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スコッパー・モウルのぼうけん +モウルとワナビのおじいさん+  作者: 真宵 駆


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4.形から入るモウル

 モウルは住み慣れた巨大都市ツーを出て、物書きの集まるナーロ街に行くことにしました。


 それが巨額の脱税容疑で告発された、例のラノベ作家が辿ったのと同じコースだったからです。モウルは形から入るタイプでした。


「あのラノベ作家がツーで活動してた頃、僕は何も知らなかったなあ」


 ツーはとても人口が多く、居住区が細かく分かれているので、別の居住区にいる住人のやっていることなど、何も知らなくても不思議ではありません。


 ちなみにその頃のモウルは、毎日せっせと様々な怪文書を作成し、人気のない路地裏に行ってそれをばらまいていました。つまり、その頃から今に至るまで、まったく成長していません。


 モウルはツーを出るにあたって、住人達の誰にもお別れは言いませんでした。


 去る時は、黙って去る。


 それが、このツーにおける、名も無き住人達の流儀なのです。


 中には、


「もう、こんなとこ来ねえよ! うわああん!」


 と、散々わめき散らしてから去って行く人もいますが、そういう人に限ってすぐ戻って来ます。

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