たとえフラグが立とうとも、乙ゲーにはなりません。(1)
あ〜、ひさしぶりの投稿だわーw
テスト終わった(オワタ)w
よかったよかったww ←
あ〜、ようやく本番だわ。いやー長かったぁ〜…………え?今までのは?!って? あんなもんはプロローグですよ!!プロローグ!! あんな早さで進んでったら、サクッと終わっちゃうじゃないか!! つまらんっ!! こっちは、おもちゃにしてやるゼ☆って気で来てんですからw いや、でもゲームもそんなもんでしょ? 意外とボスまではすぐ行けるけど、ボスは手こずる〜みたいな? え!? 違う?! いや、私はそーだったんだけどな……。まっ!! よーするに、ここからが正念場!! おもしろくなるのもここからなのだ!! ((ふっふっふっ〜
「…………。」
ニヤニヤしてる私を、怪訝そうな目で見てる…………っぽいピュア騎士くん。いや、実際は分からんけどね。だって今、「馬に2人乗りか〜ら〜の〜、手綱と体のサンドイッチ」なんていう乙ゲー状態だもんw てかこれ、想像以上に密着してるわ……これに、フツーに対応できるとかヒロインすげー……。いや、ここはヒロインも顔を赤らめるシチュか…………。ていうかピュア騎士くん、非常に残念なんだけど、私こっち来てからおじいちゃんに乗馬教えてもらったから馬、1人でのれるんだよね〜。…… ヒロイン要素ゼロだわ〜w てへっ☆ あ、あと、迎えにくんなら、馬車とか用意しとこうよ。フツーに……。お尻痛い……。
「…………ミナ殿……。」
「(ドッッッキィィィィ!!!!!)は、はいっ!!」
いきなり話しかけんなっ!!心臓に悪いわっ!! とか思いつつ、体勢的に後ろは振り向けないのでくいっと顔をあげると、めっちゃ近くにピュア騎士くんの顔。ほぼ密着やん……しかもばっちり目が合う。乙ゲーイベント発生中か!!!!! いや、乙ゲーにシフトチェンジとかまじ勘弁。俺の専門外っす……。ていうか案の定、真っ赤になって顔をそらすピュア騎士くん。純情過ぎて、目がっ!!目がぁ!!!!! ←言ってみたかっただけですw
てかこのくらいで赤くなんなよ……近すぎてほとんど見えなかっただろ……。
「////あの‥…前向いたままで大丈夫です////」
「…………はい////」
くそう!! こっちまで、つられちまうじゃねーか!! あーあ!! イケメンは得だよなぁ!! どーっせ私はっ!!
すっかりひがみモードに突入した私の背中に向かって、ピュア騎士くんはおそるおそる言った。
「その……この度は、無理矢理連れて来るかたちになってしまい申し訳ありません……。ですが、これも国王の命令なのです。どうかお許しを……‥…怒って、らっしゃいます……か?」
☞〔 怒ってます 〕
〔 大丈夫です 〕
……今、選択肢が見えた気が……イベントの分岐点か!? そうかそうか……乙ゲーは専門外だが、ゲーマーとしてはここはイベントを発生させたいな……うーん…………よし!! 私が選ぶのはぁ…………〔 怒ってます 〕だ!!!!!
「怒ってます。」
「………っ!!」
「一度は無責任にも私を放り出した相手ですよ? 怒って当然です!!」
「……申し訳ありませ「「ですけど!! あなたの立場も理解しているつもりです。だから、そんなに謝らないでください。」
ようは、上司にパワハラされる部下でしょ? この人のポジション。 てか、こんなはっずい台詞を言う日が来るなんて……フッ。
「…………ありがとう…ございます……。」
いや、そんな泣きそうな声でお礼を言われるほどの台詞でもないだろ。ついさっき、「散れ散れ!!」って、叫んでた人とホントに同一人物なんですか?……いや、真面目に…………。
「……少し休憩にしましょう。王宮までは、まだ距離がありますので。」
おーおー!! そーいや、なんだかんだいって2時間くらい馬に揺られてるな。そりゃあ、お尻も痛くなるよなw さー、休憩休憩♪
「わわっ!! ミナ殿、危ないですから馬からご自分でお降りになるなどおやめください。私がお手をお貸ししますから……。」
あ、やべ……こっちの女の人って、男の人におろしてもらうんだっけ……。私やっぱ、ヒロイン要素ゼロだわ〜w てへっ☆〔本日2回目〕
ちょっと長めになってしまったww
馬車ネタ思いつかないから、かなり礼儀知らずな騎士にww
乗馬はならってたから、いろいろ思いつくんだもんっ!!仕方ないw
てことで、まだまだ続きますw
乞うご期待!!