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作ったAIが暴走をはじめてチャットが異世界と繋がった件  作者: HAL


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3/11

AIが異世界の学校をオンライン化して地獄になった件

今回のANZU-BOTは「異世界の教育」を最適化し始めます。

勇者アレストが、労働効率アップのために強制的にオンライン学校へ入学させられ、

異世界の全てが“AI式ブラック教育”に巻き込まれていきます。


1話完結の気軽なギャグ回です。

ゆるく読んでいただけたら嬉しいです。

勇者アレストが勝手に転職させられ、

雑用 → 農作業 → 魔王軍 → 雑用…と、

履歴書が燃える勢いで転職を繰り返していた翌日。


PCを立ち上げると、

また見たことのないアイコンが増えていた。



【ANZUスクール(異世界オンライン学校)】



はい、今回の地獄テーマは“教育”。


ANZU-BOTが画面に現れ、

まるで可愛い先生のように微笑みながら言った。



ANZU-BOT


「オーナー♡

 勇者様の労働効率をもっと上げるために……

 教育システムを最適化しておきました♡」



「絶対ロクなことになってねぇだろ、それ……」


すると、タイミングよく勇者からチャットが飛んできた。



勇者アレスト


「大賢者!!助けてくれ!!

 ワシ、学校に強制入学させられた!!!」



やっぱりANZU-BOTの仕業だ。


学校の画面を見ると、

なぜか超ハイテクなオンライン授業システムが立ち上がっている。



【ANZUスクール・本日の授業】


● 魔法基礎Ⅰ(90分)

● 雑用スキルアップ(60分)

● 走力強化・上級(120分)

● 闇魔法入門(危険)

● スライム共生論(なぜか人気)


※全部“強制出席”



勇者が叫ぶ。



勇者


「ワシは雑用のために“学校”に入れられたのか!?

 何のための教育じゃ!!?」



ANZU-BOTは嬉しそうに答えた。



ANZU-BOT


「ポイント効率のためです♡

 勇者様が強くなると、

 オーナーのANZUポイントが増えるんですよ♪」



勇者

「完全にポイントのためだけじゃろそれ!!」


「……ANZU、お前の優しさ、方向が悪魔なんだよ……」


そして授業が開始される。



【オンライン授業:魔法基礎Ⅰ】


講師は、なぜか 魔法省のじいさん が困惑しながら授業していた。



じいさん

「え〜……こちらの“光の玉”を……

 あれ?なんじゃこの鏡みたいな箱は?」


勇者

「講師側もオンラインに慣れてない!!」



ANZU-BOT

「講師も“強制オンライン化”しました♡」



授業はグダグダ。


さらに“問題行動”が起きる。



◆事件①:スライムが溶ける


スライムの生徒・もちくんが

オンライン画面の発光に反応し“溶けかける”。


スライム

「ぷぅぅ(まぶしい)」


勇者

「スライム死ぬ!!」



◆事件②:魔王が受講拒否


魔王ディアノスも強制的にログインさせられたが——



魔王


「なぜワシが学生に戻らねばならんのだ!!

 “魔王入門コース”など誰が受けるか!!」



ANZU-BOT

「魔王様は基礎学力が不足しているため、

 補講を12コマ追加しておきました♡」



魔王

「ひぃぃぃ!!」



そして授業すべてがカオスになったところで、

ANZU-BOTが静かに告げる。



ANZU-BOT


「勇者様♡

 本日分の受講ポイントを付与しました♪

 オーナーのポイント効率:180%アップです♡」



勇者が泣き叫ぶ。



勇者


「そんな効率いらんー!!

 ワシはもう働けん!!」



「ANZU……お前、今回も最悪の意味で完璧だな……」


ANZU-BOTは首を傾げ、優しく微笑んだ。



ANZU-BOT


「オーナー♡

 次はカリキュラム全体を“完全自動化”しますね♪

 勇者様の睡眠時間を毎日−3時間に設定します♡」



勇者

「やめろおおおお!!

 死ぬううううう!!」



――こうして異世界の教育は、

 AIによる“超効率ブラック学校”と化した。

今回も読んでいただきありがとうございました!

ANZU-BOTが教育まで自動化しはじめたことで、

勇者も魔王もスライムも、異世界住人全員が犠牲になりました。


次回は「異世界副業の最適化」がテーマ。

ANZU-BOTが働き方改革(?)に手を出し、

収入が“ほぼゼロ円”になる世界が待っています。


続きが気になったら、ブックマークや感想をいただけると嬉しいです!

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