やり直すタイミングは希望通りですか?
連続投稿第2話です。
この物語における主人公の生まれ、親の設定、地元の設定、過去のエピソードは作者のものです。
できることなら私も変わりたい。
暑い、なんか暑い、死んだにしてはほんとに暑い
「おい大丈夫か?」
聞き覚えのある声だ、蝉の鳴き声も聞こえる。
死んでない?てか暑すぎる!
目を開け飛び起きると父親と目が合う。
周りを見れば公園で自分はベンチに横になってるようだ。
ん?横になってる?
俺今ベンチに横になれてるの?足はみ出してないんだが?
何やら話しかける父親をチラ見したあとだるい体を起こす。
体小さくね?てかこの公園昔よく来たなー今思えば友達と遊びに行かない小学生の俺を毎週公園に連れてきてくれていた父さんはほんとに立派で尊敬できる。
じぶんは26歳だが父さんは24歳で父になったらしい。自分の年齢でも親になれる気がしないのに親になる覚悟を決めここまで育ててくれた父さんはほんとに凄くかっこいい。
かっこいいってか父さん髪黒くね?
「おい!きこえるか?まだ気分悪いか??
もう今日は帰ろう。」
記憶にほとんどない白髪のない黒髪の父、ぶっきらぼうで亭主関白気味で厳しくて怒りっぽくて、怒るとすぐ手が出る。
でも絶対助けてくれるかっこよくて優しい父。
あぁ泣いてしまう。
「ごめんな、無理させすぎたか。
でも逆上がりくらいできるようになれよ!男の子なんだから。まぁでも頑張ったからジュースを買って帰ろうレモンティーと炭酸どっちがいい?」
「レモンティー」
しまった、反射で答えてしまった。
「そっか、体調まだ悪そうだからおんぶして車に行こう」
そういう父の背中に乗り考える。
ここは昔よく来てた公園だよな。
確か蜘蛛の巣みたいな紐のジャングルジムが特徴的な場所。
懐かしいなー何時ぶりだろ。
なんて現実逃避もそろそろ辞めて俺子供になってるよな、まじ?ほんとに人生逆行した?
え?タバコ吸えない??無理なんだが?
まぁそれは置いといて、逆上がりの特訓したの確か5年生だよな、いやー5年生は激動だった、小学校は老朽化で図書室が天井ごと抜けて崩壊、老朽化が問題視されて来年度から小学校が移設、海の近くに立てることになって家から遠くなるから転校したんだよな。
新校舎を見に行こうって名目の課外学習は3月11日で海の近くだった新校舎に来ていたおれたちは地震による津波を警戒して役所に避難したんだっけ。
まぁ沖縄に住んでるから津波は来なかったけど、あの時市役所でみたニュースとあの雰囲気は忘れられないな。
まぁともかく人生逆行したならそれは夢が叶ったのかな?
神社でタバコを吸うような罰当たり人間に神様が優しくしてくれる訳ない。
転生チートなんてないだろうし、まぁまぁ詰んでる感はあるな。
ここから先は未来の知識と逆行転生ものを読みまくった経験を使って罰が当たったとしても乗り切れるようにしていこう。
ただ眠いな。
子供に戻ったんだし、寝ても親がどうにかしてくれるだろ。
そう思い上原翔吾は意識を落としていく。
そして神がいるならこう答えただろう、これは人生のやり直しではなく、選択のやり直しなのだと。
さて幸せな逆行をするなら皆さんどこから始めたいですか?
出来れば幼稚園から初めて惰眠を貪りたいです。
労働反対。




