ヤンデレ天才ワキガ剛毛巨乳黒髪ショート美少女である妹の部屋から激臭巨大ディ◯ドが出てきたんだけどwww
「ふっふんふーん」
小説家志望である俺氏は上機嫌に家の掃除を行う。
妹は学校、両親は仕事。
家事は小説家志望であり、家の中で小説を書いている自宅警備員である俺の仕事だ。
……元々は高校生だったのだが、色々あって高校を退学したのだ。
「お?」
僕が妹の部屋を掃除しているとベッドの下で何か大きな箱を見つける。
おやおや?
おっやおっやぁ〜?
「のっこいしょ」
僕はそれを一切の躊躇なく持ち上げる。
……大きさの割には結構軽いな。
なんだ?なんだ?エロ漫画か?
ベッドの下に隠すものと言えば一つしかないよなぁ!(ニチャー)
「失礼しまーす」
僕は一切の躊躇なく箱を開ける。
妹の性癖を確認するのも兄の務めよ。
「ぐっほ!くっさオェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!ゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
視界がくらみ、嗅覚が機能を停止する。
「へぶしっ!」
僕は手に持った箱を投げ捨て、走る。
走る。走る。走る。
向かうべき場所は唯一つ!
トイレである!
「オェ、オェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ」
僕はさっき摂ったばかりの朝食をすべて吐き出した。
胃が逆流し、喉を通り、口から出される。
ゲロ臭い匂いがトイレに篭る。
だがしかし、今の僕の嗅覚は死に申しているため、何のダメージにもならない。
「ゲェエエエエ」
最早胃の中のものは出し尽くしてしまっただろう。
な、なんだったんだ?あれは。あの激臭は!
箱の中を開けた瞬間に鼻がバグり散らかしたぞ!
何が入っていたのかも見えていない。
……どうしようか。何かやばいものだったら。
俺、投げ捨ててきちゃったんだけど……。
ふらふらになりながらも、立ち上がる。
……トイレ掃除は一旦後だ。
僕はリビングに向かい、今や必須品となってしまったマスクを二、三枚口につける。洗濯物に干されている自分のハンカチも手に持ち、鼻に当てる。
これでは心もとないが、これしかないのだ。これでなんとか頑張るしかない。
僕は意を決して妹の部屋に向かう。
「おえ!クッサ!ヴェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
入ると同時に感じる圧倒的な臭さ。
な、何が?何が原因なんだ!?確かに妹はワキガで臭いけども!
こんなには臭くないぞ!?
「ぶっほ!」
僕は吹き出す。
見つけた。
激臭の物体を。
床に転がっていた。
巨大ディ◯ドが。
www
いや、いや、いや!
俺は絶対に開けてはならないパンドラの箱を開けてしまったようだ。
恐る恐る俺は妹のものと思われる巨大ディ◯ドを手に持つ。
20cmくらいはありそうな巨大ディ◯ド。
カピカピで、白い汚れもついていて、まだ少し粘り気も残っている。
どこをどう見ても洗われてはいないのは明白だった。
ざ、雑菌とかやばいんじゃないか?
こんなに臭いとかおかしいだろ!腐っているんじゃね?
そこら辺童貞だから全然わからないけど。
「オェエエエ」
かなり離れて持っているはずなのに強烈な匂いが僕の鼻につく。
これ以上は危険だ!
僕は箱の中に巨大ディ◯ドをしまい直す。
今すぐに窓を開けて、換気したが、この匂いを外に出すことで、異臭騒ぎにならないかどうかを心配する。
……辞めておこう。
これはあまりにもきつすぎる。
リビングからファ◯リーズを持ってきて、シュッシュと部屋一面にかけていく。
大量に。
一本使い切る勢いで。
……まだ全然残っているわ!こんなとこにこれ以上いられやしねぇ!
俺はさっとペンを取り、紙に言葉を書く。
『洗ったほうがいいよ。これ。臭いから』と。
この紙と巨大ディ◯ドが入った箱を妹の机の上に置いておいて完璧!
これで洗ってくれるだろう!ちょっと僕じゃこの劇物を扱うことは出来ない。
これでよし。
僕は妹の部屋から出る。
ゲロりまくったトイレの掃除をしなくちゃだな。
……いや、そんなことよりまずはこの手の匂いをどうにかしなくちゃだな。
洗面所に向かい、全力で手をこすり続けた。
……。
…………。
あぁ。消えない。
どんなに頑張っても残滓が残っている。
妹の激臭巨大ディ◯ドがこんにちはしてくる。
どんなパワーワードだよ!
僕は自分の頭の中に浮かんでくる言葉にツッコミを入れながら、激臭から少しでも目をそらすためにPCをつけて作業を開始する。
「にーなーぺーあー」
俺は何の意味も持たない言葉をつぶやき続けながら、手を動かす。
俺は小説家志望!小説家の卵!全身全霊でもって小説を綴るぜ!
まぁそれくらいしかやることがないからだけど。
ガチャ。
「ただいまー」
玄関の扉の開く音と、妹のきれいな声が聞こえてくる。
妹の声は俺の可もなく不可もなくという普通の声と比べてとても澄んでいてきれいで、声優としてもやっていけるような声だった。
「おかえりー」
僕も玄関の方に向かって声を返した。
妹の歩く音と、ドアの開かれ、閉まる音が聞こえてくる。
よし、見れくれたかな。
ちゃんと洗ってくれるといいんだけ───
バンッ!
すごい音が聞こえてくる。
ドタドタという足音ののち、
ドゴンッ!
僕の部屋の扉が蹴破られた。
ふぁ!?
「お兄ちゃん!」
僕の部屋に飛び込んできたのは制服姿の一人の少女。
短く肩に揃えられたサラサラとしたきれいな黒髪にぱっちりとした瞳。
制服に収められた裕福なお胸。
下手なアイドルを軽々と凌駕する圧倒的な可愛いさ。
普通オブザ普通の僕とは似ても似つかない可愛さを持った自慢の妹、瑞稀が、
激臭巨大ディ◯ドを持ってそこに立っていた。
「ホゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
僕は呻く。
でも吐きはしない。ギリギリのところで踏ん張ってみせる。
瑞稀の前で吐くわけには……というか僕の部屋を自分のゲロで汚したくはねぇ!
汚してなるものか!
「なんで?」
「な、な、何が?」
「なんで?臭いって言うの?なんで?なんで?お兄ちゃん」
瑞稀はハイライトの無い瞳を浮かべ、僕の元に近づいてくる。
どうした?どうした?どうした?
「臭くない。臭くないよね!?お兄ちゃんは私を否定しないよね!しないよね!しないよね!ねぇ!」
ちょっと待て。置こうか。とりあえずはその劇物を置こうか。頼むから置いてくれ。
いや、この部屋に置いてほしくないから今すぎにUターンして洗面所で洗ってきてくれ。
そんな本音を俺はぐっと呑み込む。
今の瑞稀はやばい。ヤンデレヒロインのようだ。なんでだ?
「お兄ちゃん……。なんで返事してくれないの?ねぇ!」
「ふぁ!?」
瑞稀はいきなりスカートを捲し上げる。
僕の目に入るのは瑞稀のきれいな足と、陰部を覆う濃い陰毛。
どこからとは言わないが、白い液が流れ出ている。
「お兄ちゃんは私の匂い好きだよね!」
「ふごっ!?」
僕は頭を捕まれ、視界が真っ暗になる。
僕の唇と体毛が絡み合い、僕の口に液体が流れ込んでくる。
「ふがっ!」
僕は瑞稀を思いっきり突き飛ばす。
その反動のせいか僕は椅子から転げ落ちてしまう。
「なんで?なんで?なんで?なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで。お兄ちゃんも私を嫌うの?違う。違う。違う。そんなはずはない」
「いっつ」
僕は瑞稀に床に押し倒される。
「ふぐっ」
そのまま瑞稀は自分の股間部を僕に押し付けた。
ちょ、ちょ、ちょ。
何が起きているのか!まるでわからない!本当にわからない!
「ふわっ。ふほ」
僕の口に毛が、液が入ってくる。
全力で僕は瑞稀の太ももを叩く。
息が!息が!息ができない!
「お兄ちゃんは私の匂い好きだよね?嫌いになんてなっていないよね?」
答えられない!喋れない!息できない!
このままだと一生答えられなくなる!
「なんで?なんで?なんで答えてくれないの?なんで私の足を叩き続けるの?嫌なの?すんっ。ねぇぇぇ、ねぇぇぇぇ!」
若干瑞稀の声に涙が混じってくるようになる。
く、くる、苦しっ!
僕は全力で叩く。
「息!ふひぃふゃ、息ひゃ!」
「あっ……」
「けっほ、けっほ」
ようやく僕の口元が開放される。
息が!息が出来る!生きているって素晴らしい!
「ご、ご、ご、ごめんなさい!お兄様!」
目に涙を浮かばせた瑞稀が僕に謝る。
「大丈夫だから。お兄ちゃんは瑞稀に嫌いにならないし、お兄ちゃんは瑞稀の匂い好きだから」
ぶっちゃけ例のディ◯ドの匂いに汚染されて僕の嗅覚は死んでいるので今は何も感じないが、普段の瑞稀は臭い。部活から帰ってきたときの瑞稀の匂いは尋常じゃない。
瑞稀はワキガなので当然臭い。言わないけど。俺の一番大切な妹を傷つけるようなこと絶対に言わないけど。
「じゃ、じゃあなんで……」
「瑞稀が心配だったから。洗っているように見えないし、なんか雑菌が湧いているんじゃないかって。ほら、女の子の膣の中って雑菌だらけだから」
「お兄様!」
瑞稀は顔をパァァと輝かせる。
うんうん。瑞稀は笑顔が一番似合う。
「後、女の子が簡単に露出しちゃだめだよ!」
「あっ……」
瑞稀の頬が一瞬で真っ赤に染まる。
そして、床に転がっている自身の巨大ディ◯ドを見てりんごのように真っ赤かに染まる。
「はわわ~!!!忘れてお兄様ぁぁぁぁぁぁぁぁああああああああああああ!!!」
瑞稀は巨大ディ◯ドを持って走っていった。
ふぅー。
僕は急いで窓を開けて換気を行う。
周りの住民とか気にしていられるか。こちとら死にそうなんじゃ!
僕は倒れてしまった椅子を起こして、席に座る。
……。
……………。
「ふぅー」
僕は熱くなった頬を手で仰ぎながら、忘れるために執筆の続きを始める。
僕の可愛い妹のまn……。
怪文書が出来上がったのは言うまでもない。
■■■■■
「ただ……ホゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
玄関の扉が開く音が聞こえ、お父さんが帰ってくる。
……うめき声が聞こえてくる。
根性ないなぁ。さっきまでの方が遥かにひどかったんだぞ?
これでも換気に空気清浄機をガンガンに行い、なんとかしたんだよ?
結構マシになったんだよ?
「くっさ!なんだこれ!」
お父さんが臭い臭いとうめきながら、リビングの方にやってくる。
あなたが言いますか?ワキガであるあなたが言いますか?いつもとんでもない悪臭を振りまいているあなたが言いますか?
ちなみにだが僕の家族、お父さんもお母さんも瑞稀もワキガである。家の体臭は地獄である。
まぁ瑞稀は言わずもがな。お父さんもワイルドなイケメン。お母さんだって美人なので許されている。イケメンで、美人なら許されるのだ。
僕は許す。ただイケメン。オメェはだめだ。お前もう船降りろ。
いやー、良かった。俺がワキガを遺伝しなくて。フツメンである俺がワキガを遺伝していたら犯罪だったよ。
僕とかお母さんと目元が少し似ている程度なんだから。
「なんだ?何があったんだ?」
リビングで瑞稀とゲームしていた俺にお父さんは尋ねてくる。
「お父さんの体臭じゃない?」
「んなっ!!!」
俺はばっさりと切り捨てる。
イケメンにかける慈悲はなし。
「お、お、お、お兄様!」
「ん?」
頬を赤らめ、動揺しまくった瑞稀が僕のことを呼ぶ。
「流石はお兄様ですね!全然敵いません!」
「いや、すごくないよ……。ずっとやっているゲームだしね」
僕はずっと家にいるのだ。今一番ハマってやり込んでいる格闘ゲームで今始めたばかりの妹に負けるのは恥ずかしすぎる……。
……結構ギリギリだったけど。
俺の妹がチートすぎる……。
「そんな事はありません!お兄様は最高です!私の全てです!」
……瑞稀はいちいち過剰に僕のことを褒めてくる。
……ヤンデレ?
いや、ないか。現実に兄のことが好きな妹なんていない。
さっきの奇行も臭いという言葉に錯乱したからだろう。
瑞稀はとても自分の匂いを気にしているし。
「あ、夕飯はもう出来ているから待ってね。お母さんが帰ってきてからね」
僕は一旦ゲームを止め、二階の自分の部屋で着替えてリビングに降りてきたお父さんに声をかける。
「おう。いつもありがとな」
「いいよいいよ。これくらいは当然のことだよ」
ニートしているくせに家事もやらないとかもう人間として失格だろう。
俺の夢はいつか出来るである妹の子供のおむつを取り替えてあげることだ!
「ただ……ホゲェエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ!!!」
お母さんも帰ってくる。
そして、予定調和のように呻く。
瑞稀の顔は真っ赤に染まっていた。
「お兄様……」
恥ずかしそうに小さな声で俺のことを呼びながら、もたれかかってくる。
うちの妹が可愛すぎる件について。
でも、ちゃんと使用した後は洗おうな?
■■■■■
「ん?」
俺は瑞稀とのお出かけから家に帰ってきた同時に家の違和感を感じて首を傾げる。
ちょっと本来ならズレないであろう家具の位置ズレてる……。
「どうしたのですか?お兄様」
「ん?なんでも無い」
俺はなんとなく誤魔化し、リビングに向かう。
「は?」
そして俺は呆然と言葉を漏らす。
なぜなら家のリビングでは家がぐちゃぐちゃになっていたからだ。
何が……?
お父さんとお母さんが重苦しい空気で家の机に座ってうなだれていた。
「何してんの?」
「……お父さんたち、離婚することになった」
「……は?」
俺はいきなりのお父さんの言葉に硬直した。
「お前が……お母さんと不倫相手に出来た子だったんだ……俺の子ではなかったんだ……。瑞稀は俺が引き取る。お前は……」
え?え?え?
意味がわからない。
りこん?……俺が……お父さんの子じゃない?
「ちょ、ちょ、ちょっと待って」
何が?何が?
え?
何も考えられない。
頭が真っ白になる。
僕が呆然としている間に瑞稀が動き始める。
そして────
瑞稀は思いっきりお父さんとお母さんのことを殴り飛ばした。
「ざっけんな!お前らのような人間にお兄ちゃんを奪われてたまるか!」
「「「は?」」」
俺とお父さんとお母さんの困惑の声が同期する。
俺の思考は今完全に停止した。
……にゃにが?にゃにが起きている?なんで、瑞希は全力で殴り飛ばした……?ってか、躊躇……。
「行くよ!お兄ちゃん!」
「へ?」
僕は何もわからないまま、瑞希に連れられていった。
■■■■■
「えい!」
僕は可愛らしい掛け声とは裏腹に、圧倒的な力でベッドに転がされる。
ここは市内じゃ有名な高層ビル。そんな高層ビルの最上階に僕は瑞稀によって連れ込まれていた。
「あぁ。お兄ちゃん」
ベッドに寝っ転がされた俺に瑞稀は抱きついてくる。
「お兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃんお兄ちゃん」
瑞稀が僕の耳元で狂ったようにつぶやき続ける。
「愛している」
ゾクリッ
僕の背筋が震え、途端に意識が現実に引き戻される。
愛している?本当に?
いや、本当だろう。そんなの見れば分かる。この部屋に飾られた大量の俺の写真を見れば。天井も、壁もすべてが僕の写真によって埋められていた。
「……僕達は兄妹だ。結婚なんて出来ない」
このままじゃまずい。
そう判断した僕はとっさに口を開く。
「そんなの必要ないよね?私達はもうすでに家族なんだから」
「……子どもだって」
「要らない。そんなの要らない。お兄ちゃんは私だけのもので、私もお兄ちゃんだけのもの。二人だけ。二人だけの家族。お兄ちゃんさえいれば後は何もいらない」
「だが……」
「お兄ちゃんはずっとここにいれば良い。私がすべて面倒見るから。何も心配要らない。だから私を愛して?愛して愛して愛して、愛して?」
妹は俺に甘い言葉をささやき続ける。
……あぁ、なんかもういいや。
このまま依存してしまえば……俺はもう思考を放棄し、ただ自分にもたれかかってくる瑞稀を、妹を……甘い果実を抱き返すのだった
ご覧いただきありがとうございました。
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