第3話『恋する心だぽ』
チャットという街で、彼らと出逢ってから、1日の終わりには毎晩彼らとしゃべる様になった。ほんの数日前までのように、独り夜空を眺めて、泣き出しそうな夜を過ごす事はもうなくなった。私の心の中には、いつも彼らがいた。ガッコでイヤな事があっても、お稽古事がどんなにハードでも、彼らが私の心を救ってくれた。忘れかけていた笑顔を取り戻してくれた。
そんなある日の夜、私はまた新しい男の子に出逢った。
(TYT)P:・・・・
(TYT)P:切ない・・・・
(TYT)P:・・・・
**お知らせ**
♀ぽ 入室。
♀ぽ:こんばんわぽ(*^□^*)
(TYT)P:・・・
♀ぽ:なんで泣いてるんだぽ!?(?_?)
(TYT)P:それは切ないからさ!
♀ぽ:切ない・・・!?(*_*;
♀ぽ:顔さん何かあったぽ?
♀ぽ:お名前はなんていうのかぽ?
(TYT)P:・・・
(TYT)P:・・・
(TYT)P:ヤットンさ!
♀ぽ:ヤットンどうしたんらぽ?
♀ぽ:ぽでよかったら相談にのるぽよ。(*^_^*)
(TYT)P:・・・・
(TYT)P:キミが噂の幕張メッセ!?
♀ぽ:( ̄□ ̄;)!!
♀ぽ:なんで知ってるぽ?( ̄▽ ̄)
(TYT)P:最近ここのチャでは有名だよ
♀ぽ:有名・・・!?
♀ぽ:ほんとぽか?(;□;)!!
♀ぽ:何だかよく分からないけど嬉しいぽ〜!!\(^O^)/
(TYT)P:・・・
♀ぽ:( ̄▽ ̄)!?
♀ぽ:で、ヤットンはいったいどうしたんらぽ?
♀ぽ:お願いだから悲しまないで!!
(TYT)P:悲しむのやめたら、俺に幕張メッセくれるぽか?( ̄―+ ̄)
♀ぽ:えづち・・・!!(o`∀´o)
♀ぽ:ぽはえづちな人はキライだぽ(`ε´)
(TYT)P:ぽの幕張メッセは俺がもらったぽ〜!!\(TYT)/
♀ぽ:ふざけてないで、どうしたかちゃんと言うんらぽ( ̄▽ ̄)
(YTY)P:・・・
(YTY)P:ねぇ、ネット上での好きな気持ちは偽り?リアル?
♀ぽ:・・・
♀ぽ:ヤットン好きな人がいるのかぽ?(*^.^*)ドキドキ
(YTY)P:え・・・まっ・・・まぁね(-_-;
♀ぽ:ここのチャットにかぽ?
(YTY)P:うん。
♀ぽ:きゃぁああああ!\(^O^)/
♀ぽ:ヤットンそれはスゴイぽ!\(^O^)/スゴイぽ!\(^O^)/
(YTY)P:いあや・・・そんなにすごい事なの・・・!?
(YTY)P:でも、ここってネットワークの世界なんだぜ!
(YTY)P:そんな恋ってアリか?
♀ぽ:何言ってるぽ!!アリにきまってるぽよ!ヤットン・・・。ぽは恋にネットワークもリアルもないと思うぽ。例えヤットンが好きな人が、ネットワークでもリアルでもテレビの中の世界でも、ヤットンが好きって気持ちは偽りない真実なんだから、それは間違いなく真実だぽ。
もし、ヤットンがせっかく誰かを好きになったんなら、それは素晴らしい事で、ぽはその気持ちを大切にして欲しいぽ。
そんな素晴らしい気持ちを見つけたヤットンを、ぽは真剣に素敵だなって思うぽよ。
(YTY)P:真実・・・素晴らしい事!?
♀ぽ:そうぽよ。人を好きになるって、とても楽しいことだけど、相手に思いが通じなかったり、うまくいかなくなったりしたら、時には不安になって悲しくなったりする事はあると思うぽ。
でも、そんな時、ぽは自分が恋してるんだって事を思い出して欲しいぽ。
誰かを好きになる事って、そうそう簡単にできる事ではないぽ。
相手のいいところも、悪いところもひっくるめて好きになるぽだから、それは素晴らしいことだぽ♪素敵な事だぽ♪
だから、何があっても悲しまないで・・・。誰かに恋してる自分に自信をもって、自分をもっと誉めてあげてぽ!
(YTY)P:自分を誉める・・・
♀ぽ:うん。恋するって素晴らしい事ぽよ。\(^O^)/
♀ぽ:ぽは、恋するヤットンは素敵だと思うし、いつでも応援するぽよ!!p(^-^)q
(YTY)P:ぽぉ・・(ToT)
(YTY)P:ありがとう!なんか勇気がでたよ。(*^-^)b
♀ぽ:そうらぽよ!傷つく事恐れないで、一歩踏み出すぽよ!!p(^-^)q
(YTY)P:ぽぉ〜ヽ(*´∇`)ノ
**お知らせ**
哲平 入室。
哲平:おやおや、ついこないだまでピーピー泣いてたヤツがよく言うよ・・・(笑)
哲平:しかも、オレのセリスぱくってるし (笑)
哲平:顔サン初
♀ぽ:きゃぁああああああ!\(^O^)/てっぺーらぽ!(^-^*)てっぺーらぽ!(^-^*)
♀ぽ:逢いたかったぽ〜(T^T)
哲平:ははっ!いいこいいこ。(T_T)\('∀')
(YTY)P:哲平さん、初ヨロ。
哲平:顔サン!がんばれよ!
哲平:ぽの言うとおりだ、オレも傷つく事から逃げるのはもうヤメにした!
哲平:一緒にがんばろうぜ!( ̄▽ ̄)b
(YTY)P:哲平さんも恋してるの?
哲平:・・・ん!?まぁな・・・
哲平:オレのはたぶん無理そうだけど・・・(笑)
♀ぽ:何言ってるぽ!!(o`∀´o)
♀ぽ:てっぺーもヤットンもダイジョウブらぽ!!(`□´*)
♀ぽ:らって、ぽが応援してるんだぽ!!
哲平:ははは・・・(汗
哲平:頼もしい応援団だこと・・・(笑)
♀ぽ:なんだぽ( ̄▽ ̄*)
♀ぽ:その、・・・(汗 って!!
哲平:はは!ぽにはまいったよ!
哲平:ホントお前って不思議なヤツだよな
哲平:お前と話してると、ホントなんでもできる気がしてきたよ!
(YTY)P:うん!うん!俺もがんばるぜ!
(YTY)P:じゃぁ、俺そのうち告白するからさぁ、
(YTY)P:うまくいったら、お祝いにぽの幕張メッセちょーだいな!ワラ
♀ぽ:ヤットンのオチョーシモノ!!( ̄▽ ̄)=o)´ο)
♀ぽ:でもまぁ、ヤットンも元気でてよかったぽよ。o(^ヮ^)o
♀ぽ:わっしょい!わっしょい!恋するみんら!
♀ぽ:わっしょい!わっしょい!てっぺー!ヤットン!p(^-^)q
(YTY)P:よーし!なんか元気でたらハラへったよ!ワラ
(YTY)P:ぽ、哲平サンありがと。また絡もーぜ!
哲平:あっ、悪リィ・・・オレも電話だ!
哲平:例の子からだ・・・ドキドキ
哲平:オチ
**お知らせ**
(YTY)P 退室。
**お知らせ**
哲平 退室。
♀ぽ:なんか、みんら青春だね。(*^-^)v
♀ぽ:みんら・・・
♀ぽ:フアイトだぽぉぉぉぉぉ!!(ノ^◇^)ノ
**お知らせ**
♀ぽ 退出。
**お知らせ**
♂ヤマー 入室。
♂ヤマー:ン!? アリ・・・!?(*´艸`)
♂ヤマー:入れ違いぢゃねーか!!Σ( ̄□ ̄;)ノノ
♂ヤマー:モゥ誰もいないYO ワラ(*´艸`)=З
♂ヤマー:しかも、今回出番少ねーし・・・ワラ(ノ ̄艸 ̄*)ノ
**お知らせ**
♂ヤマー 退出。
こんにちは。あいぽです。
いつも、温かい応援のメッセージありがとうございます。
さぁ、この物語の主人公達も、今回で全員出揃いました。そして、第1章もいよいよ次回から急展開を迎え、ネットワークの世界を飛出し第2章への幕開けとなってゆきます。
私が、かけがえのない仲間にもらったもの。『勇気』『愛』『希望』について、主人公達がこれから真剣に体当たりでぶつかってゆきます。どうか、最後のフィナーレまで引き続きご愛読よろしくお願いいたします。
次回『絶望の夜』
どうか、ご期待下さいませ。




