「キレイな放物線」とは
昔のプロ野球の試合を何気なく見ていたら、ホームランのシーンでこんな解説が耳に引っかかった。
「白球が!キレイな放物線を描いてスタンドへ届きました!」
ここで私はなんか変だなと思った。
無風であれば、山なりに投げた球も、フライも、マグナス効果がかかっていないボールはキレイな放物線を描くのだ。
で、あるならば「キレイな放物線を描いて」という形容詞はホームランに限って使うものであるのはおかしい気がした。
「ピッチャーの剛速球が!キレイな放物線を描いて三塁手のミットに収まりました!」
でもいいと思うのだ。