その選択に後悔はありませんか?
連続投稿第3話です。
人物は実在しますし、エピソードは本物ですがさすがに名前は変えてます。
女の子とも男の子も沖縄では基本名前呼びです。
県外の方はびっくりしますよね。
私も名前を呼ぶのは親しい相手だけと聞いた時はびっくりしました。
目を覚ますと夜だった。
体は小さいまま、多分昼間のあれは夢じゃない。
今わかっているのは
子供の頃に戻った、多分5年生。
父親は多分昔のままで性格などは変わってない。
住んでる場所や家も同じ。
なら次確認することは他の家族のことと正確な日時だろう。
周りを見れば妹と弟もいる。
昔はテキトーな俺と真面目な妹とよく喧嘩したし、生意気な弟ともよく喧嘩したな。大人になればどっちとも仲良かったけど。
母親もいる。
そういえばおばあちゃんはまだ同居してない時期か。
テレビを見たら週間天気予報。
いまは9月らしい。
あぁまだ眠いなこれは身体が小さいからか?
いやでも子供の頃ってもっと遊び回ってたよな。
でも眠すぎる1度寝よう。
起きたら朝だった。
母親に起こされ、学校に行く準備をする。
新卒で美容師になってからは東京で通勤に1時間かけていた身としては徒歩7分の登校になるのはほんとにありがたい。
学校に行くと校門前で仮面ライダーのポーズをとる下級生がいる。
こいつ1度目の人生ではただの変なやつだと思ってたけど2度目の人生でも変なやつだな。
こいつは金城 ゆうま って名前だった気がする。
小学校を転校してからは姿を見なかったが一浪して入った美容学校でまさかの同級生になったやつだ。
俺もかっこよくはないが、こいつはどちらかと言うと小汚いかんじで尚且つ不器用で国家試験に落ちてた。
勉強教えた時間返せよ、と思わなくもないがまぁシカトする。
学校に着くと音楽の授業だ、リコーダーを覚える時に右手と左手を逆に覚えてしまい、意地を張って直そうとしないせいで音楽の授業は気まずいんだよな。
放課後になるとみんな居残りで音楽のテストに向けてリコーダーを練習してる。
あぁ記憶に残ってる、大したことじゃないのに。
「ねぇ、練習しないの?」
そうクラスの女の子に言われる
前時も言われたな、そして嫌だって言って帰ったんだよな。
「あやかは練習頑張ってるね、俺も家帰って練習しなきゃなー」
「持ち手逆なの治さないとだめだよ!」
「うん、練習するね」
嘘だ、流石に小学生でしか使わないリコーダーを今更頑張るのはめんどくさい。
音楽は好きだから中学は吹奏楽、高校は軽音部をやったが相性のいいのはギターだった。
また買ってもらおう。
過去の小さな後悔
2度目の選択、練習をするか、しないか
俺は選択を変えなかった。
また意識が遠のくなかふと思う。
俺、この選択
後悔してなかったんだな。
じゃあ 何で
大人になっても この瞬間を忘れなかったんだろう。
そろそろこの逆行のことがわかってきましたか?
わたしは後悔のない選択だけをすることはできないと思うんです。




