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夏の音。-ナツノネー  作者: 平凪 空
8/13

登場人物紹介

初めまして。

平凪(ひらなぎ) (そら)と申します。

ここまで『夏の音―ナツノネ―』を読んだくださり誠にありがとうございます。

感謝してもしたりません。


さて、続きが気になっている方もいらっしゃることとは思いますが、いろんな名前も出てきましたのでちょっとここらで登場人物紹介とその人物たちの現状をザックリと設したいと思いますのでどうぞお付き合いください。


岩崎美琴(いわさきみこと)

五月二十日生まれ。牡牛座。現在高校二年生。真琴の幼馴染。

あまりくよくよ悩まずに物事をきっぱり決める。

かなり自由奔放な性格であるが自覚があり、自分が自由な分その自由が相手にもあってほしいと思うので基本ギブアンドテイク。

父親の転勤により九州に引っ越すが十一年の月日を経て、幼き日を過ごした土地に帰還する。

引っ越してしまう前日に行った夏祭りで真琴と交わした約束を果たすため、真琴と同じ高校へ転校する。

転校初日、偶然職員室で真琴との再会を果たすが、真琴は美琴のことを忘れたしまっていた。

『なぜ忘れてしまったのか』『約束のことも、本当に何も覚えてないのか』『これから、どうすれば良いのか』と今では絶望感だけに思考回路を支配されてしまった。


神宮寺真琴(じんぐうじまこと)

七月五日生まれ。蟹座。現在高校二年生。美琴の幼馴染。

幼い時から美琴の一番の理解者。何をするにも行動を共にしてきた。

自由な美琴の性格とは反対で、優しく何事にも融通がきくがその分自分の中にため込んでしまう。

が、ため込んでいることが顔に出るのでわかる人にはバレバレで親などには隠し事できない。

美琴が引っ越す日『昨日は泣いてる美琴を見たくなかったけど、やっぱりわからないよ。なんで遠くにいちゃうの・・・?』『傍にいてほしい』という寂しさから見送りには姿を現さなかった。

その後、とあることが真琴の身に降りかかり美琴の記憶をなくしてしまった。

診療的には、あくまで【一時的に】だが記憶はいまだに戻る気配はなく3ヶ月に1回定期検診を受けている。

しかし、交わした約束だけは今も真琴の胸の内にある。

美琴の記憶が消え、確かと言える根拠も証拠もありはしないが「忘れない」「大人になったらまた会おう」という約束は、固い鎖となり真琴の中で生きて居る。

『顔も名前も思い出せないけど、またあの子に会いたい』『この温かい約束をあの子も覚えていてくれているのか』と密かに願い思い続けている。

が、その反面『なぜ顔も名前も思い出せずにいるのか』『約束を思い出すだけで、こんなにも心温かくなる程、大切だとわかるのに』と葛藤と苦悩が胸の内に渦巻く。

成長につれ、複雑になる感情の中で『顔も名前も思い出せない自分に約束を守る資格も、再会する資格もあるのだろうか』と思い悩んでいる。


奥村司(おくむらつかさ)

三十一歳。体育担当。

二十六歳の時に結婚し、妻と四歳の娘と一歳になる息子の四人暮らし。

口調が荒いところもあるが、根は真面目で仕事もこなすため他の教師から頼られることもしばしば。

一見とっつきにくそうに見受けられがちだが、一度話すと冗談も口にし生徒とは兄弟や友達に近い関係を築く。

そのため、相談しに来る生徒も少なくない。


とりあえずこんな感じです。

また人物が増えそうであればその都度紹介させて頂きたいと思います。


次回からはまた、夏の音―ナツノネ―本編となります。

真琴に忘れられてしまった美琴。

真琴の決意。

二人の行く末にご期待ください。

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