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ディヴァイン・コマンド

明かされる真実。



「確かにクロトアさんの自殺は悲劇でした。ですが――」


「悲劇で片付けられるはずがないだろう! 恋人の死が!!」


 シルクとMr.ヌードは耳を疑った。二人は会社の同僚として付き合いは長いはずであるが、そこまで親密な関係だと思わなかったのだ。べったりとしていること等見たことはない。食事も互いに別の社員ととっていたし、二人が話す内容と言えばゲームの話くらいである。


「意外か? 俺とアイツは密かに付き合ってたんだ。近々婚約発表するつもりだった」


 世界初のフルダイブゲームリリース、そしてその大成功をもって婚約発表する予定でいたらしい。皆を驚かせるつもりでサプライズ発表を楽しみにしていたのだ。仮想世界に幽閉されるという大事件に巻き込まれていなければシルク達も驚きつつ祝福しただろう。


「お前達の知る通りアイツは攻略に消極的だった。だからせめて彼女の分も俺が責任を果たそうと決意したんだ」


 運営側でありながら戦えない彼女の罪悪感を少しでも払拭すべく、ゼノンはクロトアの傍に寄り添いながら有事は積極的に攻略組を指揮した。

 しかし攻略が難航する度に他のプレイヤーがゼノンを頼ったためクロトアと過ごす時間は目に見えて減っていった。多忙な日々を過ごす内、彼女が思い詰めていることに気づくのが遅れてしまったのである。そして最悪の結末になってしまった。

話を聞いていたミチルとリンネも掛ける言葉が見つからず沈黙を守っていた。


「……オレがもっと傍についてやれば良かった。そうすればアイツが自殺に追い込まれることもなかった。薄汚いプレイヤー共に狙われることもなかったんだ!!」


 シルクは首を傾げた。彼女の死は自害によるものだという話だった。しかし今の言葉はまるで他害によるものだと決めつけているかのように思える。


「ゼノンさん、クロトアさんは誰かに殺される程弱くないと言ったのは貴方ですよ?」


「ああ。アイツの強さは俺が一番よく分かってる。そしてアイツが自殺したのは間違いない。だがそこに至る経緯に他者の介入があったのだ!! 薄汚い偽善者共の追求がな!」


 ゼノンは彼女と直接やり取りしていたプライベートメッセージを公開する。そこには以前見せられた遺書より詳細な情報が記されていた。クロトアはゼノンの励ましやシルク達の活躍もあり、自身も攻略に参加しようかとも考えるようになっていた。秘密裏に闘技場等で復帰の戦闘訓練も行っていたらしい。


 しかしそこでとあるプレイヤーのグループに目をつけられることになる。ジャーナリストを名乗る彼らはこのLPO幽閉事件について真相究明に動いていたのだ。攻略に参加しないプレイヤーにとって仮想世界の暮らしは暇を持て余すことになる。彼らは事件の犯人を運営側だと決めつけ、プレイヤーの中に紛れ込んだ運営社員を虱潰しに探していたのである。そんな彼らが目をつけたのはゲーム内ランキングに名を連ねていた古参プレイヤーだ。その多くは攻略組として遠征し、ゲーム内でも名声を得ていたため歪んだ正義感を持つ彼らも手が出せなかった。そんな中不幸にも矛先が向けられたのがクロトアだったのだ。


「クロトアは奴らの執拗な追求により精神を摩耗させていった。それが自殺の切っ掛けだ」


「そんなことが……あったなんて」


「ぶん殴ってやりてぇ! ゼノン! そいつらどこにいる!?」


「もういないよ、Mr.ヌード。俺が消した」


 ゼノンは冷淡に言い捨てた。つまりそういうことだ。

 清廉潔白で正義感の強かったゼノンは恋人を死に追いやった男達をその手で処刑したのである。その経験がPK集団《B(ブラッディ).B(ブラック)》に属する切っ掛けになったのだろう。彼ほどの強さとカリスマ性があるのならばPK達をまとめ上げることは十分可能だった。


「……それでゼノン。お前は何がしたいんだ? 《B(ブラッディ).B(ブラック)》の頭目になってまで」


「言わなくとも分かるだろう。復讐だよ」


「下手人はもう殺したんだろう? クロトアの弔い合戦でもするつもりか!?」


「そんなことしたってクロトアさんはもう戻ってこないですよ!」


「ああ。だからそんな世界、もう壊れてしまっていいだろう?」


 シルクは絶句した。憧れていた先輩はもういない。思えばクロトアの死直後から妙に達観した様子だった。あの時から覚悟を決め、他のプレイヤーを手に掛けた瞬間から壊れ始めていたのだろう。現実世界に戻って恋人と結婚するという大きな目標を喪失したことで彼はこの世界に絶望してしまった。恋人を追い詰めたプレイヤー達に憎悪し、そのプレイヤー達を解放するために命懸けで戦うことが馬鹿らしくなったのだ。


「散々俺に頼ってきた癖に俺の恋人を殺した連中が憎い。運営を犯罪者と決めつけた世論を作り上げたプレイヤー共も、見てみぬふりした奴らも憎い。皆殺してやる!!」


「いかん! コヤツ、恋人を追い詰めた状況を作ったもの全てを憎悪しておる!」


「気持ちは分かるけど! それで何でシルクちゃん達にぶつけるの!? 仕事仲間だったんでしょ!?」


「……。シルクとMr.ヌードは憎んでいない。先程のは挨拶代わりさ。俺はお前達と争うつもりはない。道中に罠は仕掛けられてなかっただろう?」


「罠ならあったぜ? 森の中にな」


「それは別の獲物を狙ったものだよ」


 ゼノンが指を鳴らすと、彼の部下二人に両腕を縛られたカリナが連れてこられた。やはり彼らに捕まっていたようだ。武装は解除されているものの拷問などは受けていない様子である無事な姿に安堵しつつも人質を取られた状況に変わりはない。未だにシルク達は緊張を解けなかった。カリナは項垂れながら皆に詫びる。


「みんな、ごめん。独断行動した挙句に捕まっちまうなんて」


「いや、俺の方こそ感情的になって悪かった」


「無事で良かったわ」


「積もる話は後でよい。まずは狩人を救わなければ」


「ええ、そうですね。――ゼノンさん! カリナさんを解放してください!!」


「いいとも。お前達が俺の要求を呑むのならばな」


 やはり人質として確保していた以上、交換条件はつけてくるようだ。如何なる無謀なことを強要されるのかと身構えるシルク達。だが仲間の命を盾にされているため下手な行動はとれない。ただ黙してゼノンの次の言葉を待った。


「俺の要求はただ一つ。――シルク、Mr.ヌード。俺達の同志になれ」


「ヒトゴロシの仲間になれってのか?」


「LPOプレイヤーは広い意味では皆人殺しだ。直接手に掛ける奴は少ないだろうが、間接的に多くの人間を傷つけている」


「クロトアさんの件ですか」


「それだけではない。回復薬、レアアイテム、その他多くのゲームリソースを奪い合い、獲得できなかった者達がレベルを上げる機会を失っている。そして必要物資が不足する多くの者達が力及ばず命を落とした。皆知らず知らずに誰かを蹴落としているんだよ」


 彼の主張は的を射ていた。攻略初期は多くのプレイヤーがアイテム、経験値、金を奪い合い、少しでも自分が力を得ようと躍起になっていた。秩序が生まれたのはごく最近になってからのことだ。それもゼノン、シルク、Mr.ヌードといった古参有名プレイヤーが治安維持に動いたためである。まだ正義感と責任感があった頃のゼノンはその先頭に立っていたためプレイヤー達の醜い争いを何件も見てきていた。


醜態を晒すプレイヤーを見ても彼が正義を示していたのはまだ希望を抱いていたからである。しかし恋人の死という絶望を味わってからというもの過去に見た人間の汚い側面が彼を苛つかせた。そして世界を壊してもよいという大義名分となってしまっていた。


「この世界に囚われた人間を救う必要はないし、またその価値もない。弱者を虐げ強者に媚びへつらう連中に情けなどいらん」


 攻略組筆頭であるゼノンが前線から退くだけで攻略は何ヶ月、否何年も先に伸びるだろう。待っていればそれだけで彼の望み通りLPOプレイヤー達は仮想世界に囚われたままとなるはずだった。しかしその可能性を揺るがしたのはシルク達のチームの功績だった。


 第八層・第九層と攻略の実績を作り上げてきた彼らがいればゼノンが退いた後も新たな希望となりうる。ゼノンにとって何ら攻略に貢献できない無責任な人間が、恋人を死に追いやる環境を作った人間が笑っている姿に我慢ができなかった。


「お前達が俺達側につけば完全にLPO攻略の希望が途絶える。俺はゴミプレイヤー共が絶望する姿が見たいんだよ」


「ゼノンさん、その要請は受諾できません。ボクは守護者(ディフェンダー)として皆を守る義務があります」


「仲間一人守れない分際でか?」


 《B(ブラッディ).B(ブラック)》の構成員たちが一斉にカリナに武器を向ける。人質を取られている状況で交渉など不可能。実質命令である。だがシルクは一向に退く気はなかった。カリナを救出すべく、足に集中してそのユニークスキルを発動させる。

 ゼノンが瞬きしたと同時にシルクはカリナの眼前へと移動する。

 彼女を捕縛していた構成員も何が起こったか理解できなかった。守護者(ディフェンダー)は基本鈍足である。重い装備に身を包み、防御値にステータスの多くを割り振っているためである。俊敏性が圧倒的に足りていない。そのはずだが、俊敏性に優れた他のクラスが対応できない速度で撥ね飛ばし、驚くカリナを救出してみせたのである。


「――〈ディヴァイン・コマンド〉か。なるほど。警戒してはいたが、ここまで早く対応してくるとは思わなかった。以前より使いこなしているな」


「ディヴァイン・コマンド?」


「アレがシルクのユニークスキルだ。一度割り当てたステータス値を一時的にリセットして再設定する能力」


「なんと無敵ではないか! 何故もっと使わぬのだ!?」


「いや、ユニークスキルを使用している間は体力がごっそり削られる。濫用は出来ねぇ」


 使用時は問答無用でHPゲージが減少していき、削る体力がなくなると、値が1の状態で強制的に最初に設定したステータスに戻されるのだ。健全なMMORPGならそれでも問題なかったがデスゲームと化した今のLPOでは体力を削るということは命を削るに相当する。気楽に使える能力ではなかった。


「そっか。ダンジョンで騎士(ナイト)の私に追いつけたのも〈ディヴァイン・コマンド〉のおかげだったわけか」


 ミチルは当時シルクのHPが削られていたことを思い出した。あの時は場所がダンジョンだったため対して疑問に思わなかったが、上級プレイヤーのシルクがHPを半分以上失うというのは余程の強敵でないかぎりありえない。ユニークスキルの使用リスクだと考えれば腑に落ちた。カリナを解放したシルクは彼女に武器を手渡し、共に臨戦状態に入る。


「ありがとう、シルク」


「どういたしまして」


「敵前で安堵するには早いぞシルク!」


 剣を構えて襲ってくるゼノン。瞳に集中して敵の攻撃を見切ろうとしたカリナは直後に異変を察知し叫ぶ。


「罠だ!! 全員撤退!!」


 再び〈ディヴァイン・コマンド〉を発動させて敏捷性を上げたシルクが仲間達を抱えてカリナの指示した方向へ退避する。

 ――刹那、先程までシルク達が立っていた地面に紅い魔法陣が浮かび上がった。それは罠型の転移魔法だった。魔法陣上にある物体を強制的に自分達の優位な場所へ飛ばすというものだ。決まっていれば全員生け捕りにされていただろう。


「躱されてしまったか。まぁいい。シルク、Mr.ヌード。近い内お前達は他のプレイヤー共に絶望し必ず俺の手を取ることだろう。その時を待っているぞ」


 不吉な捨て台詞を吐いたゼノンは配下の《B(ブラッディ).B(ブラック)》構成員と共にいずこかへ飛び立った。カリナの助言がなければ彼らと運命を共にしていたに違いない。


「カリナさん、ありがとうございます。どうして彼らが跳ぶと分かったのですか?」


「アタシのユニークスキル〈セカンドサイト〉の能力だよ」


「望遠と透視だけではないのか!?」


「それは一つ目の力、スタミナを消費することで観察力を高める能力。そして『セカンドサイト』には名前の通り二つ目の力がある。シルクと同じくHPを削ることで近い未来を見ることができる」


「未来予知ができるってこと!?」


「数秒先だし、使用中は常に体力削るから使い勝手悪いけどね」


 未来視といっても範囲はかなり狭い。それはゲームシステム上の限界でもあった。付近の配置物や敵、NPCの位置情報から実現可能性の高い事柄を演算して出力しているに過ぎないのだ。故に未来視は視覚に映る対象に依存するし、透視や遠視との併用もできない。その汎用性の低さとHP消費という高すぎるリスクからカリナは二つ目の力を使ってこなかったのである。


「……こんな大層な目を持っていてもアタシは自分の未来すら見通せなかった」


 カリナは改めて頭を下げてきた。心底申し訳なさそうに言葉を続ける。


「偉そうに説教垂れた癖に敵に敗れて生け捕りにされ迷惑かけちまった。すまない。それと助けてくれてありがとう」


「謝るのはボク達の方です。カリナさんばかりに負担を掛けてしまって」


「……シルク」


「お前はお前なりにケジメ着けようと頑張ってたんだろ? 俺の方こそお前の考えを理解しようとしないで怒鳴っちまって悪かった」


「もう良いではないか。皆無事だったのだ」


「ええ。今はまず第一に考えなきゃいけないことがあるでしょ?」


 ミチルの言葉に全員が頷いた。

PKの頭領となったゼノンの対処を可及的速やかに行わねばならない。攻略組筆頭がそのまま敵に回ったのだから混乱は避けられないだろう。彼を慕っていた者は多い。まさかPK思想に賛同する者はいなくとも正面をきって戦える者は少ない。まして実力ではゼノンの方が上なのだ。他の攻略プレイヤーの士気にも大きく関わる。


「……伏せておいた方が賢明でしょうね」


「ああ。俺達だけで奴を倒して他の皆には名誉の戦死を遂げたとでも報告するのが一番波風が立たねぇ」


「かつての仲間を討つ覚悟が決まったの?」


「少なくともこのままにしておくわけにはいかないです。ボクらで止めないと!」


 奇しくもシルクとMr.ヌードはカリナと同じ心境に至っていた。かつての同胞が道を外したならば正してやるのが仲間としての責務だというものだ。できるだけ穏便に済ませたいが、手加減して勝てる相手でもない。これ以上罪を重ねるならせめて自分の手で引導を渡してやるのが情けだろう。同じ決意を共有したことで結束はより強まっていた。そんな三人の支えになろうとミチルとリンネも奮起する。


「……強敵だね、頑張らなきゃ」


「協力は惜しまんぞ。しかし白きメイドと裸族の拳士が世界の創造主とは驚かされたが」


「道理で勝てなかった訳だ。二人の強さの理由が知れてアタシは腑に落ちたってとこかな」


「笑い事じゃねーけどな。ゲームの設計についてはゼノンの奴も知識が豊富だ。俺達の手の内も知られてる」


「確かに、白きメイドのユニークスキルも知っておったしな。……ていうか開発者なら裏技とか教えてよ! チートとか知ってんでしょ!?」


「そういうのはデバッグチームで潰してますって! 少なくともいきなりパワーアップとかのチートはないです!」


 尚も追及するリンネに羽交い絞めにされるシルク。痛いのは勘弁願いたいものの、自身が開発者と知っても変わらず接してくれる仲間の存在をシルクは温かく感じていた。このタイミングなら言えるとシルクは自身の性別も暴露してしようと考える。そもそも性別を明かせなかったのは芋づる式に開発者の身分が露見する危険があったからだ。全てが仲間に知られた今、性別を隠蔽し続ける必要はないと朗らかな表情を浮かべた。


「実は皆さんにはもう一つ秘密がありまして――」


 言いかけたシルクの口は何者かに塞がれた。

見ると、Mr.ヌードが焦った様子で人差し指を立てている。


「お前、自分が男だと明かそうとしたな?」


「はい。もう隠す必要はないでしょう? いい加減女の子のフリも疲れたのですよ」


 ようやく肩の荷が下りると思っていたシルクの決意は固い。しかしMr.ヌードは女性陣の方を一瞥して溜息をつく。ミチルはより良き指導者としてシルクを慕っている。リンネも中二言語を理解しゲーマーとして話の合うシルクを友人として慕っている。カリナに至っては人質から解放してくれた恩人として深く感謝しているのだ。

 皆同性の友人だからそれ以上の関係にはならないが、中身が男だと分かれば痴情の縺れ的な意味で絆に綻びが生じるだろう。


「今カミングアウトすれば別の問題も生じる」


「問題って?」


 無自覚なシルクはそのまま質問を投げ返してくる。まさか本人相手に痴情の縺れ云々等と言及できない。したところで笑い飛ばされるだけだろう。そこでMr.ヌードは斬り口を変えた。


「露天風呂。お前、ミチルとリンネと混浴しただろ? バレたら通報モノだ」


「あれは先輩が焚きつけたんじゃないですか! ボクは最後まで拒否して――」


 揉めている二人に女性陣が訝し気な視線を送る。彼女達からすれば、やはり二人の距離感がおかしかった。開発者同士の繋がりが現実でもあると知ったことで親しいのだろうと思いかけていたが、ゼノンとクロトアなるプレイヤーが恋人同士だったと聞いたことで「もしやこの二人も」という疑惑が湧いたのである。


「やっぱり怪しいわね」


「こやつらも蜜月なる契りを交わしておるやもしれんな」


「デキてる方に百万ジンバブエドル賭けるわ」


「それ紙きれじゃん!!」


 女性陣からの疑いなど知る由もなくシルクとMr.ヌードは顔を近づけて口論を続ける。

 その様が余計に親し気にみえてしまい勘違いは加速していくのだった。


ゼノン君は恋人のクロトアを自殺に追い込まれたために復讐鬼になりました。

当人たちを抹殺した後も溜飲は下がらず世界そのものに憎悪を向けてしまいました。彼らは意味深な発言を残して消えてしまいます。


シルクの〈ディヴァイン・コマンド〉はステータス値を自在に操れるために

ゲーム内でも最強に数えられるユニークスキルです。

本来一度設定したらアイテムを使わない限りステータス配分はそのままの仕様なので。


しかしデスゲーム化してからは使い勝手が非常に悪いです。

極端な話、耐久値を1にして攻撃と速度に全振りもできますが

その間もHPは減り続けるために格下の横やり一発で死に直結する可能性があります。

コンテュニューが効かないデスゲームでは即死しないよう中途半端な配分になりがちですね。


ただ防御に回っている間は速度や攻撃値を捨てて耐久値に全振りできるので

タンクとしてシルクは非常に優秀でした。

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