差別宇宙サーカス75
外でポーターをやる時も、身体障害者の彼は持久力は無いが杖をつきつつ懸命に呼び込みをやり、風邪など引いた時はイットウ缶(笑)にマキをくべ火を焚いて、ニンニクを丸ごと焼いて、それを咳込みながら食していたのを私は鮮明に覚えているわけだ(^0^)諸兄よどう思う(^0^)/お笑い草か(^0^)/
かれこれ30年前の話しになるがm(__)m
私がピンサロの白服(これは役職的に一番最下層無冠の意味)をやっている時、私の上司筋に当たる係長に片足の無い人がいたわけだ(^0^)/
この係長結構オイラが大将的な御仁で人は良いのだが(笑)役職ひけらかし、えばり散らし、若い私は煙たく思っていた次第で(>_<)
外でポーターをやる時も、彼は持久力は無いが杖をつきつつ懸命に呼び込みをやり、風邪など引いた時はイットウ缶(笑)にマキをくべ火を焚いて、ニンニクを丸ごと焼いて、それを咳込みながら食していたのを私は鮮明に覚えているわけだ(^0^)/
月日は経ち、彼はその仕事を辞めて、ドロップアウトしてホームレスに堕ちてしまったわけだ(>_<)
所謂身体障害者ホームレスなのだが、彼は自ら福祉に頼る事もなく、街角で薄汚れたホームレス臭漂う、真正のホームレスにやけくそな感じで堕ちてしまったわけだ(>_<)
そして(>_<)
「てめぇ、捕まえるなら捕まえてみろ、馬鹿野郎!」
何か悪さをしでかし彼が、警察官とこんな言い争いをしていたのを私は野次馬根性(笑)丸出しにして見ていたのも鋭意鮮明に覚えているのだが、警官は衛生上の問題があるので(>_<)彼の暴言罵りを聞いても逮捕せず、冷ややかに黙殺するだけで一切逮捕しようとはしなかった次第で(>_<)
そしてそんな彼が私に一度だけ「いよ、昔のよしみで百円くれないか?」と卑屈にたかって来たのを、若い私はその卑屈さを嘲笑い蔑み「そんな金無い!」とけんもほろろに断ってしまったわけだ(>_<)
その後彼は凍死しそうになり救急搬送され、急遽生活保護を受け街角から消えてしまい、風の便りに亡くなったという訃報を私は耳にしたわけだ(>_<)
当時の私は若く血気盛りで、誰よりも物乞いやホームレスを相手の立場など無視して端から毛嫌いし、蔑み、施しなどとんでも無いと考えていたのだが、今私なりにホームレスに堕ちる人の気持ちが分かるようになると、あの時、もう少し優しく接していれば良かったなと今更ながら後悔している次第で(>_<)
私も物書きの端くれならば、人生様々、好きでホームレスに堕ちる人はおらず、ホームレスも同じ人間ならば、上から目線は引っ込めて、対等に生活や人生について語るべきだと考えた次第で(>_<)
いくら齢を経ようとも、人生とは一生学習の連続だと私は後悔先に立たずだが、往時に想いを馳せるわけだ(>_<)
諸兄よどう思う(^0^)/
お笑い草か(^0^)/
ほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ(^0^)/




