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俺が何故かある日突然子育てすることになってしまった!!  作者: コッキ
子育て まだまだ乳児編
39/106

39話


「すみません。本当にありがとうございます!ほら、和も!」


「ありがとう!お兄さん♪」


「いえいえ。どういたしまして」


かず君が欲しかったおもちゃを買ってあげた俺は、二人に感謝された。子供が喜んでる顔を見るとやった甲斐がある。

ちなみに春美かすみは知らぬまに寝ていた…。本当にまわりがうるさくてもよく寝る子だよ。

あっ!俺は和君にちゃんとさせないといけないことがあった。


「和君」


「ん?なにお兄さん?」


声をかけられた和君は笑顔のままだ。


「ママに迷惑をかけたことをちゃんと謝らないと駄目だぞ?」


「あっ………」「っ…………」


そう言うと二人は気まずい表情になっていた。だけどちゃんとしとかないとこれから大変になる。


「約束したよね?お兄さんと」


俺は和君におもちゃを買ってあげるまえにしたことを聞いた。


「……うん」


「じゃあ、ちゃんとママに謝りなさい」


「…うん。……ママ、迷惑をかけてごめんなさい」


和君は俺の言葉に頷いた後、しっかりと小雨こさめさんに謝った。この子は結構素直な子なのかもしれない。


「……いいよ。今日はこうさんに免じて許してあげる。でも、今度からはちゃんと言うことを聞いてね?」


「ママ……うん!」


小雨さんはしっかり頷いた和君を見て笑顔になった。俺はしっかり返事をした和君に偉い偉いと頭を撫でた。


なでなで。


「あ……お兄さん……えへへ♪」


「やればできるじゃん。ちゃんと約束守るんだぞ?」


「うん♪」


「光さん。ありがとうございました!本当に…」


「いえいえ!」


よし。これで一件落着っと。おっと!蒼太そうたと待ち合わせてるんだった。


「じゃあ、小雨さん。俺は待ち合わせがあるのでこれで……」


「あっ……!光さん!」


俺がその場を離れようとすると 小雨さんに呼び止められた。


「なんですか?」


「あ……その……」


小雨さんは言葉を濁らせていた。どうしたんだ?何か言いづらいことか?


「どうしたんですか?」


気になり聞いてみると、小雨さんは少し頬が赤くなりながら聞いてきた。


「えっと……私もついていって良いですか……?」


「えっ?!」


ちょっとちょっと!ついてくるってどういうこと?待ち合わせあるのに?


「それは…どういう……」


「あの……もうちょっと光さんとお話をしたくて……駄目ですか?」


照れながら上目使いで言われるとドキッとしてしまうよ……。ほんと最近会う人は美男美女だからな……。不思議だ。


「………いいですけど、待ち合わせしている人もいますよ?」


「全然構いません。光さんは他の人と少し違う感じがするからお友達になれたらな……と」


この人は無意識にやってるのか?それとも わざと?……てか そんなことよりはやく行かないと!この際仕方ない……


「……わかりました。じゃあ行きますか!」


「あ……はい♪」




俺は小雨さんと和君をつれて蒼太のところに向かった。



ここまで読んでいただきありがとうございます。

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