1/11
序章
まぁ初投稿なのであれですけど読んでください
真っ暗な、ただ、少しも不快ではない暗闇の中
闇に沈む意識の中
懐かしい声が聞こえた気がした
それはとても綺麗で機械的な声だった
「貴方はドコカニアルナニカヲ見つけ出すこと……それが使命」
「あなたは死んだとしたもすぐに生き返るでしょう……」
「それが貴方に与えられた使命」
「それに、ドコカニアルナニカ……その情報は貴方が何を成すかによって自動的に開示されるでしょう」
ああ、これから始まるのは罰か遊戯か、それとも地獄か
不思議と不安は感じなかった
まぁ、何時か届くさ
それが例え何時になっても
「「それでは、行ってらっしゃいませ。貴方に良き出会いを……」」
よく分からないが
まずは一回目だ
割りと簡単かもしれない
このときはまだ何も知らなかった
なんて、楽観的な思考だったんだろう
それを私は何万年何十万年にかけて後悔することになるのだった
これは何処かに在る何かを探し続ける少女の話
長くなると思いますよ、長くね