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86. イフナイ会戦(3)疑心から確信へ


『ウォ!』


 サルト側の魔導師隊リーダーのゴルトムントは、ゾクリとする衝撃を覚えた。

配下の者達を見れば、膝をつく者、杖を取り落とす者、果てはその両方という者までいる。魔法攻撃のために精神集中し、詠唱をしている最中の突然の衝撃。


 「どうされました?」


 詠唱を全員揃って中断したため、側にいた護衛隊の者が思わず声を掛けてくる。こいつらには分からんか。ゴルトムントは大きく目を見開いたまま、沈黙を守る。

 すると、横からクラウス女史が、何とも不安げに声を掛けてきた。


「これは、ひょっとして昨日のテチスとの打ち合わせの際に出ていた、異常種による魔力波なのではないでしょうか?」


 ウィンター卿も相槌を打ちながら話す。


「間違いないでしょう。明らかに人外の魔力波ですね。私は以前、魔の森の近くで一度だけこの様な衝撃を受けた事があります。」


「そうか、昨日テチス側の言っていた事は真実だったわけだな・・・

まあ、良い。それなら、今の魔力波はテチス側でも間違い無く感知しているだろうから、お互いしばらくは回復待ちとなるであろう。」


 ゴルトムントは、そう言いながら、配下の魔導師達の様子を窺う。皆、かなり動揺した様子。しばらくは精神集中を伴う魔法の発動は困難な様に見える。

自分自身も動悸が激しく、少々きついというのが正直なところだった。


 他に選択肢はなく、そのまましばらく待機するしかなかった。

ほどなくして、護衛隊で砂時計の管理を任せている兵士が、片側に砂が落ち切った砂時計を反転させると宣言した。


「攻守交代です。後攻側のターンとなります。」


 それは、魔法合戦開始以来、人の脈100回ごとに続けられていた宣言。

しかし、その直後に、見張り役の兵士が叫ぶ。


「テチス側、揃って杖を構えています!」


 思わず、敵側に目を凝らす。確かに全員が杖を構えている様に見える。

そして、その直後、10個の火球がこちらに向かって飛翔してきた。

 ゴルトムントはその予想外の事態に、大きく目を見開く。


 テチス側から大胆な前進を披露され、こちらも長槍隊を少しばかり前に出していたが、今回の火球の一部はその長槍隊にも落下した模様だ。

 さしたる被害は無さそうだが、陣形が乱れているのが見て取れる。


「何故だ! 何故、テチス側は魔法が撃てる! さっきの魔力波が何ともないのか?まさか、異常種を飼い慣らして好きに魔力波を・・・いや! それは有り得ぬ!」


 ゴルトムントは思わず呻いていた。側近2人も側で首を振っている。


 実際のところはレオの魔力波のせいであり、テチス側は何も知らない。

サルト側のターンで、魔法が放たれなかった事を不審に感じたものの、未だ怒りの収まるはずもないカーンが、魔法発動を命じていたのだ。


 しばらくすると、時計番の兵士がまた攻守交代を宣言した。

しかし、今度の自分達の攻撃ターンの間にも、魔法発動が出来るとは思えない。

 まだ、十分に回復は出来ていない。配下の者達の強張った表情を見れば、それは明らかであった。そして、何が起きているのか、依然、見当がつかないままだ。


 かくして、相手方から一方的に魔法を撃たれるだけで、こちらからは反撃のための魔法を撃てないという無念さと、ともに回復を待つという約束を踏みにじられた憤りによって、ゴルトムントは予想外の命令を下した。


「弓兵隊! 敵に弓矢の斉射を1回浴びせよ!」


 こちらもテチス同様、魔導師隊に帯同している騎士団員が、やや驚きながらも復唱すると、弓兵隊の指揮官に伝達する。

 その直後、1000本の矢がテチス側の前衛部隊に降り注いだ。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 この時、矢を放ったサルト弓兵隊からテチスの長槍隊までの距離は、約200歩。

もちろん、個々に狙って当たる距離ではない。山なりに放った弓矢は、矢数の多さが勝負の斉射であったが、もちろん当たれば無事では済まない。


 それでも、まだ陣形を維持して盾を並べている長槍隊には損害は無く、懲罰隊の一部に被害が出た程度に留まった。


 このサルト側からの弓の斉射に対し、テチス側も半ば反射的に応射を行う。

本来なら、2つの弓兵隊集団の中間後方で戦局全体を監視している弓兵隊総指揮官なのだが、今回はそうした場所を魔導師隊に占められたため、左翼弓兵隊の後方で指揮を執っていた。それは、偶然にもレオのすぐ後ろだったりする。


 「敵陣に向けて、斉射1回!」


 総指揮官はそう命じると、配下の者に旗を振らせ、離れた位置にいる右翼弓兵隊にも合図を送る。


 この時点で、弓兵は正規の攻撃隊形を整えていた。前の者が、出来るだけ後ろの者の邪魔にならぬ様な配置である。


 1段目、2段目の者達は片膝を着いて姿勢を低くし、後方の3段目、4段目の者達は立った状態。

2段目から4段目までの者達は、前の段の2人の中間位置に陣取る形にして、互い違いの配置となる様にするわけである。


 「各自、己の届く範囲で適切な目標に向けて放て!」


 左翼弓兵隊の指揮官が、そう命じた後、具体的な号令を掛ける。


 「矢を番え!」


 なるほど、これは分かりやすい。レオはそう思った。そして、先ほどから右手に握り締めていた鋼の矢を、弓に番えた。ここが敵の魔導師まで300歩の距離と知った時から狙ってやろうと思い、矢筒から抜き取っておいた虎の子の鋼の矢。


 「弦引けー!」


 レオは身体強化を使って、全力で弓弦を大きく引き絞る。


 「狙えー!」


 ここぞとばかり、レオは灰色ローブの固まっている場所を狙う。

まあ、見事命中とはいかないだろうが、その近辺には間違いなく届くだろう!


 「放て!」


 その言葉と同時に、レオは鋼の矢を解き放った。

目一杯引かれて解放されたレオの黒弓の弦は、周囲を圧する独特の音を残す。

 さらに、矢の飛び行く軌跡もまた凄まじい。


 テチス側の弓兵達は、有効打として飛ばせる200歩の距離内にいる敵に向けて、サルト側と同じ様に山なりの矢を一斉に放った。その様に放たれ、集団となって空を行く1000本の矢の下側を、1本の黒い矢が一挙に抜き去った。

 その黒い矢は、明らかに1000本の矢の遙か先へと飛んで行ったのである。


 レオの周辺の者達が思わず目を剥く。

直ぐ後ろで全体を見ていた総指揮官も、一瞬言葉を失った。斉射1回という指示が完遂され、新たに指示を出す必要も無くなったせいなのか、それとも弓兵上がりで単にレオの弓に興味を覚えただけなのか、総指揮官は思わずレオに歩み寄る。


 そして、背後からレオの黒弓を興味深く見つめる。

レオに、その弓は一体何だと声を掛けようとした瞬間、後方からの罵声によって、弓兵隊総指揮官のレオへの質問は遮られたのだった。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 サルトの魔導師隊の前で大楯を持って警戒に当たっていた兵士は、その異常な矢に気づくと、即座に移動し盾を構えた。残念ながら目測を少々誤り、盾を身体からかなり横へとずらした状態で矢を受け止めた。無様だと自分でも思った。


 しかし、その無様さのおかげで、彼は助かった。

矢は、盾などそこに無かったかの様に、あっさりと貫通すると草原に突き刺さっていた。彼が身体の真正面に盾を構え、盾の中心で矢を受け止めていたならば、彼は無事では済まなかっただろう。どっと冷や汗が出る。


 しかし、それ以上に衝撃を受けたのが、周囲の魔導師達だった。

誰もが引き攣った顔で、草原に突き立っている黒い矢を見つめていた。


 護衛隊の騎士が駆け寄り、地面から矢を引き抜く。そして、そこで固まった。

同じく、そこへやって来た護衛隊指揮官が、どうしたと声を掛ける。


「鋼です! 鋼の矢なんです! 敵は300歩の距離から、これを撃って来たんです。」


 騎士も敵の弓兵隊が矢を放とうと構えた段階から注視していた。間違い無くこの矢は、敵の弓兵集団の中から放たれていた。


 騎士からその矢を受け取った指揮官は、その手で鋼の矢の重みを確認しながら、騎士に向かって問い質す。


「バリスタか? 器械仕掛けの大弓なのか? 弓兵が使う普通の弓で、こいつをここまで飛ばすのは流石に無理だろう。」


「バリスタではないでしょう。今回は禁止されていましたし、あれは大きくて目立ちます。それに、バリスタなら矢はもっと大きくて短槍ほどです。こいつは、大きさだけは普通の矢と同じですから。」


 そこまで話したところで、はっとした顔をして目を見開くと、騎士が叫ぶ。


「きっと、小型のバリスタを作って持ち込んだに違いありません。何人か前に立たせれば隠せる様な小さな奴を。だから、矢も短槍ではなく、普通の矢の大きさなんでしょう。でも、威力はこのとおり、鋼の矢を300歩先まで飛ばせるわけです。」


 残念ながら、完全に間違った推論だった。しかし、ここでは完全に理に適っていると皆、納得したのである。そして、その推論がどうであれ、肝心な事は、この矢が少しばかりずれていれば、魔導師の誰かが死んでいたという厳然たる事実。

 そして、この鋼の矢が再び飛んで来るかもしれないという事は、誰も否定出来なかったのである。


 若い魔導師達は皆、青ざめ、不安げにリーダーであるゴルトムントを見つめる。


 魔導師として貴重な体験が出来るし、身の安全も全く問題無いと言われて参加してみれば、詠唱を中断してしまうほどの強烈な魔力波を浴びせられた。

 挙げ句の果てには、遠方から鋼の矢を撃ち込まれ、危うく死ぬところであった。間違い無く、敵はこちらを殺す気満々なのだ。


 もはや、ゴルトムントの心の中ではカーンに対する疑念が、最大限に膨らんでいた。そもそも魔法合戦とは一体何だったのかと。


 カーンが魔導師としての己の名を高めるため、古典から掘り起こして来たもの。そして、彼の虚栄心を満たすもの。ドルトムントは、そう考えて納得していた。


 しかし、果たしてそうだったのか?


 今日の、ここまでの動きを見れば、明らかにテチス側は自分達サルトの魔導師を意図的に狙っているとしか思えなかった。


 魔力波とその後の合意破り、鋼の矢、そういった不可解な事例が続出した。

そして、ドルトムントの中で、とある考えが閃いた。真相が見えたような気がした。魔法合戦などというものは、茶番であり、罠だったのだ。自分達、サルトの宮廷魔導師を戦場におびき出し、壊滅させるための “餌” だったのだと確信した。


 敵の最強戦力を重点的に狙うのは、戦いの基本。

それくらいの事は、ドルトムントも知っている。では、サルトの最強戦力とは何かと言えば、それは自分達、魔導師なのは間違い無い。少なくともドルトムントは、そう信じている。魔導師の矜持として、そこは譲れない考えであった。


 すると、この場にいる事が如何に危険で、カーンの思う壺なのかに思い至る。

周囲を見れば、配下の魔導師達の不安げな視線が、自分に注がれていた。

鋼の矢に対して、護衛隊の大盾の防御はまったく役に立たなかった! そう、再度攻撃されたなら、守る術は無いのだ! 一刻も早く、この場を離れるしかない!


「さがれ! さがるのだ!」


 カーンに一杯食わされたという悔しさと、鋼の矢という現実の恐怖を前にして、ドルトムントは、思わずそう叫んでいた。


 彼は、魔導師とその護衛隊の面々に命じたつもりだった。

しかし、彼はこの時、自分の戦場での立場を完全に失念していたのである。


 それは、サルトの総司令官による撤退命令が戦場に響き渡った瞬間だった。

まさに、戦場に吹いた一陣の風だったのである。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 「貴様! 自分が何をしたか分かっておるのか!」


 レオの黒弓について話を聞こうとしていた弓兵隊総指揮官だったが、背後から、そう罵倒されて振り返った。彼がそこで見たのは、鬼の形相で息を切らしながら、彼を睨み付けている魔導師カーンの姿であった。


 「なぜ、撃った! なぜ、勝手に弓を撃ったかと訊いている!」


 弓兵隊の総指揮官は、敵が矢を斉射して来たので、こちらも応射するのが戦場の不文律だと釈明する。この言葉に、現場にいる弓兵隊の兵士も皆、頷く。


 しかし、元からご機嫌斜めのカーンが、これで収まるはずも無かった。

何せ、魔法合戦実現のためのこれまでの彼の労苦、そして彼の美学をすべて台無しにする行為だと、断じていたのである。只人の独断専行など許せなかった。


 かくして、カーンによる壮絶な罵倒が延々と始まる。弓兵隊総指揮官の人格を全否定する苛烈極まる罵倒。そして、まったく無意味な罵倒。聞くに堪えなかった。

どうやらカーンは、長年の慣行により、相手を罵倒する行為に酔っていたらしい。


 同行していたウォルフが、思わずその罵倒に割って入る。

同僚である弓兵隊総指揮官を助けたいという気持ちも確かにあったが、それよりも遙かに重要な事があった。


「魔導師カーン! 敵陣を見てください! 明らかに陣営に乱れがあります。」


 それは、ドルトムントによる不用意な一言から始まった混乱であった。

魔法合戦の馬鹿馬鹿しさや、先ほどの尻出し道化師の出現で、すっかり戦意を()えさせていたサルト側の前衛部隊が、総司令官の撤退宣言をこれ幸いに、後退を始めていたのだ。


 一方で、サルト側本隊の騎士団関係者は、このタイミングでの後退など常識的に有り得ないと考え、後退するなと叫び、むしろ本隊を前に押し出そうとした。

 結果として、狭い路地での押し合いへし合いに似た混乱が現出していたのだ。


 しかし、カーンはウォルフの進言など、全く以て聞く耳を持たない。

只人による戦いの勝利など、彼には何の価値も無かったからである。ウォルフを、それがどうしたと言わんばかりに睨みつけただけで、罵倒は続く。


 まさにこの時、テチス、サルト両軍の司令塔は、ともに完全なる破綻状態に陥っていた。

 それは、魔導師という戦いの素人を総司令官に据えた、根本的な矛盾が露呈した瞬間だったと言えるだろう。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 騎士団長であるフォークスがやって来たのは、まさに、そんな時だった。

カーンによる100歩前進の無意味な命令に危惧を覚え、急遽、魔導師隊の説得のために本隊中央から足を運んで来たのである。


 彼もまた、敵陣の乱れには既に気づいていた。今こそ、千載一遇の好機と、自分の勘が告げていたのだ。時機を失わないためにも、ウォルフと共にカーンの説得を試みる。


 しかし、カーンの態度は変わらない。むしろ、フォークスとウォルフが必死になって説得するほど、この状況を楽しんでいるとしか思えない態度をみせる。

 カーンの後からついて来ていたワイルとボンドの2人の魔導師も、調子に乗ってカーンに合いの手を入れながら、これ見よがしに只人を貶して喜んでいた。


 周辺には、他の魔導師達も集まり、どうしたものかと見つめている。

一方、左翼の弓兵隊の面々は、すぐ背後で始まったカーンによる自分達の指揮官への、あまりにも理不尽な罵倒ぶりに怒りを覚えていた。ふざけるなと。


 そして、それはまた、この部隊に合流したばかりのレオも同じだったのだ。

彼から僅か10歩ほどの場所で、彼を今朝、理不尽にも実戦部隊送りにした魔導師のワイルや、そのお仲間たちが、今再び不条理な世界を目の前で構築しているのだ。


 もう、たくさんだ! レオは、心の底からそう思った。


『ふざけるな!』 レオは静かに怒りを滾らせ、鋼の矢を手にする。


「この軍の総司令官は、依然、この私なのだよ! 私の命令は絶対である!」


 『ふざけるな!』 レオは、鋼の矢を黒弓に番える。


「確か戦場での命令違反、命令不服従は、極刑であったな。」


 『ふざけるな!』 レオは、黒弓の弦を力の限り引き絞る。


「弓兵隊は思わず応射するほど戦意が高いそうだ。ならば、突撃してみるかね?」


『ふざけるな!』 レオは、ピタリと狙いをつける。


「私は、只人の勝敗などには、何一つ興味は無いのだよ。」


『ふざけるな!』 レオは、鋼の矢を解き放った。


 ◇  ◇  ◇  ◇  ◇  ◇


 「私は、只人の勝敗などには、何一つ興味は無いのだよ。」


 その一言で、フォークスは決断した。このままでは多くの命が無駄になる。

この場で殺すのは、流石にまずい。ならば、殴り倒して意識を刈り取ろう。


『戦場の “気” に当てられ、魔導師カーン自失! よって、指揮権を引き継ぐ』


 こう宣言すれば問題無かろう。もう、そうするしか無い!


 フォークスが前に踏み出そうとした、まさにその瞬間だった。

カーンが、その場に崩れ落ちたのである。そう、まさに、糸で吊った操り人形の糸を、全部いっぺんに切断した様な、そんな奇怪な倒れ方だった。


 誰もが、何が起きたのか理解出来なかった。

しかし、1人だけ会心の笑みを浮かべている男がいた。


 レオは練りに練った膨大な魔力を、黒弓に鋼の矢を番え、引き絞り、解き放つというイメージで、カーンの胸を目がけて撃ち放っていたのである。それはかつて、魔の森で罠に掛かって暴れている魔鳥に放った魔力波を超えるものであった。


 一瞬、事態の急変に呆気にとられたフォークスだったが、直ぐさま切り替える。

この辺りは、人や魔物を相手に多くの実戦経験を積んできた軍人ならではだ。


「戦場の “気” に当てられ、魔導師カーン自失! よって、指揮権を引き継ぐ」


 そのフォークスの宣言によって弓兵隊から歓声が挙がる。その歓声により再起動を果たしたのか、女魔導師ボンド卿が叫ぶ。


「駄目です! まだ、指揮権は魔導師隊にあります! カーン様! カーン様!」


 その場に片膝を着き、カーンの肩と腕を掴むと、仰向けにしながら必死にカーンを揺さぶる女魔導師。しかし、カーンは全く反応しない。


 ふと、目を転じれば、彼のズボンの股間には黄色の染みが広がりつつあった。

その染みは、純白のズボンの中に、一際目を引く異彩を放っていたのである。


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