武道家とフェンリル
俺たちはエストの森に来ていたここでの神獣の情報が多かったからだ
まぁ賢者に聞いたり俺の魔力感知で探せば早いのだがそれだとつまらないしのんびりも出来ないため止めた
ゆっくり歩いているとエミリアとエリーがなにかを発見した
「わーかわいい子犬ですね」
「ふむ実にかわいらしい」
その時後ろから黒いの禍々しいオーラを放つ狼が現れた
「なんですかあれは…」
「あれがフェンリル…」
子犬が威嚇するように吠えていた
「あれはフェンリルじゃないな
なんだあれは」
いきなり爪を立てて攻撃してきた避けて直撃は避けたが風圧で吹っ飛ばされた
「くっ…はえぇ…」
「「火炎」」
エミリアとエリーが心配してくれたがそれを狙ってまだ攻撃してきた
それをかばうようにして背中を切り裂かれた
「火炎大丈夫?」
「その出血ではこのままでは不味いぞ」
泣きそうになりながらふたりは心配していたがそれよりも腹が立ったのは俺が以外選択肢を無くしてわざとやったあのやろうが許せん
「おの犬っころわざと二人に攻撃しやがったな俺が守るのを分かって…」
赤い闘気を放ちながら狼に近づいていったアクセルを同時に使い高速で移動して顎にアッパーをした浮いてる間にフライで飛んで今度は背中部分を蹴り地面に落とした
地面に落ちてもまだ生きていたので正拳突きに一撃必殺スキルを込めて殴り絶命させた
そのあとすこしふらつきつつその場に倒れてしまった…
一時したら目が覚めて目の前にはエミリアとエリーが居た背中の傷も消えていた
「よかった目が覚めてくれて」
「一時はどうなるかとおもったぞ」
(まったく無茶ばかりしおるのぉお主まぁ今回は助けられたから例を言うあまり戦闘は得意ではなくてな)
「やはりお前がフェンリルだったか」
「「?」」
「白い子犬がフェンリルだよ魔力でわかる傷を直してくれて助かった」
「えっそうだったんですか?」
「まさかあんな可愛い子犬が!」
(いかにもわしがフェンリルじゃいったいいつから気づいておった?)
「はじめから薄々とあとエミリアとエリーを最初の攻撃から守ってくれたときに気づいた」
(そこまで気づいておったのかさすがじゃなしてわしになんのようじゃこの森を守ってくれたお主の頼みならひとつは聞こう)
「とくに頼みもない…いや一つ聞きたいことがあるあの黒いオーラはなんだ前にもみたがその時は神の祝福とかいってたぞしってるか?」
(わしにもわからんのだがあの黒いオーラを出すものたちの力は増し暴走するらしい他の場所でも起こっているそうだ
神については多分邪神で間違いなさそうだそいつが原因であろう)
「わかった参考にする他の地域の邪神の影響があるのか」
(うむなにかわかったらおしえてやろう)
「感謝する」
そういってフェンリルは森のなかに帰っていったいろいろと調べることがありそうだがすこし強くなる必要がありそうだな
「よし一旦帰るか」
「はい」
「わかった」
そうして神獣調査をおえて俺たちは町へ帰還した