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釘を刺す

しばらく優香とやり取りをしているうちに時間が経っていて、気が付いたら日付が変わっていた。


あ~、最初から電話で返しとけばよかったなぁと今更ながらに思いながら、スマホを充電ホルダーに戻そうとして、会社の後輩が月曜のプレゼン用の資料を作りかけのまま家に持ち帰っていたのを思い出す。


うーん。あいつちゃんとやってるかな? 結構粗忽なところがあるから一応、釘を刺しておいた方がいいかもしれない。


どうせ夜更かしついでと、後輩にもLINEを送る。



[KENTO]

おつかれ~! 資料のまとめは終わった? 疲れてるだろうけど、大事な資料だから間違って消したりしないようにこまめにバックアップは取っとけよ? もしなんか問題が起きたら早めに連絡すること。


[ひろき]

乙でーす(*`・ω・)ゞ

資料のまとめ終わりました! 完璧です! 月曜日、楽しみにしてください。プレゼンが上手くいったら奢ってくださいね?


[KENTO]

おっけ。社員食堂のAランチまでなら奢ってやる。ただし、資料の出来栄え次第な。じゃ、お疲れさん。ゆっくり休んでくれ。


[ひろき]

あざーすヽ(*´∀`)ノ



後輩との仕事のやり取りを終えてから、今度こそ僕は後顧の憂いなくベッドに潜り込んだ。


ずっとケータイの液晶画面を注視し続けていたからか、すっかり目が疲れてしまっていたので、すぐに僕の意識は薄れていった。




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