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運命
「俺はこの世界におけるアブノーマル(異常)な一人であることを自覚している。
なぜなら俺は…」
「はっ!!今のは夢だったのか、朝から嫌な夢見せやがって最悪だな」
俺の名前は上泉 京。髪型は黒髪で、歳は18である。
容姿は…上の下と言っておこう。
「どんな夢を見たの?」
と女の声が聞こえてきた。
「まぁ俺がアブノーマルな理由は…ってなんでお前が俺の部屋にいるんだよ。それになんで俺の横にいるんだ?」
京の横で寝ている少女は、京と同じアブノーマル(異常)な人間であり、名前は日向 薫。
髪は黒、容姿はかなり可愛いほう。
彼女の正体は幼馴染であり、上泉 京の命の恩人。
そして上泉 京と日向 薫は、このアブノーマル(異常)な世界の命運をかける重要な人物なのである。