表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
風と火  作者: たらこ
7/14

ー神秘の泉ー

森を抜け砂利道を通り坂を上ったり降りたり草木をかき分けようやく泉にたどり着いた。

私は地図を見て確認した。

場所はあっていた。

さっそく泉に潜ろうとしたら大地が「こう言うのは僕ら男の仕事!だから夢海ちゃんはそこで待ってて!ほら潜るよ星夜」

星夜は無言で頷き二人で泉に潜って行った…

何分か経ったが二人は上がって来ず私は心配した。

するとしばらくしたら大地が星夜を抱えて薬草を片手に上がって来た。

私はすぐさま「大丈夫?心配したよ…。星夜はどうしちゃったの?」

すると大地が「星夜のやつ途中で足を薬草を囲んでる草に足を挟まれて溺れちゃったんだ」

私は「じゃあ、心臓マッサージと人工呼吸しなきゃ!」

私はドキドキなる鼓動の中、心臓マッサージと人工呼吸を交互に行った。

(人工呼吸は人工呼吸だよね。キスとは違うよね…)などと考えていたら星夜が目を覚ました。

「んっ…んー。俺溺れたのか?」

「そうみたいだよ…大丈夫?」

私は顔を曇らせた。

すると大地が「夢海ちゃんが心臓マッサージと人工呼吸してくれたんだよ」

「そっかありがとな夢海」

「無事で良かったよ!だって私はーー…」途中で言うのを止めた。

その続きの言葉はこの場合でするものじゃなかったから。

「それより早く薬草を姫様に」

私たちは急いで城へ戻った。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ