表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
壊れた少女の探し物  作者: マカロン@いずれリア充
9/11

今度こそぼのぼの終了?

前のサブタイトルをぼのぼの終了としたが

あれは嘘だ

海都ノストレアス

漁業により発展を遂げた皇国でも有数の産業都市

結構キレイなところでもあり

また、魔法学園があることで有名

夏は暑いが冬はそこまで寒くないためそこそこ人気でもある

隣のお姉ちゃんなんてもう目をキラキラさせながら海に釘付けだね

可愛いなぁ


「そろそろ着きますので降りる準備をお願いします」


「「はーい♪」」


おや、早いなぁ

出発から2日か

まぁ、良い馬車だったよ


「あれがノストレアス魔法学園の寮でございますよ」


ふむ、良いではないか

まぁ、ノストレアス魔法学園は入るのに大金がいるので平民ではなかなか入れない

更にそこそこ良い貴族様も多いため失礼の無いように豪華かつ広く作られている


「ではセラリス様はこちら1クラス用の寮へ、アラリア様はこちら2クラス用の寮へご案内します」


ふむ、こればかりは仕方がない

あれ?何で?って言いたいみたいだね

これには深い事情があるんだよ

不快な事にね……



_二日前


「えええええぇぇぇっ!?何でぇぇぇぇ!?」


「そうですよ、お父上。私とアラリアが別々なんて……」


そう、この日発覚したのが、私とお姉ちゃんで通うクラスが違うのだ

これは由々しき問題である

ノストレアス魔法学園は大雑把に言うとクラスごとに校舎が用意されている

つまりクラスが違うと校舎も違うのである!

おぉい

まぁ、皇立って事は皇国が管理してるって訳だから大きく見せたいのはわかるけどさぁ


クラスは1~7まである

簡単に言うと1は格外魔法

2は火属性

3は水属性

4は土属性

5は風属性

6は闇属性

7は聖属性


こんな感じである


お姉ちゃんは勿論1クラス

だが、問題の私は2である

何故?

答えは簡単だ

使い方が不明、効果が不明、使用魔力も不明

ハイ、以上


まぁ、後ろの二つは少し知ってるけど

問題は使い方ね

それに、《時》と《概念》は忘れろってお姉ちゃん以外の神殿にいた全員に圧を掛けられた

めっちゃ怖かった

だから忘れた

私しーらなーい


でも、問題は続く

私、何でも使えるんですぅ

そうです、二つの影に隠れてるけど全部使えるんですぅ

魔法は基本一人一つ適正がある

だからって使えない訳ではないけど著しく効果が低くなる

稀に、四属性適正というものがあるらしいけど

適正魔法とそれ以外の魔法の真ん中ぐらいの効果らしい

レアだけど

評価は低い

因みに私は6属性適正

えへっ


……と脱線した

つまり私は何処を入れるかが問題なのだ

それで、学園の人とか色々来て話し合った結果

2である

勿論反対したさ

でもね、大人の本気の圧を受けたら首が勝手に上下に動くのよ



と、まぁ色々あって納得させられたの

でも、休みの日は会いに行けるから……

不本意ながら私の学生生活はこうして始まるのであった



今回も終了しなかった

次回、ぼのぼの終了!?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ