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107 57転クエ開始


次の日の朝、両親はすでに出かけていましたが、朝食はお母さんが用意してくれていましたのでそれを頂き片づけをします。

それから勉強を済ませ、10時ごろにはやっとゲームの時間が取れました。

わたしも、朝からゲームなんて一端のゲーマーですかね?

そんな成長? を思いながら、ラグナに接続します。


INすると紅蓮もナインもいました。


「こん、ミリオ」


「……こん」


「おはようございます。 二人共」


他には…… INしてませんね?


「ああ、社会人組はまだだな。 オレら学生組だけかな? ナインは小学生組だよな?」


紅蓮がそうナインをからかうと、衝撃の言葉がナインの口から洩れました。


「……小学生違う。 私は大学生」


……え? 今なんと??


「ははっ、冗談きついぜ、ロリっ子…… 嘘だよな?」


「……大学二年」


「「嘘だっ!!??」」


とまあ衝撃的な事がありましたが、紅蓮となにかを吹っ切るように塔に向かいます。


「……なぜ信じない」


さあ! いきますよ!



塔に到着し、マップを確認します。

それを見ると、【ソルエッセンス】の欠片は、基本的に上層に集中してるぽいですね。

14階が一番下なので、そこから行きましょう。

14階には2か所、どれも通路にあるらしいです。

戦闘はなさそうですし、他の人の狩りの邪魔にならない所にあるので問題なく回収。

次は、16階ですか。

ここは幾つか部屋を横切る必要がありますね。


「通ります」


「とおりまー」


「どうぞー」


部屋を使用していた人達に通る事を告げながら進みます。

欠片がある部屋は半壊していて敵が出ない所でした。

16階には一つでした。

その後も18、19階にある欠片を回収しました。

欠片は、【ソルエッセンス】が白い光を放つ水晶なのに対し、欠片は青い光を放つ水晶の欠片でした。

うーん、この青い色どこかで見たような……?

それはそうと、クエストが変化したか見て見ましょう。


”【ソルエッセンス】の欠片を浄化せよ”


……これだけじゃなにをするのか分かりませんね。 

本になにか書いてるのかな?


「うーん、分からんな一度戻るか」


「……賛成」


ですね。 お城に戻りましょう。


戻って、アルマダの方から読んでみますが、しばらくは塔での生活のことが中心に書いているだけでした。

ただその時に、例の男が、【ソルエッセンス】を塔のあちこちに置いていたらしいですね。

もしかしてこれが欠片の元ですかね?


「うーん、浄化については書かれてないですかね」


「もう一冊の本は?」


こっちも、塔で【ソルエッセンス】の加工を指示された。 とだけ書いてますね。

ん? いやこっちには塔の周りにあるフェーデの花を排除したとも書いてますね。


「フェーデの花か…… なら湖にある花畑か?」


そうですね。 ヒントらしきものもないし行って見ましょうか。

女神に関係する花。 わざわざここに書くという事はなにかあるはずです。

久しぶりにファストトの街に飛びます。


花畑は、この前ピクニックに来て以来でしょうか?

相変わらずフェーデの花が咲き誇り美しいですね。


その花畑に近づいた時、わたしの懐から、【ソルエッセンス】の欠片が飛び出しました。

その5つの欠片は、浮かび上がって来た花と触れ合うと、キラキラと光を放ちながら消え白い花だったフェーデの花が青く染まっていきました。

あれ、これは……


あの時に、亡霊が落とした【遥かなる望郷の花】にそっくりです。

わたしはふと思い立ち、、白い方の花を取りました。

それをアイテムボックスに仕舞うと案の定イベント欄に入りました。


クエ進行を見ると。


”再び《花》を、忘れられた祠に捧げよ”と出ました。


「次はまた祠か。 それにどっちの花を捧げるかでなにか変わりそうだな」


紅蓮はなんだかワクワクした表情をしています。

では急いで…… と行きたかったのですが、もうお昼を回ってますね。


「んじゃ、お昼食ったら港町で集合かな?」


「……了解」


「分かりました。 じゃあ解散で」


ではお昼食べに落ちますかね。







ナインはJD!

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― 新着の感想 ―
[一言] 大丈夫だよナイン...私も信じてもらえないもの... 誰が小学生だ
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