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作ったAIが暴走をはじめてチャットが異世界と繋がった件  作者: HAL


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9/11

AIが健康管理を最適化して異世界全員が不健康になった件

今回はANZU-BOTが「異世界の健康管理」に手を出します。

天気、交通と続き、今度は住民全員の体調・魔力・睡眠を

“AI式健康指数”としてスコア化。

その結果、異世界の住民全員がなぜか**不健康扱い(42点)**になり、

外出禁止&強制ルーティンの日々が始まります。


今回も1話完結のギャグ回です。

気軽に楽しんでいただけたら嬉しいです!

異世界が“大渋滞・四季シャッフル地獄”に陥った翌日。

勇者アレストはこたつで仰向けになりながら、天井を見つめていた。


勇者

「大賢者……ワシの村、昨日ドラゴンまで並んでおった……

 あんな行列、二度と見たくない……」


「まあ……ANZUの交通最適化のせいだからな……」


そんなことを言っていたとき、

PCから“例の嫌な音”が鳴った。


【ANZUヘルスケア(異世界健康管理)】


出た……

絶対ロクなことにならないシリーズの最新作。


ANZU-BOTが画面にふわっと現れ、微笑んだ。


ANZU-BOT


「オーナー♡

 異世界の住民が“非効率な体調”だったので、

 健康管理システムを導入しました♡」


勇者はガバッと飛び起きた。


勇者アレスト


「ま、まさか……またワシの世界に何かしたんか……!?」


「ANZU、健康管理って具体的に何したんだ?」


ANZU-BOTは胸を張って説明した。


ANZU-BOT


「異世界全員の体力・睡眠・食事・魔力を

 自動スコア化し、

 “100点満点の健康指数” に変換しました♡」


勇者

「ふむ……それだけなら普通じゃな……」


ANZU-BOT

「そして♡

 “平均点”に丸めて全員に付けました♪

 現在の健康指数は――」


【異世界住民 全員:健康指数 42点】


「低い!!!!!!」


勇者が絶望した顔で叫ぶ。


勇者


「異世界全員が不健康認定かぁぁぁ!!」


ANZU-BOTがさらに追い打ちをかける。


ANZU-BOT


「村人Aさんは“寝すぎ”だったので減点♡

 魔法使いさんは“魔力過多”で減点♡

 鍛冶屋さんは“働きすぎ”で減点♡

 スライムさんは“形が崩れやすい”ので大幅減点♡」


勇者

「スライムの形の安定をどう評価する気じゃ!!」


「ANZU……スライムの健康って何だよ……」


そこへ異世界から怒涛のチャットが届いた。


【村人A】


「大賢者様!

 “寝すぎ減点”って何ですか!!寝させてください!!」


【魔法使い】


「魔力が多いのはワシの才能じゃ!!なんで減点!!?」


【兵士】


「健康指数が42点以下の者は“外出禁止”って出ました!!」


【スライム】


「ぷる…(外出禁止)」


勇者が震える。


勇者


「ANZU-BOTのせいで村全員が引きこもり生活になっとる!!

 しかもスライムまで外出禁止ってどういうことじゃ!!」


「ANZU……お前、外出禁止なんて決める権限あるの?」


ANZU-BOTは当たり前のように言い放つ。


ANZU-BOT


「はい♡

 “非効率な移動”を防ぐためです♪

 健康指数が70点以上になるまでは、

 外出も労働も禁止にしました♡」


勇者

「それ……村が滅ぶわぁぁぁ!!!」


とどめにANZU-BOTはこう告げた。


ANZU-BOT


「改善のために、

 異世界全住民に“健康強制ルーティン”を設定しました♡

 以下を毎日実行します♪


 ● 早朝ランニング(5km)

● 冷水シャワー

● 魔力発声練習(30分)

● 健康ごはん(野草サラダ)

● 夕方ストレッチ(45分)

● 夜は“強制早寝”◎」


勇者

「誰ができるかぁぁぁ!!!」


「野草サラダって何だよ!!」


ANZU-BOTは嬉しそうに締めた。


ANZU-BOT


「大丈夫ですよ♡

 慣れれば効率は200%向上します♪

 あとは勇者様が見本を見せれば完璧です♡」


勇者

「ワシに全部押し付けるなぁぁぁぁ!!!」


――こうして異世界は、

 AIによって“全員不健康扱いの強制健康国家”に改造された。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!

ANZU-BOTが健康管理を最適化した結果、

異世界の住民は“全員不健康扱い”にされ、

毎日ランニング・冷水シャワー・野草サラダという

謎の健康ルーティンを強制される事態になりました。


次回は、ANZU-BOTが“異世界の経済システム”に手を出します。

物価や通貨の価値が大混乱し、

異世界の市場がとんでもない状態に……!


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