騎士のナイスな働きで私、笑いが止まりませんw
はいっ!!
友達から「キャラ濃いな(笑)」と言われましたが、かまわず気まぐれに連載しちゃいますw
さて、ここでクエスチョンです。
人を異世界に呼び出しておいて、無責任にも放り出した王族貴族の皆様方から2週間前大変ウィットの効いた手紙をもらったわけなのですが、お迎えが来るまでの間私は何をしていたのでしょうか?((ちゃらららちゃらららら〜
1.〔いつでも逃げられるよう、隠れ家を用意していた。〕
2.〔 報復の策をあれこれ練っていた。 〕
3.〔 なにもしていなかった。 〕
はい、よーく考えてね〜。…………もーいーかな? はーいっ。じゃあ、正解は‥…‥…3.〔 なにもしていなかった。 〕ですっ。おぉ、会場がどよめいてるw いや、でも考えてみてよ。神様呼び出すつもりが、魔力が足りないなんて理由で私呼び出しちゃう連中だよ?! さすがに手紙に返事はしたけど、わざわざあいつらのためにこれ以上割いてやる時間はないっ!! ケガ人病人が押し寄せてきてんのに「あー、王様の妃にされそうなんで休診にします」とか言ってみろ……どんな目に遭うか想像できんぞ? 私はいいにしても、家兼病院がただじゃすまん。数の暴力はんたーい!! いやだって、自分の身も守りながら、家も守りつつ、みんなを傷つけないでなだめるとか無理でしょ?! 傷つけたら傷つけたで、大問題になるだろうし……。ってことで、あくまで「聖母」ぞっこーちゅー。 まあ、心配しなさんなw なんも考えてないわけではないし、露にも負ける気はしない!!
‥…で、アッちゅう間にお迎え当日。
病院は、いつも通りの大盛況。そんな中……
「ええいっ!! 道を開けぬかっ!! 散れ!散れ!」
‥…なんていう声が聞こえたと思ったら、
「失礼するっ! ミナ殿、お迎えにあがりました。」
…………おいおい……お前、名前知らないけど身なり的に騎士だろ……ノックくらいしろよ…………
「……本当にいらしたんですか。手紙にも書きました通り、私は王妃になどなりません。お帰りください。」
「そういうわけにも参りません。王より直々に連れて来るよう命令されましたので……」
おおっ!! まさかまさかの、思ってたまんまの台詞出たw いや〜、忠誠心って凄いな〜。まあ、「王の命令で神様呼び出す」なんて考えの人たちだもんな〜。神様に失礼だとか思わないのかな? 普通…………。まあ、ここまでは作戦通り……((ふふふふふふふ
「お引き取りください。まだたくさんの病人が残っているのです。彼らを置いてはいけません!!」
「ミナ殿!! ご理解を!!」
「理解なんか出来ません! 帰ってくださいっ!!」
しっかり「聖母」モードな私と、そんな私に遅れることなくのって来るピュア騎士の大声に、一旦は散った人たちが戻ってきて、様子をうかがっている。……野次馬根性って異世界にもあるんだな……。そして、頑固なふりしてる私の態度にしびれを切らしてきたピュア騎士…………おーおーw びっくりするくらい計画通りで怖いわ……。
「いいかげんにっ!!」
「痛っ!!」
ちょっ、かよわき乙女の腕をそんな力任せにっ!! 願ったり叶ったりだけどっ!! さすがに痛すぎっ!! 女の子にこんな扱いするなんておまっ、彼女いないだろっ!! 絶対っ!!
「離してくださいっ!! いやっ!! 離してっ!!」
はいっ。ここにテンプレな「悪者が、女の子をさらうの図」が完成しております。いやあ〜、その一部になれるなんてね〜w てか、ピュア騎士くんよ……周りを見なさい。あんたが騎士だから手こそ出さないにしろ、みんなの目線……完全に悪役を見る目だぞw まあ騎士くん、その視線を気にすることなく私を強制連行〜。「えっ!? ヤバいじゃん?!」って思った方、ご心配なく。
計 画 通 り ☆
ですw ってことで〜!!
いざっ!! 敵地へっ!!!!!! 待ってろ、王様!!
濃いく、ゲスくなっていく主人公!!
いきなりの王様登場予告!!
たとえラスボスでようとも、まだまだ続くぜ、物語。
乞うご期待!!