1.神の村
神に一番近い村には、神がいるのだろう?
ライア達は根をまたぎ、つるをどかし、木と木の合間を通って着実に目的地に向かっていた。そしてようやく今晩泊まる村が見えた。木漏れ日は橙色に変色し、森全体が暗くなっていた。ライアはどこかに吸い込まれる様な感覚がした。「あの村は"神の村"って呼ばれてる。世界で一番神々の世界に近い存在なんだって。」おもむろに口を開いたのはリーシャだ。リーシャは1000年以上の知識があるため、旅のガイドの様な存在だ。「リアリー?ワシは全く知らないなぁ」ハルクは言った。「まぁハルクの教会とは考え方が違うからね。」リーシャは振り向きもせずに後ろのハルクに言った。「着いたーーーーー!」ようやく村に着いた様だ。叫んだのは一番前のカミーユだ。村に着くと、ライアは休憩のために宿を取りに、リーシャは挨拶をするため村長の家へ、カミーユは新たな魔法を求めて魔法店へ、ハルクは狭い村の中で迷子になっていた。ライアが受付嬢と話していると、ハルクがライアを見つけて走ってきた。ハルクは口を開け、「お?可愛いガールだね。この後1杯、どう?」再度言うが、ハルクは勇者一行の僧侶だ。受付嬢は笑顔を崩さずに言った。「そのふざけた口調止めてください。古すぎるし、ダサいです。それにあなた様は自分の年齢を知ってます?私は24歳です。」
ライアは薄々思ってはいたが、なかなか言えない様なことをスラリと言った受付嬢を、神の村の人だと言われて納得した。ライアは涙を流すハルクの足を引っ張って部屋に戻った。ライアは自分の部屋に戻ると、自身の手袋を外した。ライアは自分の右手に違和感を感じていた様だ。手袋の下には宇宙色の右手があった。しかし不思議とライアは混乱しなかった。頭に流れ込むのは沢山の疑問ではなく、次元の違う恐怖だけだった。ライアはそれを見つめたまま立ち止まっていた。ライアは恐怖に押し潰されていたのだ。突然、ライアは恐怖から解放された。そんな中、右腕の色が元の肌色になってきたのだ。そして恐怖に押さえ込まれていた沢山の疑問が押しかけてくる。ライアは手袋をそっとつけてベッドで横になった。一連の出来事はきっと疲れて見えたしまった、存在しない物だとして処理しようとした。しかしできるはずもなく、混乱が深まるばかりだった。しかし、混乱する間もない程に強力な眠気でライアの意識は深い深い深海まで堕ちていった。
ー裏話ー
自信なかったからChatGPTに相談したら、超褒められて逆に不安になったお




