表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/6

第3話『恋する心だぽ』

チャットという街で、彼らと出逢ってから、1日の終わりには毎晩彼らとしゃべる様になった。ほんの数日前までのように、独り夜空を眺めて、泣き出しそうな夜を過ごす事はもうなくなった。私の心の中には、いつも彼らがいた。ガッコでイヤな事があっても、お稽古事がどんなにハードでも、彼らが私の心を救ってくれた。忘れかけていた笑顔を取り戻してくれた。

そんなある日の夜、私はまた新しい男の子に出逢った。


(TYT)P:・・・・

(TYT)P:切ない・・・・

(TYT)P:・・・・


 **お知らせ**

 ♀ぽ 入室。


♀ぽ:こんばんわぽ(*^□^*)

(TYT)P:・・・

♀ぽ:なんで泣いてるんだぽ!?(?_?)

(TYT)P:それは切ないからさ!

♀ぽ:切ない・・・!?(*_*;

♀ぽ:顔さん何かあったぽ?

♀ぽ:お名前はなんていうのかぽ?

(TYT)P:・・・


(TYT)P:・・・


(TYT)P:ヤットンさ!

♀ぽ:ヤットンどうしたんらぽ?

♀ぽ:ぽでよかったら相談にのるぽよ。(*^_^*)

(TYT)P:・・・・

(TYT)P:キミが噂の幕張メッセ!?

♀ぽ:( ̄□ ̄;)!!

♀ぽ:なんで知ってるぽ?( ̄▽ ̄)

(TYT)P:最近ここのチャでは有名だよ

♀ぽ:有名・・・!?

♀ぽ:ほんとぽか?(;□;)!!

♀ぽ:何だかよく分からないけど嬉しいぽ〜!!\(^O^)/


(TYT)P:・・・


♀ぽ:( ̄▽ ̄)!?


♀ぽ:で、ヤットンはいったいどうしたんらぽ?

♀ぽ:お願いだから悲しまないで!!

(TYT)P:悲しむのやめたら、俺に幕張メッセくれるぽか?( ̄―+ ̄)


♀ぽ:えづち・・・!!(o`∀´o)

♀ぽ:ぽはえづちな人はキライだぽ(`ε´)

(TYT)P:ぽの幕張メッセは俺がもらったぽ〜!!\(TYT)/


♀ぽ:ふざけてないで、どうしたかちゃんと言うんらぽ( ̄▽ ̄)

(YTY)P:・・・


(YTY)P:ねぇ、ネット上での好きな気持ちは偽り?リアル?

♀ぽ:・・・


♀ぽ:ヤットン好きな人がいるのかぽ?(*^.^*)ドキドキ

(YTY)P:え・・・まっ・・・まぁね(-_-;

♀ぽ:ここのチャットにかぽ?

(YTY)P:うん。

♀ぽ:きゃぁああああ!\(^O^)/

♀ぽ:ヤットンそれはスゴイぽ!\(^O^)/スゴイぽ!\(^O^)/

(YTY)P:いあや・・・そんなにすごい事なの・・・!?

(YTY)P:でも、ここってネットワークの世界なんだぜ!

(YTY)P:そんな恋ってアリか?


♀ぽ:何言ってるぽ!!アリにきまってるぽよ!ヤットン・・・。ぽは恋にネットワークもリアルもないと思うぽ。例えヤットンが好きな人が、ネットワークでもリアルでもテレビの中の世界でも、ヤットンが好きって気持ちは偽りない真実なんだから、それは間違いなく真実だぽ。

もし、ヤットンがせっかく誰かを好きになったんなら、それは素晴らしい事で、ぽはその気持ちを大切にして欲しいぽ。

そんな素晴らしい気持ちを見つけたヤットンを、ぽは真剣に素敵だなって思うぽよ。


(YTY)P:真実・・・素晴らしい事!?


♀ぽ:そうぽよ。人を好きになるって、とても楽しいことだけど、相手に思いが通じなかったり、うまくいかなくなったりしたら、時には不安になって悲しくなったりする事はあると思うぽ。

でも、そんな時、ぽは自分が恋してるんだって事を思い出して欲しいぽ。

誰かを好きになる事って、そうそう簡単にできる事ではないぽ。

相手のいいところも、悪いところもひっくるめて好きになるぽだから、それは素晴らしいことだぽ♪素敵な事だぽ♪

だから、何があっても悲しまないで・・・。誰かに恋してる自分に自信をもって、自分をもっと誉めてあげてぽ!


(YTY)P:自分を誉める・・・


♀ぽ:うん。恋するって素晴らしい事ぽよ。\(^O^)/

♀ぽ:ぽは、恋するヤットンは素敵だと思うし、いつでも応援するぽよ!!p(^-^)q


(YTY)P:ぽぉ・・(ToT)

(YTY)P:ありがとう!なんか勇気がでたよ。(*^-^)b

♀ぽ:そうらぽよ!傷つく事恐れないで、一歩踏み出すぽよ!!p(^-^)q

(YTY)P:ぽぉ〜ヽ(*´∇`)ノ


 **お知らせ**

 哲平 入室。


哲平:おやおや、ついこないだまでピーピー泣いてたヤツがよく言うよ・・・(笑)

哲平:しかも、オレのセリスぱくってるし (笑)

哲平:顔サン初

♀ぽ:きゃぁああああああ!\(^O^)/てっぺーらぽ!(^-^*)てっぺーらぽ!(^-^*)

♀ぽ:逢いたかったぽ〜(T^T)

哲平:ははっ!いいこいいこ。(T_T)\('∀')


(YTY)P:哲平さん、初ヨロ。

哲平:顔サン!がんばれよ!

哲平:ぽの言うとおりだ、オレも傷つく事から逃げるのはもうヤメにした!

哲平:一緒にがんばろうぜ!( ̄▽ ̄)b

(YTY)P:哲平さんも恋してるの?

哲平:・・・ん!?まぁな・・・

哲平:オレのはたぶん無理そうだけど・・・(笑)

♀ぽ:何言ってるぽ!!(o`∀´o)

♀ぽ:てっぺーもヤットンもダイジョウブらぽ!!(`□´*)

♀ぽ:らって、ぽが応援してるんだぽ!!

哲平:ははは・・・(汗

哲平:頼もしい応援団だこと・・・(笑)

♀ぽ:なんだぽ( ̄▽ ̄*)

♀ぽ:その、・・・(汗 って!!

哲平:はは!ぽにはまいったよ!

哲平:ホントお前って不思議なヤツだよな

哲平:お前と話してると、ホントなんでもできる気がしてきたよ!

(YTY)P:うん!うん!俺もがんばるぜ!

(YTY)P:じゃぁ、俺そのうち告白するからさぁ、

(YTY)P:うまくいったら、お祝いにぽの幕張メッセちょーだいな!ワラ


♀ぽ:ヤットンのオチョーシモノ!!( ̄▽ ̄)=o)´ο)


♀ぽ:でもまぁ、ヤットンも元気でてよかったぽよ。o(^ヮ^)o

♀ぽ:わっしょい!わっしょい!恋するみんら!

♀ぽ:わっしょい!わっしょい!てっぺー!ヤットン!p(^-^)q


(YTY)P:よーし!なんか元気でたらハラへったよ!ワラ

(YTY)P:ぽ、哲平サンありがと。また絡もーぜ!

哲平:あっ、悪リィ・・・オレも電話だ!

哲平:例の子からだ・・・ドキドキ

哲平:オチ


 **お知らせ**

 (YTY)P 退室。

 **お知らせ**

 哲平 退室。


♀ぽ:なんか、みんら青春だね。(*^-^)v

♀ぽ:みんら・・・

♀ぽ:フアイトだぽぉぉぉぉぉ!!(ノ^◇^)ノ


 **お知らせ**

 ♀ぽ 退出。



 **お知らせ**

 ♂ヤマー 入室。


♂ヤマー:ン!? アリ・・・!?(*´艸`)

♂ヤマー:入れ違いぢゃねーか!!Σ( ̄□ ̄;)ノノ

♂ヤマー:モゥ誰もいないYO ワラ(*´艸`)=З

♂ヤマー:しかも、今回出番少ねーし・・・ワラ(ノ ̄艸 ̄*)ノ


 **お知らせ**

 ♂ヤマー 退出。




こんにちは。あいぽです。

いつも、温かい応援のメッセージありがとうございます。

さぁ、この物語の主人公達も、今回で全員出揃いました。そして、第1章もいよいよ次回から急展開を迎え、ネットワークの世界を飛出し第2章への幕開けとなってゆきます。

私が、かけがえのない仲間にもらったもの。『勇気』『愛』『希望』について、主人公達がこれから真剣に体当たりでぶつかってゆきます。どうか、最後のフィナーレまで引き続きご愛読よろしくお願いいたします。

次回『絶望の夜』

どうか、ご期待下さいませ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ