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君へ  作者: ミケ
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2章

ミケです!是非楽しんで下さい!

「おはよう、昨夜は良く寝れた?」

良昌が問いかける。

「あぁよく寝れたぜ!それに勉強も万全だしな!見てろよ」

と、答える。

「それでは始め!」

静寂を切り裂くその声とともに皆がカリカリと書き始める。俺も悩みながら書いていきあっという間に時間が過ぎる。

チャイムとともに大声で「それではやめ!」

その一声とともに皆が用紙を出していく。

テストが終わり、家に帰っている途中後ろから

「竜也!どう?上手くいった?」

と笑顔で良昌から問いかけられる。

「あぁ間違いなく赤点は回避したぜ!なんだその…色々とありがとな」そう言い笑うと走って家へ帰る。

そしてテスト返却の日になる。

中間テストが一斉に返却される。

結果を見ると1枚のテスト以外に0が書かれていた…

「嘘…だろ…」

真っ白になった頭を必死に回転させる。

解散になったあと校長室に駆け込む。

「おい!前田校長!」

と怒鳴りながら部屋に入る。 

コイツは前田忠敬谷高の校長だ。

「何だね!?急に」

と驚きながら答える。

「このテスト正解の部分までバツになってる上に1枚0点ってどういう事だ!」

と怒鳴る。

「君の様な不良生徒が点数を取れる訳ないと色んな先生から意見が届いてね会議の結果で決まったんだ。私も君みたいな不良が点数を取れる訳が無いと思ってね」と答える。

俺が前田校長の胸ぐらを掴む。

そこにちょうど石黒が入ってくる。

「竜也やめろ!」 

と大きな声を上げ止めに入る。

「ふざけんじゃねぇやってられねぇよ!」

と部屋を飛び出る。

「竜也!待て!」

と言う石黒の声を無視して走り出す。

河川敷にて体育座りをしていると、後ろから声をかけられる。

「竜也どうしたの?テストは上手くいった?」

と聞かれる。

「うるせぇ!話しかけんじゃねぇよ!俺が何やっても無駄だったんだ…」そう涙ぐみながら答える。

「なにこれ!?私校長室に直談判するわ!」

と良昌が言うと

「余計な事するんじゃねぇよ!もう俺の目の前から消えてくれよ。校長に言われたんだ俺が何をやっても無駄だって…」

「そんな事ないわ」

そう言うと俺の唇に柔らかい感触が伝わる。

「一生懸命頑張ってる竜也素敵だったもの…

また頑張りましょう…」

と泣きながら抱きつき俺に声を掛ける。

「良昌…ありがとな…」

とだけ言い残し家に帰る。

次の日学校に向かう。

そうすると石黒に呼び出される。

「昨日はお前も大変だったな…俺が別件で対応している時に決まったんだろう。俺は知らなかったがお前と校長の話を聞いていて俺は校長に進言したよ。」

「俺の生徒を泣かせたんだ。こんな事次やったら俺が竜也の代わりにお前を殺してやる。ってな」

と答える

「確かに石黒のテストだけ点数があったよ。

そうだったんだなありがとよ。」

と答え教室へと向かう。

授業と勉強会を繰り返し俺は授業で指されても答えられる様になっていった。

とある日俺は良昌に聞いた。

「あの日のこと良昌どう思ってるんだよ」

「ん?さぁ何のことやら」

と話をそらされた。

授業の日

「神野!答えてみろ」

と指され答えを答える

「クッ…正解だ」

と国語の宮島が答える。

順調に日々が過ぎていく。

その頃には喧嘩をふっかけてくる奴も少なくなってきた。

そして期末考査の日がやってくる。 

「それでは始め!」

その声とともに皆が書き始める。




どうでしたでしょうか?竜也良い男ですね~

石黒との関係性そして良昌との関係性全てが

とても興味深いですね~少し短めですが是非次回をお楽しみに!

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