも考えて五日後が決行の日となりました。


「なんか、無理言ったみたいで悪いな」


「いいのよ。 そんな直ぐに出来る人数でもないしね。 それに、未知のレイドだし出来れば250人は欲しいわ」


250人…… 想像も出来ませんね。

連合は基本、最大12PTなのですが、実は連合同士を組み合わせる大連合と言う物があり、この前の占領戦なんかでも使用していました。


色々話合いで決まった事を話し終えたエリザベータは、わたしに出来れば今日明日中にクエを進行させてレイド戦が出来る状態にしておいて欲しいと言われました。

断る理由もないので了承しておきましたが、その後はどうしましょう?


「……なら私の転クエ手伝って」


そう言えばナインの転クエも途中でしたね。

紅蓮が五日から出かけていないので明日にでもやりましょうか。


わたしがそう言うと、ナインは頷きました。

じゃあそれまでにクエを進めておきますか。


まず、アルマダの本の方は、段々おかしくなっていくザルフェの事が書かれていました。

ただ、アルマダ自身は塔から出る事が出来ない為、あまり状況が分からないらしかったようです。

それもあの男、もう一つの本だとザザンは、塔にいれば神獣に引き渡す時間が稼げるからと言われたためらしいです。

ザルフェは次第に神獣を殺す事をほのめかしていたようで、その有様にアルマダは恐怖を感じていたらしいですね。

もう一つの本の方ですが、こちらもザルフェがおかしくなっていくさまと、ザザンの暗躍が書かれています。


こっちには更に、神獣の子供を呼び寄せる術らしきものを準備しているようだと書かれています。

これがなにを意味するのかは分からないらしいのですが、これが呪いに関係してそうですね。


そして、お互いの本を読み進めていくと、ザルフェが遂に守護獣を呪いにて殺した事が書かれています。


”私は呪いで完全に人でなくなったザルフェを…… 愛しい人を、殺した…… しかし、その時あの男が笑いながらなにかしらの術を唱えると、ザルフェの魂がどこかへ吸い込まれる様を見たのです。

その後、塔が崩れ落ち私は意識を失いました。”


これがアルマダの本の内容で、こっちが。


”恐ろしい光景だった。 ザルフェ王の魂が神性を失い闇に落ちたのだ。

しかし、アルマダ様は涙を流しながらも、神子の役目を果たさんと王を……

しかし、これこそがザザンの目的だったのだ。 その呪いにて塔を崩壊せしめ、集めた神獣の子らを変容させ呪いの連鎖で守護獣を含む成体の神獣を殺したのだ。”


ザザンの目的が神獣を殺す事だとして、なんの目的でそんな事を?

本は両方ともここで終わっていて、なんか不完全燃焼な感じがしますね。

59クエをクリアしたらなにか分かるのでしょうか?


あ、クエを確認すると”塔に行って封印を解きザルフェを倒せ”になってますね。


ふと、時間を見ると夕方になっていました。


「……一度落ちる?」


トウカ達に構って貰って…… じゃない。 トウカ達を構って貰っていたナインが気付いて話し掛けてきました。

モフモフドームの中から、羨ましいですね。


「そうですね。 ちょっと早いですが食事の支度もあるので」


わたしがそう言うと、掲示板を見ていた紅蓮も落ちると言う事で皆に挨拶をし、落ちる事にしましょう。

これなら19時くらいにはIN出来ますかね。


ではまた後で。











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