閑話:座談会
今後の話につながるネタバレを含みます。ネタバレ嫌いな人は飛ばし推奨です。
「hyahhhaaaaaaaaaaaah!!!」
「「「・・・・・」」」
黒雲の机と椅子が並べられたとある一室。
俺ことサクラ=レイディウスは自分で作り出した机の上で大声で叫んでいた。
そんな俺を冷たい目で睨みつけている三人娘は逃げられないように縛り付けてある。
取り敢えず叫んですっきりした俺は席に着いた。
「ふう・・・やっぱ初っ端から叫ぶと気合が入るぜ・・・」
「「「・・・・・」」」
一見平気な顔をしているが実はすごく焦っている。
まずい、座談会だというのに三人の不機嫌具合がヤバい・・・さっきから一言もしゃべってねえ。
ちなみにこの話自体は本編と関わり合いのないスピンオフ的な流れであるため、今回は時空間を歪めたりメタ的な話ばかりが出て来る。
まあ、、、のっけから失敗臭満載ってわけだ。
このオファーが来てすぐに逃げ出そうとしたこの三人の判断は間違ってない。
だから三人とも椅子に魔術で縛り付けてあったりする。
「「「「・・・・・・」」」」
ま、そのせいでこんな空気になってるかもしれない、既に駄目な空気が出来上がっている。
俺だけで残り9700字を埋めるのは流石にきついので美少女たちにもぜひともしゃべっていただきたい・・・この話が失敗すると最悪主人公鬱エンドで強制完結なんてこともあり得るしな。
何とかしないと、、、皆真顔で座っているせいで余計重苦しさを感じる・・・
「お、オネガイシマス・・・・ううう、、、一人で一万字も話せないよ・・・絶対途中でグダるよお・・・助けてえ・・・」
「はあ・・・わかったよ、サクラ。もう逃げないからこのうっとおしい雲の網を解いてくれ。」
「あ、ありがでう・・・・」
シノンがようやく喋ってくれた・・・皆腹をくくったのだろうなあ。
流石俺のパーティー、キチガイばかりだから諦めも早い。
拘束を解いて改めて向かい合うことにする。
涙と鼻水をぐいっと拭った俺は司会らしく笑顔で大声で!
「じゃ、タイトル通り座談会を始めます。いえー!どんどんぱふぱふー!」
「・・・(シノンはうわあという顔で俺を見ている)」
「にゃー、にゃー?(俺ガン無視でサニアは迷い込んだ猫を撫でている)」
「くちゃくちゃもぐもぐ・・・(ピルチを食べてて俺の話はやはりガン無視)」
こんにゃろう、、、俺が恥ずかしいだけじゃねえか。
「てか、しゃべれよ!?なんでパーティーリーダーが司会してねえんだよ!」
「私を巻き込むな!」
「そうだよ、おにいさん!こんな失敗臭のする企画に巻き込まないでよね!」
「そうじゃ!前みたいに掘って掘られての続編で良かったじゃろ!」
前の閑話、、、レルダ戦士団とのホモホモしい話か。
最初はただキチガイブートキャンプかと思ったら最後ホモかよ!?みたいな悪ふざけのアレか・・・
しかもアリア探すの諦めてなんか男も女もレッツ、パーティー!ってなってるあれかあ・・・
「二度とごめんだ!!」
「ええっ・・・」
サニアさんがまじで残念そうな顔してるんですけどドウシヨウ・・・
シノンに助けを求めると彼女は諦めろと言った表情で首を振った。
スカイはわれ関せずといった顔で相変わらずピルチをくちゃくちゃもむもむしている。
「たく、、、スカイも二部では出番少なかったんだし、こういう時こそ頑張ろうとか思わねえの?」
「むう?好きな時に好きなことをするのが余じゃからな。それに三部は龍人の郷じゃろ?どう考えても出番ありまくりじゃろ。」
スカイはピルチの種をぷっと吐き出してふふんと笑う。
ドヤ顔ムカつく。
皆が呆れた視線で見つめていると、
「でも、龍人の郷には幼女がいるよね?トーリとか。そっちメインかもよ?」
「・・・ふぁっ!?」
「ああ、、、新キャラの話かもしれんな。ソーラメインかもしれんし。」
「な、、、何だと、、、しっ、しかし戦闘力的に余は欠かせぬ存在・・・」
「ぶっちゃけ人化してから幼龍並の戦闘力でぶっちゃけ雑魚キャラになりつつ・・・ぶっちゃけ」
「ぶっちゃけ、ぶっちゃけうるさいのじゃああああっ!」
スカイは息を荒げながら立ち上がるや否や逃げていった。
シノンとサニアがそれを見て舌打ちをする。
こいつら、、、自分だけ逃げる算段たててやがったな・・・
スカイがどっかに行ってしまったが、司会の役割は果たさねばならない。
「『曇の網≪ネット≫』・・・さて、今回のヒロインポジだったシノンに今回の部の感想を聞いてみましょう!」
「「くそっ、逃げ遅れた!?」」
「ちなみに残り8200字だから頑張ってこうか!」
「三人で回す字数じゃないだろう・・・あ~、感想か。取り敢えずサクラに恩義を感じている。後、相棒っていわれて凄く嬉しかった・・・あ、でもゴブリン盗賊団の前に連れ出された時は凍らせてちょん切ってやろうと思った・・・」
シノンの視線が突き刺さった竿と玉二つがきゅんっとなった。
サニアもそうだよ~と思い出し怒りなのか目つきが少し鋭くなっている。
ただ、彼女の魔術はシノンみたいに加減が効かないから本気で俺に術式を向けないでほしい
「あ、女の子(意味深)になれば新しい恋が・・・ふひひ。」
「・・・腐ってやがるッ!」
「サニアは恋の形は何でもありだと考えてるからな・・・寧ろ愛情が引き返せないとこまで深くなりがちな同性愛とか付きまといとかに強い関心を抱いてるんだ。」
「そんなことないよ、普通の恋愛だって大好物だよ?」
「どちらにしても、サニアの相手は大変そうだ・・・シノンさん、首筋に剣を添えないでくれ冷たいし。」
「・・・ふん。」
シノンは不機嫌になったのか俺の首筋の産毛だけを軽く凍らせると剣を乱暴にしまった。
てか、いつの間に俺の魔術を解いたのか・・・二人とも思い思いにすごしていた。
サニアは猫をごろごろ~と言いながら抱きしめてほんわかし始め、シノンは剣を手入れしようと磨き粉などを机に出し始めた。
首は冷たいわ、周りは非協力的だわ・・・どうすりゃいいんだ。
な、なんとか話題を・・・首が冷たい・・・いや、なんかで埋めないと・・・
「冷たい、、、あ、そういやその剣だったっけ?詠唱級魔術を無詠唱でしかも連続で使える道具は。」
「ん?ああ、私たち姉妹の秘密の一部だ。」
「このスピンオフでしか話せないけど、実はシノンの剣はすんごい魔道具なんだよ。ゼノン兄様が考案した詠唱を魔道具に肩代わりさせる方法をシノンは使ってるの。」
「胸鎧も魔道具だったよな?」
「ああ、魔力の性質を変えるだけじゃなく、最大魔力量と最大放出量を制限する力を持ってる。」
「剣と違って役に立つのか?それ。」
「スピンオフの今だからこそあっさりと言ってしまうが、一応追われている身なんだ。魔力トレースでもされたらすぐにばれてしまうだろうが・・・」
「私だって、シノン程じゃないけど隠蔽系の魔道具を持ってるしね。」
「なるほど、、、つまり『氷剣式』とやらはあまり使っていいもんじゃねえのな・・・」
シノンは恨めし気に胸鎧をいじりながらため息をつく。
サニアも苦笑いしたままである。
「この胸鎧が無ければ随分この戦いだって有利に進められたのに・・・父様に攻め込まれるのを考えれば仕方ないが。」
「ああ、ガルブレイク将軍かあ・・・しょうがないよねえ。」
「ガルブレイク?」
「おにいさんの師匠のアリアさんだっけ?あの人と同じ『種』を本質能力に持つ人だよ。」
「私の父でもあるガルブレイク将軍は『獄炎』属性なんだ。」
「うえぇ、、、『曇』といい勝負の厨二ネームだな。」
「そうは言うが、あの人の発動級一発はサクラの『嵐曇の極一撃≪オーガ・ストーム・マグナム≫』より強力だぞ?」
「おいおい、、、一応街一つ軽く覆えるほどの魔力量籠めてんだぞ・・・化け物すぎるだろ。」
「まあ、、、化け物だろうなあ・・・父様は。」
「王国にはガルブレイク将軍だけじゃなく聖十剣もいるし、ゼノンもいる・・・いくらおにいさんでも勝てないだろうねえ。」
「ま、主人公的な成長次第だろ?勝てるかどうかは」
「おにいさんのそういうところ好き。」
「・・・反応に困るな。」
サニアがにいっと良い笑顔で笑う。
その笑顔をなんとなく直視できなくなり、目線を変えると俺の局部に剣を宛がおうとしているシノンと目が合った。
「ちょ!?」
「なんだ?私の可愛い妹に手を出そうとするキチガイには慈悲をやるつもりはないが?」
「待て待て待て!むしろ今は恐怖でいっぱいだから!キュンってなってるから、寧ろお!・・・そ、そうだ!せっかくだし、ステータス見せてくれよ!みんなみたいだろうし!」
「ん?いいが、、、」
シノンがサッと手を滑らせてこっちにステータス表を滑らせてくる。
ちなみにステータスは本来自分の視界上に表示されるだけであるが、スピンオフの謎補正によって現在は皆が見れるようになっていたりする。
本当に便利だなー、スピンオフ。
「どれどれ・・・俺より分かりやすいな。ムカつくメッセージ少ないし。」
「それはサクラが世界に目をつけられてるからだろう?からかわれるほどメッセージを書きこまれているのは逆に世界に好かれてる証拠だろ?逆に羨ましい位だ・・・」
「そんなもんか?」
シノン・イシルディア 《本名》シノン・エルリングス
種族:ホモ・サピエンス
年齢:16
職業:双色剣女≪ダブル・ソード≫
冒険者クラス:中級冒険者
パーティー所属:フェデラ
本属性:氷 獄炎(使用不可) 補助属性:なし
本質能力:『双色の所持者』
スキル:【発動級】『氷飛礫』『氷小刀』
【詠唱級】『アイシクルドーム』『氷剣・氷停』『氷剣・輪廻』『氷剣・氷河』『氷剣・氷塊』
称号:『元聖十剣・第五位』『過保護姉』『苦労性少女』『大きなトラウマ持ち』『デレ間近』『初心な少女』『真面目』『隠れ巨乳』
兵装:『紅剣・桃紅』-詠唱短縮:氷剣式を使う際に使用する道具。実質シノンの切り札であるが、シノン自身も魔力を封じている時は扱い切れないほど魔力消費が激しい。
装備:標準的な女剣士装備
『陰魔を象る胸鎧≪サキュラス≫』-魔力の性質を変えるだけじゃなく、最大魔力量と最大放出量を制限する力を持ってる鎧。この鎧をつけている間は魔力トレースなどの魔術には引っかからない。魔道具作成技術が発展している王国でもなかなか見つからないかなり高度な技術が用いられた魔道具。
『青色の篭手』-魔法の盾を展開する魔道具
特記:『詠唱短縮:氷剣式』-詠唱級魔術を詠唱なしでしかも連続で使用することが出来る。型の数が大きくなるほど、難易度は上がっていく。ちなみに彼女の兄弟子ゼノンがこの技術を考案している。
『詠唱短縮:氷剣式一の型』 『氷剣・氷河』『氷剣・氷塊』『氷剣・氷停』-周囲の雑魚を凍らせ薙ぎ払い、親玉に直接とどめを刺すことを目的とする対多数専用の術式。
「スピンオフとはいえネタバレ酷いな・・・」
「氷剣士から嘘だし、、、いったい私は何なんだと自分でもたまに自問自答しているぐらいだ。」
「てか、明らかに今後の物語に関わるとこまで書いちまってるだろ、これ・・・」
「ああ、アブナイな・・・これは。」
「ふうん、面白いしいいんじゃないの?面白くなるかは、作者の腕次第だし。・・・じゃあ、次は私かな。」
「「・・・(これ以上ネタバレwするのはまずくなかろうか、作者の腕的に)」」
「?・・・どうしたの?」
サニアがこちらに滑らせてきたステータスをそのままリターンした。
サニアがじいっと無言で俺を見つめて来るが出来る限り目を合わせないことにする
敢えて言おう、俺は浅き夢見む氏を信頼していない。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
サニアが無言のままこっちに再び滑らせてくる。
俺は出来る限り見ないように気をつけながら、シノンに滑らせた。
シノンはノールックパスでそれをサニアへと流す。
サニアは帰って来たそれをブンブン遠心力をかけながら、ハンマー投げのように身体ごと回転させながら俺に投げつけてきた。
・・・望むところだ!
「おにいさんっ!ちぇすとお!」
「糞ッ!受け止める時ちょっと見ちゃったよ!?かなりまずい事書いてあった!・・・シノン、受け止めろよ!オウりゃあアアッツ!」
「加速するパス回転型!?私はまだそれを受け止められないぞ!?」
「ああ!私のステータス表があっ!?」
俺は体の捻じりを全て掌底からステータス表へと伝え、全力で空へと打ち出した。
シノンは一応受け止めようとしたが、その手を弾きステータス表(地雷)が空へと打ち上げられるのを防ぐことが出来なかった。
サニアはそれを追いかけて、ヒョコヒョコ走っていった。
「「はあ・・・・」」
危なかった、、、あんな地雷なんて流石に受け止めきれないぜ・・・
サニアの場合、職業から聖女だしな。
スキルとか特記事項とか俺の二倍は書きこまれてそうだ・・・文字数稼ぎにはもってこいだがグダりそうだ。
それはともかく、、、
「シノン、何か気になってることねえか?残り五千字何かで埋めないと・・・くそう、サニアと一緒に逃げりゃあよかった・・・」
「司会が逃げてどうするんだ・・・一応主人公だろ。」
「だってさあ、、、桜と違って俺は戦闘が主流なんだぜ?そんなに口回んねえって」
「『曇の奇術師』じゃなかったか?職業?まあいい、、最後まで付き合うよ。」
「有難う、シノン。」
「さ、サクラがそうしてほしいって言ったんだろ!」
シノンがポカポカ叩こうとして来るのを避けつつ、変なパス合戦をしていたせいで散らかってしまった机や椅子を整頓し席に再びつく。
シノンはずっと次に何を話題にするかを考えていたが、何かを思い出したのか
「で?なんか知りたいことある?」
「あのアリアって女の子・・・好きなのか?」
「・・・スピンオフだからって聞くんじゃねえよ。作者が困るだろうが。」
「答えないと削ぐぞ?」
「お前、さっきからそればっかなのな!」
シノンの目はマジである。
流石『でれ間近』なだけはある。
上手いのはそこに『ヤンでれ』とか『ツンでれ』なのかが書かれていないことである。
桜の方の伊月さん同様選択肢を間違えた場合、物理的にバットエンドを迎える場合がある。
・・・真面目に答えるか。
「分からん。」
「分からんって、、、あんだけ美人なのに、好きとか性的欲求を一度たりとも感じなかったのか?」
「お前、、、称号に本当に『初心な少女』って書いてあんだろうな・・・性的欲求って・・・二か月一緒に旅してたけど意外とそういう気持ちにお互いなれなかったんだよな。」
「そうなのか?」
シノンが疑わしげな顔で俺を見つめて来るので思わず目をそらしてしまう。
いやまあ、、、裸を見たらさすがにいきり立つぐらいはあるしな・・・
シノンはそんな俺の態度から何かを直感したのか、シノンの瞳孔は細くなり本能的に危険を感じる。
剣を構えるその様子はまさしくあの時のヤンデレ伊月さんである。
「さあ、後四千字はアリアとやらの関係について語ってもらおうか。」
「ふっざけんな!そんな語ることあるわけないだろ!」
「アルハズダ。アルハズダ・・・」
「・・・こええよ。」
「ただいまなのじゃ!ヒロイン力を高めていく所存なので、ぜひ出番が欲しいスカイが今帰ったのじゃ!・・・でも出直すことにするのじゃよ。」
「待てい!せめて助けてくれ!」
「余はこの首飾りのせいで幼龍程度の力しか出せんのじゃ。これからは非力系腹ペコヒロインで売っていくのじゃあ。そんなどっか精神ぶっちぎれているヒロインを止める力なんてあるわけないんじゃよっ。」
「じゃあ、首飾りを外せえ!」
「外したらぶっ壊れてしまうんじゃよ!この首飾りは貴重なんじゃ。」
「たく、、、しょうがないなあ・・・スカイ、お前は可愛いんだから変な努力いらねえよ。」
溜息をついて一人でシノンの説得を続けようとしたとき、妙に『大事なところ』に感覚があまりにも通ってないことに気付いた。
てか、妙に冷えこんでいるような・・・
シノンが顔を真っ青にしながらポツリと言った。
「あ、凍傷になってる・・・」
「てめえ、何してくれてんだあ!???」
俺のぶらんぶらんは完全に凍りついていた。
「お、落ち着け!しっかりお湯につければ自然解凍するから!」
「これが落ち着いてられるか!尊厳だぞ!?男の尊厳だぞ!?」
「そ、、、それ、、、ちょっと衝撃入っただけで砕けるんじゃないかえ?」
「・・・ぎゃあああっ!?それだけは勘弁してくれえ!」
「す、すまんサクラ!自分でも気づかないうちに魔力を込めてしまって・・・スカイを可愛いとか言ってるのを聞いた瞬間感情がぶわってなって・・・気づいたら」
「てんめえ、嫉妬でナニ凍らせてくれてんだ!言ってみろ、コラ!大きい声で!」
「そ、、、それは、、、ぉ、、、、んですぅ」
「聞こえねえなあ!」
「ぐすっ、、、、ぐすっ、、、、ぉ、、ぉ、、、、ぉ、、、お〇ん〇んですぅ・・・」
「ああ、もう!泣きてえのは俺だよお!」
シノンが半泣きで隠語を叫び始めているがそれどころじゃない・・・これは男の尊厳の問題だ。
妙にかちこちに固まった股をじりじり慎重に開いて少しずつ移動することにする。
動きが大きいとピシッとか音がするのでマジで怖い・・・
そんな中、遠くから土煙を挙げながら近づいてくる影があった。
「おにいさ~~~~ん!」
この時、俺は物凄い嫌な予感がした。
「スカイ!俺を守れ!」
「え?ああ・・・シノン!?何をするのじゃ!?」
「サクラの相棒は私ダッ!私が彼を守るッ!」
「誰でもいいから俺を誰か守ってくれえッ!」
サニアは物凄く高く飛び上り、ステータス表をこっちに向けて投げつけようとしてきた。
サニア、、、その角度はまずい・・・
「私のも見ろおおおおッ!」
「やめてくれえええッ!」
「ちょ、シノン!離してたもえ!」
「うるさいいいいいっ!」
鋭角で放たれたステータス表は渾身の力で下へと叩きつけられた。
俺も
シノンも
スカイも
凶弾を放ったサニアですらその弾の軌道を逸らすことは敵わなかった。
パリン
数年後後、フェデラという美少女だけのパーティーが物凄くモンスターを狩りまくっているという話がモルロンド直轄領中に広まった。
特に有名となったのは女性としては高身長な『玉つぶし』というモンスターの○○を潰しまくっているサクラという黒髪の女の子だった。
一説によると、、、同族を増やすためだとか、亡くした友の代わりを探すためだとか、、、どちらにしても失われたものは二度と戻らない。
その教訓を身をもって学ぶことになった。
あ、そういえばですが・・・・
貴方は男性ですか?
閑話投稿したので一度完結扱いとします。第三部投稿はいつになるか分かりませんが、すぐに皆さんと出会える日を信じています。ここまで読んでいただきありがとうございました。 H26.10.14 浅き夢見む氏




