表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
unknown  作者: Peru
3/28

生徒会長

「改めて自己紹介するわね。私の名前は篠崎<しのざき>楓<かえで>。この学校の生徒会長よ。………あってないようなものかもしれないけどね。」


 やっと思い出すことが出来た。


 確かに全校集会などの時に話をしていたような気がする。


 全校集会のときなどは、話など気にせずに近くのやつらと話していたので気にも留めていなかったからだ。


 とりあえず年上であることが判明したので敬語を使うことにする。


「大丈夫ですよ。思い出したんで。俺はさっきも言った通り近藤です。近藤真。そしてこっちが………。」


「神崎です。」


 香奈は軽く会釈すると沈黙してしまった。


 それはないんじゃないかな~と思ったりもしたが、別に強要する必要もないかと思い直し、生徒会長へと会話を振ることにした。


「ところで会長はここにいつまで居る予定ですか?」


「とりあえず今日一晩はここに居ようと思っています。あとは外に出てみて現状の確認ですね。」


 その言葉の後に近くに隕石が落ちたようで、唯一あった窓ガラスが吹き飛んでしまう。


「あーあ…。あれだと夜虫が入ってきそうだな…。」


「今思うことはそれですか…。」


 その後も隕石は降り注ぎ、窓枠から余波である砂埃などが入ってくる。


 途中建物にひびが入ったりもしたが、深夜あたりには隕石の衝突音も無くなり静寂が訪れたことで三人は眠ることにした。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ